長引く残暑と早期リタイア

After/リタイア後
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全国的に、観測史上最も暑い夏が続いています。

私が住んでいる東京を例にすると、せっかく一時期涼しくなったのに先週ぐらいから再び35度以上の酷暑日となったため、体がなかなかついていけず、すっかりバテバテの方々も多くいらっしゃるかと思います。

私にとっては早期リタイアして2回目の夏ですが、もともと蒸し暑い夏が苦手なこともあり、「月曜から金曜までの毎日、ビジネスウェアに身を包んで、朝9時前に気温が30度を超える中で大汗をかきながら通勤する生活」から卒業したことを、こんなにありがたいと思ったことはありません。

 

それでもリタイア1年目の昨年は、退職や自営業開業にともなう色々な手続きや打ち合わせがあったため、夏場でも「暑い日中に外出しなければいけない用事」が少なくなかったのですが、2年目ともなるとそういう雑事も減り、「太陽が出ている間は極力外出を控え、自宅内でパソコン作業などを行ない、買い物や食事(そして、たまには飲み会)に出かけるのは日が沈んでから」という生活を送っております。

そんな中、「今後のリタイア生活のおくり方」についていくつか考えていること(考えざるを得ないこと)も発生してきましたので、簡単にまとめておきます。

 

 

その1:いつまで東京暮らしを続けるのか?

所帯を持たない(所帯がなくなった)単身の50過ぎのフリーランスのオッサンとしては、物価が高く、夏がクソ暑い東京で暮らす理由が、かなり希薄になりつつあります。

かと言って、縁もゆかりもなく、友人知人もいない地方に移住するのも勇気が要ります。

となると、「誰かとルームシェアでもして生活費を下げる」とか「夏だけどこか涼しい街で暮らせる体制を作る」という選択肢が浮上してくるワケです。

もちろん、ルームシェアには「今更誰かと(再び)一緒に住んで長続きするのか」という不安があります。

また「夏季限定移住」についても、今の生活拠点を残すのであれば居住関連費用がダブルで発生しますし、仮に拠点を残さないとすると季節ごとに住処探しを繰り返すことになりますので、今持っている家財道具の大半を処分でもしない限りは多額の転居費用が毎年発生してしまいそうです。

 

 

その2:夏限定実家に身を寄せる?

「その1」を突き詰めると、リタイアしてから頻繁に帰っている実家(東京よりは涼しい)を「夏場の生活拠点」にしてしまうというテが一番現実的な解決策なのですが、家族を都合よく利用するだけのような気もしますし、「いい歳してパラサイトシングルか」という家族からの反発だってあるかもしれません。

だいいち、30年以上別々に暮らしてきたのに、今更数ヶ月間も一緒に「仲睦まじくケンカもせずに暮らせる」のかどうか、ちょっとまだ自信がありません。w

そう考えると、クソ暑くて物価が高い東京ではありますが、当面は生活拠点の変更を考えない方が、まだハッピーなのかもしれません。

 

 

その3:フリーランスの仕事場所を用意する?

生活拠点を変えないとしても、パソコン作業をする場所を確保してみたいという欲求が湧いてきております。

一人暮らしなので、自宅で仕事すりゃぁいいじゃんというつもりではありましたが、「生活環境」と「仕事環境」を多少分離しておかないと、「4〜5日間、一歩も外に出ない。ひいては知らず知らずに浮世離れした人間になる」ような予感がします。w

そうなっても、それはそれで楽しめそうな気もするのですが、「さっきまで朝メシを食っていたテーブルでパソコン作業をする」のって、意外なほど思考回路が切り替わりませんし、「テレビ・ベッド」といった自宅特有の誘惑グッズもあって、仕事の効率があまり上がらないのがネックだと感じています。

手っ取り早いのは近所の「コワーキングスペース」を利用することなのですが、最低でも月額1万円程度の費用が発生しますので、あとは日々のカフェ代との見合いというところかと思われます。

 

 

その4:なんか、太ってきたんじゃね?

これがある意味、最も切実な問題かもしれません。w

リタイア後はサラリーマン時代のような通勤移動がありませんので、これまでなるべく意識して歩くようにしてきましたが、前述の猛暑対策によって、この夏場は在宅時間が極端に増えております。

その分、体を動かす時間も、汗をかく機会も激減しているわけですから、これで太らないハズがありません。

「最低でも1時間強、距離にして5km程度は歩く。それでも熱中症の心配をせずに済む」という以前の気候に早く戻って欲しいのですが、それで体重が元に戻るのかどうか…。

もしかすると、秋口ぐらいから真面目にパーソナルトレーニングでもしないと、取り返しがつかないことになるかもしれません。(^_^;)

 

 

ということで、いろんな意味で「お金・仕事・家族・健康」を考えされられる残暑ではあります。

 

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