フリーランス•50代独身男の賃貸物件お引越し。【その7:引越し業者の相見積もり編】

After/リタイア後
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新しい賃貸マンションの契約も済み、何十年ぶりに引越し業者さんを頼むこととなりました。

次に依頼するのが2年後になるのか25年後になるのかは定かではありませんが、気づいたことなど、いちおう記録しておきます。

 

一括見積もりサイトについて。

  • 私はSUUMOさんの「引越し見積もり」ページを利用しました。

  • おそらくどの比較サイトも似たり寄ったりだと思いますが…
    • 現住所の郵便番号と間取り
    • 引越し先の都道府県・市区町村・間取り
    • 引越し時期・引越し人数
    • 荷物量(任意)
  • ↑これらを入力すると、当該エリアで営業している業者さんのリストが表示され、その中からコンタクトを取りたい業者をいくつか選び、「名前」と「メアド」を入力・送信すると、各業者さんからメールで連絡がくる。というのが標準的な流れだと思います。

  • 任意で電話番号を入力する欄もありますが、いきなりセールス電話がかかってくることはない、と思います。
    (不安なら入力しなければいいだけですし)

  • そのかわり、選んだ候補業者さん(私は5社ぐらいをチョイス)からは「ぜひお問い合わせを! 弊社に御用命を!」のメールがけっこうたくさん送られてきました。

  • そのメールの頻度や内容は業者さんによって色々でして…
    • 入力した荷物量に応じて概算費用を提示してくれた会社
    • 業者が用意した「独自の見積もりサイト」を案内され、あらためて荷物量の入力を求めてくる会社
    • 訪問見積りに伺わせて下さい」とアピールしてくる会社
    • 朝・昼・晩ぐらいの勢いで同じような内容のメールをバシバシ送ってくる会社
  • ↑など、千差万別でありました。

  • 結局私はそれらの中から「全国規模で展開していてテレビCMも大量出稿している大手2社」と「たまに社名を聞く程度の準大手っぽい1社」、計3社に対して「訪問見積り」を依頼しました。
  • 「20㎡以下のワンルームマンション間での引越し」でもない限り、訪問見積りは絶対したほうがいいと思います。(電話のやりとりで最終料金を提示し、訪問見積りをめんどくさがるような会社は、避けるべきかと)

  • 私の場合、訪問見積は「同一日にまとめて。ただし各社ごとに時間帯はずらす。気になるポイントを事前にまとめた確認リストを用意し、各社にそれぞれぶつけてみる」というスタイルで臨みました。

  • 中には「料金の値下げをライブで競わせるべく、同じ時間帯に何社も呼びつけ」たりする人もいらっしゃるそうですが、先方も感情のある生身の人間ですから、あまりあこぎな事はやめておきましょう。
  • 以下、3社間の訪問見積りで差が出たところなどを整理しておきます。

訪問見積りで気づいたこと。

企業のスタンス

  • 名刺に個々人の(営業用)携帯電話番号やメアドを載せている会社と、営業所の代表番号・代表メアドしか載せていないところがありました。引越し業者さんの営業姿勢って、こういうところから既に異なっているようです。

営業マンの権限

  • 「料金、もう一声どうにかなりませんか?」と投げかけて、「その場で上司に電話」「持ち帰ってからお返事」など、対応が別れました。

  • で、私の場合ですが、こちらから「もう一声」とお願いする前に「ウチの見積りは2社目なんですね?。では、今この場でウチに決めていただければ、○万円まで下げます。3社目は○○引越社さんなんですよね? あそこは“2トン車のロング”がないから、お客様の荷物量だと『2トン車のショートを2台使う』と言うはずです。よって、間違いなくウチより高い値段になると思います。そのくらい、この即決金額には自信あります」と言い切ってくれた業者さんに発注させていただきました。
    (ちなみに、3社目の見積り内容は、この2社目の営業マンさんの言う通りとなりましたから、やはり競合さんの事情を知っておくのは強みになるようです)

