金銭的資産・物的資産の一覧表化

前回
「自分が元気なうちに『いつ・誰に・何を・どうやって託すか』を検討して決めていくのが終活」
などと、勝手な定義をご披露しましたが、ちょっとずつではありますがこの定義にのっとりながら情報整理を始めてみました。

まずは「何を」の部分からです。

分散していた「資産の一覧表」を統合する

サラリーマン時代からの習性で、物事を分類・整理・一覧化するのが苦にならない私は、「資産一覧表」に類似するリストを複数作っていました。

その1:銀行口座の一覧

保有する銀行口座ごとに、
「金融機関コード・Swiftコード・支店名・店番号・口座番号・届出印タイプ(印鑑かサインか)・開設日・口座維持手数料の有無・提携ATM・ネットバンキング利用時の振込手数料・振込限度額・残高で変動する会員特典内容」
などを表計算シート上で整理したものです。

「相手の銀行口座に送金する場合、どの口座から振り込めば振込手数料を安くすることができるか。そのためには、各口座にどのくらいの資金を分散して預けておくべきか」などを検討するのには役に立っていますが、問合せ先の情報は載っていません。

その2:クレジットカードの一覧

こちらは保有カードごとに、
「国際ブランド名(VISA・masterなど)・Apple Pay登録有無・入会日・有効期限・年会費・利用限度額・引き落とし口座・ポイントシステム・ポイント還元率・ETCカード発行有無・空港ラウンジ使用可否・旅行保険補償額」
などがまとめてあります。

これを年に2〜3回眺めながら「解約できるカードはどれだ?」を検討したりしています。
ただし、こちらにも問合せ先の情報は載せていません。

その3:住所変更時の連絡先

これは、行政・免許・金融・通信・ショッピングといったジャンル別に、「機関名・URL・連絡完了時のチェック欄」を整理したシンプルなリストです。

ちなみに、先の「銀行口座一覧」と「クレジットカード一覧」に、なぜ各機関の問合せ先を含めなかったのかと言えば、実はそららより先に、この「住所変更時の連絡先一覧」を作ってしまっていたからです。
これらを合体して1つの一覧表にまとめようかと思いましたが、うかつに合体させると「みずほ銀行」と並列で「amazon」や「東京都水道局」が表記される気持ちの悪いリストになりそうなこともあって、別々に管理してきたというわけです。

その4:退会・解約時の連絡先一覧

で、今回。
「終活」用をイメージして「いざという時に退会・解約が必要な連絡先の一覧を作っておこう」と着手した数分後に、
「銀行・カード・住所変更・退会解約って、どれにもちょっとずつ重複する情報が含まれるはずであり、そんな似通ったものをこれ以上別個に増やしてどうする?」
と考え直し、作成を中断しました。

つまり、この「退会・解約時の連絡先一覧」は、フォーマットの用意だけで終わってしまい、個別の連絡先を入力するには至りませんでした。

その5:各種ID・パスワードの一覧

ネットバンキングや各種ネットサービスのログインに必要なID・パスワードについては、「1Password」という専用のパスワード管理アプリを使って一元的に管理しています。
クラウド経由でMac・iPad・iPhone間でログイン情報を同期できるので、私はたいへん重宝しています。
セキュリティは大丈夫なのか?」という不安もゼロではありませんが、表計算シートで作った前述の「銀行口座一覧」や「クレジットカード一覧」の中に暗証番号やパスワードを埋め込んでしまうよりはよっぽど安全のような気がしますから、この領域は表計算シートには合体させないつもりです。
(私は便利さを優先し、セキュリティを信じるという決断をした上で使っているわけでして、そこが不安な方は、むしろ心配のタネが増えるだけでしょうから、無理して使う必要はないと思います)

で、今回やった合体の方法

ステップ1:散らばっていた一覧表(表計算シート)を1ファイルにまとめる

めちゃくちゃベタではありますが、まずは、ここからです。
これで、1つのファイルを開けば、銀行口座・クレジットカード・住所変更連絡先の各シートにアクセスできるようになりました。

ステップ2:「銀行口座一覧」を「口座・証券・保険・年金・資産一覧」に格上げ

「これさえ見れば、現金、各種投資信託、将来もらえる保険や年金、貸付収入をもたらす不動産といった『お金を生んでくれるもの』のありかがすべて分かる
という趣旨の一覧に変えました。

これに併せて、
「それぞれの口座にだいたいいくらぐらい預けているか(いくらの価値があるか)」と「ユーザーサポートの連絡先・URL」を示す欄も追加しました。
これによって、いざという時に「金額的に最も優先度が高いのはどれで、連絡先はどこで」ということまで一目で分かるようになったかと思います。

ステップ3:「クレジットカード一覧」に定期支払い系の決済情報を追加

「Aカードでは水道光熱費や保険料を、Bカードでは個人事業の経費となるサーバやクラウド会計ソフトなどの費用を支払っている」という情報を加えました。

これを見れば、「Aカードは最後まで残す。Bカードは廃業するまで残す。定期支払いに使用しない他のカードは、いざという時に真っ先に解約できる」などの優先順位が分かるわけです。
(本当は、問合せ先も追記したいのですが、そこまでは至っていません)

ステップ4:「住所変更時の連絡先」に「退会・解約手続き先」という意味を持たせる

と言っても、この一覧シートのタイトルを「住所変更・退会・解約手続きリスト」と書き換えただけですけど。w

また、この一覧に元々載せていた銀行・証券・保険・年金関連の連絡先については、
『口座・証券・保険・年金・資産一覧』シートを参照のこと」という1行だけを残し、具体的な機関名の行はすべて削除しました。

とりあえず、今回はここまで。

ということで、「資産のありか」「支払いに使っているカード」「それ以外の各種契約先」について、完全ではありませんが何とか合体するところまで到達しました。

いずれは、これをベースにして「どのタイミングで・誰に・どれを」も考えなければならないでしょうし、さらに「物的資産(家財道具とか)」も一覧化しておいた方がいいんだと思います。

実はそれ以前に、
この一覧表の存在や、託し方の決定事項を、そもそも誰に・どうやって伝えておいたらいいのか?
という根本部分については、まったく考えが及んでおりませんから、今のままでは「いつまでたっても日の目を見ない商品目録を作っている」に等しいとも言えるわけです。

この辺も、おいおい考えていこうと思います。