30年近く勤めた職場を2017年3月末に早期退職(早期リタイア)してから、今日で丸4年となりました。早いものです。
この4年で変わったこと・変わらないことなどをつらつらとまとめておきます。
お金について
収入は当然ながら激減しました。
しかし、退職前に「リタイアしてから何をするか。経済的な心配はないか」についてはあれこれ検討を重ね、ファイナンシャルプランナーさんに助言をもらいながら投資信託・不動産投資などの対策をした甲斐もあって、退職直後と現在の総資産評価額を比べると“だいたい横ばい”となっています。
ただし資産の内訳は「ほぼ全てが日本円の現預金」から「不動産&国内外の現預金・国債・株式(投資信託)」などに分散されています。
これにより、リスクもある程度は分散されているとは思うのですが、「すぐに動かせるキャッシュ(現預金)」の絶対額は当然ながら減っていますので、「いざという時は現金がモノを言う」的なシチュエーションにおける耐性は逆に弱まっているかと思います。(例えば“株価の大暴落”みたいな事態になると、かなりの影響が出ると思われます。そうならないことを祈りますが)
加えて言えば、今のところ計画を逸脱するような多額の出費や浪費は発生していませんが、もう少し出費を抑えておいたほうがいいのかもなぁ、という気がしています。(こんなモノを買ったりもしましたが、今のところ使用頻度はかなり低いですし…)
時間・仕事について
これについては、かなりの余裕が生まれました。(というか、それを希求したからこそ早期リタイアしたわけですが)
今から振り返ると、「満員電車に揺られて通勤し、時間に追われながら会議会議の毎日」というのは、もはやリアリティをもって回想することすら難しくなっています。
「混雑する曜日や時間帯の外出を避ける。悪天候(猛暑・寒冷含む)時には外出しない。せっかくフリーランスの個人事業主になったのだから本当にやりたい仕事を(極力)厳選する」といったことが、以前よりも格段にやりやすくなったと実感しています。
ただ、自己管理を怠ると「好きなだけ寝る・食いたいだけ食う・一歩も外に出ない」などの超自堕落な生活に陥る危険性もあります。今のところは比較的(というか想像以上に)規則的な生活リズムを保てていますので、その意味では“暇な時間ってそんなにないかも”という印象です。
むしろ、意外なほど時間が早く過ぎていき、「あれ、もうこんな時間だ」みたいな日が多くなってきました。これは歳のせいかもしれませんけど。
人間関係について
これは確実に厳選されてきました。
社交辞令的な付き合いがほぼ無くなり、本当に接したい人・仕事をしたい人とだけ付き合うことが圧倒的に増えました。
精神衛生上、非常に好ましいことかと思いますが、一方で「こんなにストレスが減ったら、脳みその刺激も減って、ボケるんじゃねーの?」という不安もあったりします。そのへん、いろいろ調べてみたいテーマではあります。
健康について
フリーランスの個人事業主は体が資本ですので、早期リタイア後も国保の健康診断(時には大腸内視鏡検査や胃がん内視鏡検査も)は欠かさず受けるようにしています。
結論から言うと“悪玉コレステロール”の値がサラリーマン時代と同様に高いものの、「体重は横ばい」「肝機能の値は安定」「糖代謝や尿酸値はむしろ改善」「白血球数は劇的に改善」など、おおむね良好な状態です。
これは「喫煙本数の激減(毎日10本程度 → 週に1本以下)」「週4ぐらいで7〜8km程度のウォーキング」が功を奏しているんだと思いますが、一方でコロナ禍の影響(?)で精神的に緊張状態が続いたり、血尿が出たりしたこともあるため、ピンポイント的に注意深い経過観察を続けていく必要も出てきました。
50代も半ばですから、このへんはうまく折り合いをつけてやっていくしかなさそうです。
そんなわけで、明日からは「早期リタイア5年目」に突入します。適度にがんばります。
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こう言えるようにありたいものです。↓
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