以下、それ以外で気になった点とか差が出た点も羅列しときます。

クレジットカード払いの可否

  • かなりの金額になりますから、ポイントやマイレージを貯めている人は事前に確認しましょう。

  • 中には「カードだと、作業の○日前までに事前決済が必要」とか「AMEXは不可」などの会社もありましたから要注意。

洗濯機の設置

  • 3社とも「搬出は引越しスタッフが。新居での設置は専門業者が」と分担されていました。

  • その設置費用が“込み”なのか“別だて”になるのかは(場合によっては設置時に必要となる部品代についても)要確認です。

不用品の処分

  • 各社共通して「有料回収できるのはリサイクル家電のみ。粗大ゴミとなるような他の不用品の処理代行は禁止されているので対応できない」とのこと。知らなかったです。

スタッフ人数

  • 『すべておかませ』コースなら4人、『荷造りはおまかせ、荷解きはセルフ』なら3人、『どっちもセルフで我々は運ぶだけ』なら2人」と明確に提示してくれるところと、「どのコースでも3人」とか「当日の1便目の引越し内容により2便目の人数が決まる。最低でも3人以上」など、やや「?」な回答の会社に別れました。

新居の管理人室への作業届の提出

  • 「書式をもらえれば、事前連絡と当日の提出も含め、全部やります」「当日の提出はやります」「記入に必要な情報はお伝えするので、お客様から提出して下さい」と、三者三様。正式発注した業者さんは、幸いにして1社目でした。

IKEA家具の分解・再組み立ては保証対象外

  • これは3社とも共通してて、驚きました。

  • 「IKEAの家具では、部材の接合時に金属のナットを使わずに、ネジ山・ネジ穴ともに木材になっていることが多く、バラしと再組み立てを行なうと、強度が落ちてしまい、クレームやトラブルにつながるから」だそうです。今後の家具選びの参考になりました。

「荷物を全部運び出した後で、軽く掃除機をかけたいのだが?」に対する反応

  • 「↑ということなので、最後の掃除機の積み込みを30分間ぐらい待っててもらえるか?」と投げかけたところ、2社からは「荷物を運び出した部屋からお掃除は始めていただければ、おそらくそれほど時間もかかりませんし、部屋から出し終えた荷物をトラックに積み込む時間も必要ですから、大丈夫です」とのお返事が。

  • もう1社からは、「当日に作業開始時刻が決まる2便目以降ではご遠慮いただきたい。時間指定コースならOK。その場合でも、なる早でお願いしたい」という、いささかつれない反応が。(残念ながら、ここには発注しませんでした)

まとめ。

ということで、同じ荷物量を実際に見てもらい、同じ引越し予定日を伝えた上で料金交渉となったわけですが、値段だけでなく、細かな作業内容などにおいても、大手・準大手の間でもけっこう差がつくもんだなぁ、というのが正直な感想です。

まぁ、そういったコスパとかサービス内容だけでなく、営業マンさんの対応力とか、究極的には“人柄”によっても大きく左右されるというのは、引越し業者さんに限った話ではないと思います。

今回の私の場合は、「20年以上ぶりのお引越しなんですよね。であれば、せめて荷造りだけは弊社スタッフに全部おまかせするコースをぜひお勧めします。完全セルフ荷造りコースよりはお高くなりますが、20年以上ぶりですし、人生でそう何度も経験できることではありませんし、ぜひ当日の作業スタッフの働きぶりも含めて、引越し自体を素晴らしい思い出にするお手伝いをさせて下さい」という、(今にして思えば)かなりクサい営業トークにとどめを刺されてしまったことを、最後に告白しておきます。

(でも、引越し当日の作業スタッフさんたちのテキパキとした、かつメンバー間の連携もバッチリな荷造りは、本当に感動ものでした)

 

【参考】

  • SUUMOさんの「引越し見積もり」ページ。↓
  • LIFULLさんの「IKEA家具が引越しで敬遠される理由と3つの対処法」紹介ページ。↓

 

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