以前、通販サイトごとの価格比較に重宝しているスマホアプリをご紹介しました。
ひとことで表現すると、
ある商品について、
複数店舗(サイト)ごとの価格を、
画像とともに登録することで、
あとから最安値の店舗が一目で確認できるだけでなく、
「100mlあたり」といった単価ベースでの最安店舗も把握できる。
といった特徴を持つ、素晴らしいアプリです。
で、その際に、
「登録済みの商品については、各ネットショップの最新価格を自動的に取得・更新してくれる機能がつけば最高である」
と書かせていただいたのですが、そんなwebサービスが既に実在していることを最近知りました。
『スマートショッピング』というサイトが、それです。
サイトの特徴を見てみます。
その1:ネット通販ショップに特化している
先日紹介したスマホアプリは、商品・店舗・価格いずれも「手入力」しなければなりません。(これは裏を返せば「近所のスーパーや薬屋」といったリアル店舗の価格も登録・比較できるということでもありますが)
それに対して『スマートショッピング』は、ネット通販ショップに限定されてはいますが、対象ショップは「amazon、SEIYUドットコム、ロハコ、爽快ドラッグ、ケンコーコム、セブンネット、ヨドバシカメラ」と主要どころが網羅されており、実用上の不都合はほとんどないと思います。
(個人的には、amazon、ロハコ、ヨドバシカメラの3つが含まれていれば問題なしです)
その2:画像も単価も当然自動表示
まぁ、webサービスなだけあって、この辺はできて当然といったところでしょうか。
この段階で、スマホアプリからの乗り換え障壁は、ほぼないと言えそうです。(個人の感想です)
その3:商品の最新価格が自動反映される
ここが、以前紹介したアプリとの決定的な違いです。
「キリン一番搾り」などとキーワードを入力するだけで、取り扱いのある各ショップでの最新価格が表示され、最安のショップを一発で知ることができるのです。
おかげで、いちいちショップごとに「キリン一番搾り」の最新価格を手動検索する煩わしさから解放されました。 素晴らしいです。
その4:送料を含んだ最安値比較が可能
これも、超すばらしいと思います。
「商品自体の価格はamazonよりロハコが安い。
でも送料込みで比較するとamazonの方がお得。
がしかし、他の商品も同時購入して1,900円以上の注文になれば、ロハコの送料が無料になるので、その場合はロハコで買った方がお得」
ということが簡単に確認できるのです。
いやぁ、便利です。たまりません。
その5:会員登録すると、よく買う商品を保存できる
よく買う商品を「お気に入り」として登録することで、
「同じ商品を追加購入する際に、いちいち商品名をテキスト入力して検索する必要がなくなる」
「あの商品が値下がりしたので、今が買い時である」ことを(画面やメールで)教えてくれる」
「もっと安い代替商品があることも教えてくれる」
などなど、様々な便利機能が使えるようになります。
さらに、各ネットショップのIDを連携登録しておけば、価格を比較した上で選んだ購入ショップのカート(買物カゴ)へ商品情報を送信し、そのショップサイトにジャンプしてくれたりもします。
もちろん、各ショップのIDを連携登録しなくても価格比較自体は可能なので、セキュリティ面で慎重に行動したい方は無理に連携させなくてもよろしいかと思います。(セキュリティ面に関する解説ページを見つけられなかったため、この辺は、みなさん各自のご判断にお任せします)
ということで、他にも気の利いた機能がいくつもありますので、興味のある方は試してみてはいかがでしょう。
私自身も、スマホアプリから徐々にこちらへ移行しようかと思っております。
余談ですが、期間限定セールの特殊な価格設定が、『スマートショッピング』では反映されないケースも一部見受けられます。
私が気づいたのは、
「あるウィスキーを2本以上買えば、1本あたり3,758円を3,629円にしますよ」
というカクヤスさんのセールだったのですが、『スマートショッピング』上で購入数量を「2本」としても、元々の3,758円という値段が単純に2倍になるだけで、値引き表示はされませんでした。
ちなみに、この元々の「3,758円」というカクヤスさんの価格は、amazonとまったく同額で、しかも最安値となっています。
カクヤスさんサイドとしては、
「今でも最安値ですけど、このウィスキーを2本以上まとめ買いしてもらえれば、amazonさんよりさらにお安くしまっせ! ダントツでっせ!」
という意気込みを示すための「攻めの値引き設定」なのだと思いますが、このような「しのぎを削る価格競争」の情報が『スマートショッピング』という価格比較サイト上で表現されないのは、ちょっと残念です。
今後のさらなる改善を期待したいものです。
(上記の価格情報は、いずれも8月30日現在)
※この「あるウィスキー」とは、『ブラックニッカ クリア 4000ml ペットボトル』のことです。
これを「2本」買うとなったら、8リットルです。
数百円ほど安くなるとはいえ、1回でウィスキーを8リットル買うのって、かなりの物量インパクトだと思います。
お酒は二十歳になってから。
お酒は楽しくほどほどに。
コメント