昨日、「タバコ税がアップして価格が値上がりしたけど、私自身の費用負担はどうなるか」という記事を投稿したばかりなのですが、今日になって「タバコの消費税は、既に100%を超えている」という記事を見かけ、思わずギョッとしました。
こちらがそのページです。
詳しくは上記サイトをご覧いただくとして、ポイントをかいつまむと、
「タバコの税負担率は60%超。つまり価格の6割強が税金」
「たとえれば、本来価格が100円なのに、150円の消費税が加算されて総額で250円支払っているようなイメージ」
「同様に、ビール・ガソリン・宝くじなど、嗜好税・依存性の強い商品の税負担率が高くなっている」
というようなことが分かりやすくまとめられていたのです。
読み始めの段階では、
「タバコにかかる税金は『たばこ税』と呼ばれているはず。なのに、来年予定の消費税アップにからめつつ『既にタバコの消費税は100%超である』というような書き方をするのは、誤解を招くんじゃないのか?」
と感じておりました。
しかし、消費税には「一般消費税(←いわゆる「消費税」のこと)」と「個別消費税」があり、「たばこ税」や「酒税」「揮発油税」など、特定の物品のみを対象として購入時に課される税金のことを「個別消費税」と呼ぶらしいのです。
※国税庁のサイトにも「たばこ税、酒税などの個別消費税の取扱い」と題するページがあるくらいです。
※なお、JTさんも「たばこ税の仕組み」というページを用意して「税負担が重い商品であること」「国や地方の税収に貢献していること」を示しています。
ということで、「タバコの消費税は、既に100%を超えている」という記事は、正しいことが分かりました。(疑って失礼しました。>筆者様)
しかし、そうなると、タバコや酒については、「個別消費税を含んだ本体価格」に「さらに一般消費税の8%」が上乗せされているということになりますから、「あれ? これって二重課税じゃん」という印象を持たざるを得ません。
しかも「その(一般)消費税が来年、8%から10%になる」わけですから、タバコは来年も値上がりするのが、ほぼ確定していることになります。
スモーカーとしては、暗澹たる気分になってしまいます。
そんな調子で冒頭に紹介したブログの記事を読み続けていくと、この筆者さんは、
「本体価格と同額(かそれ以上)の消費税を取られるようなタバコを吸うのはやめちゃいなさい。
その金で『タバコ会社の株』を買うほうが、よっぽどいいよ」
という提案をなさりつつ、記事タイトル上でも
下流貧乏はタバコを買い、セミリタイアを目指す者はタバコ株を買う。
と、一刀両断されていらっしゃるわけです。
恐れ入りました。。。
前回、「『体によくない』とか『金がかかる』といった観点からでは、タバコをやめられそうにない」ということを書いたのですが、「タバコをやめたら、お金が減らないどころか、むしろお金が儲かる」のだとしたら、今度こそタバコをキッパリ卒業する良いきっかけなのかもしれません。
そんなことを考えつつ、ドトールの喫煙席でブログを書き終え一服している私なのでした。
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