もともとデスクワーク中心の“フリーランスの個人事業主”なので、今さら「おうち時間」自体に抵抗はないのですが、直接人と会う形での飲み会や打ち合わせが激減したため、ここ数ヶ月は「誰かと会話する機会が奪われ、おうちで悶々とする時間」ばかりが増えてしまいました。
(おかげで精神科さんから抗不安薬と睡眠導入剤を処方してもらう羽目になったりもしましたが)
で、どうせ家にいるなら、これまでとは違う過ごし方もしてみたいということで、電子ピアノ(CASIOさんのPX-S3000というモデル)を買ってみました。↓
(先日の「買いたいな」記事を実現させてしまったということです)
ワーキングテーブルの下にセッティング。かっこいい。
お値段は、サスティンペダルと合わせて約9万円。家電量販店で購入したので10%のポイントが付与されたため、実質は81,000円ほどとなります。
10万円以下で88鍵でピアノタッチ。しかもピッチベンドホイールだけでなく、各種モジュレーションをアサインできるコントロールノブが2つも付いてます。 これらの条件を満たす商品は、これ以外に見つけられませんでした。
デスク上には、これまた吟味を重ねて購入したMacBook Proもあるので、DTMで作ったイケてる楽曲を配信する日も近い。かも。(DTMにはピッチベンドホイールは欠かせません)
まずはその前に、Mac標準搭載のDTMソフト「GarageBand」の中にいるコーチ役のティムさんに、ピアノの基礎から教えてもらうのもありです。
しかも、「ドレミファソファミレド〜」みたいな超・基礎から習います。新しいメシの種になるのは一体いつ。
最も工夫を要したのが、通常のデスクワークとDTM環境の両立でして、ピアノを使わない時はこんなふうに鍵盤がワーキングテーブルに潜りこんでいき…。
最終的には電子ピアノ全体が天板の下に隠せるようにしてみました。
実は、この収納方法を確立するのが大変で…、
- ピアノの白鍵までの高さを73cm程度にしたい。
↓ - しかし、そもそもワーキングテーブルの天板の高さが73cmちょうど。
↓ - しかも天板の下に幕板があるため、このままではどうやってもピアノを収納させることはムリ。
↓ - そこで、ワーキングテーブル全体を10cmほど嵩上げすべく、継ぎ足を履かせる。
↓ - さらに、「電子ピアノを載せた時に、嵩上げされたテーブルの下にすべり込ませることができるぐらいの高さのオーバーベッドテーブル」を購入する。
という方法を採用するに至りました。
その結果、こんなスタイルが実現したわけです。↓
鍵盤の下に広がる黒い板が、オーバーベッドテーブル の天板です。
まぁ、こう書くと“いい感じ”だけが伝わってしまうかもしれませんが、この措置のおかげで「ワーキングテーブルの天板の高さが83cmになった」わけでして、これはデスクワーク用としてはさすがに高すぎだと思います。
幸い、ガス圧昇降式のビジネスチェアを使用しているので、「ピアノ演奏時は座面を最低まで下げて、デスクワーク時には座面を目一杯上げる」という運用でカバーできていますが、正直いうと「デスクワーク時には、イスの座面がもうちょっと上がってくれるといいんだけどな」というところです。
と、いろいろ課題はありますが、この調子で欲を出しすぎると「ビジネスチェアも買い替えだ!」になりかねないので、しばらくはこれで様子をみようかと思います。
いずれにせよ、電子ピアノやらオーバーベッドテーブル やらヘッドホンやら継ぎ足やらで、総額十数万円の出費となっていますから、マジで仕事で少しでも回収しないと…、ってな気分でいっぱいです。
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