前回の「屋外編」に続き、今回は「NHK放送博物館」の内部報告です。
と言っても、展示物の多くが「撮影禁止」でしたので、かろうじて撮影OKだったコーナーの写真と公式サイトを使って見どころ(あくまで私基準ですが)をお届けします。
1階:ウェルカムゾーン
【玄関を入ってすぐ脇にある受付】
「ご自由にどうぞ〜」ということだったので、いくつかのパンフレットをいただきました。
【放送歴史絵図】
いきなり、写真撮影NGとのこと。
数多ある朝ドラの中から『あまちゃん』のキャスト陣の似顔イラストがあったのが嬉しかったぐらいです。
【みんなに届け! ミュージアムチャンネル】
端にあるフォトブースで自分の姿を自動撮影すると、背景画像と合成された状態で大小様々なモニターに映し出されるというものです。
「全国津々浦々に情報を届ける放送」という概念を、自ら体感しながら学べます。
ためしに撮影してみたら、50過ぎのオッサンの姿が全モニターに拡散されてしまいました。
たまたま他に誰もいませんでしたが、実に恥ずかしいです。
2階:テーマ展示ゾーン
【愛宕山8Kシアター(中2階)】
ここでBS-8Kスーパーハイビジョンの本放送が上映されていますが、回を改めます。
【放送体験スタジオ(中2階)】
ニュースキャスターごっこができます。
先客が1組いらっしゃって、キャスター席に座りながら、
「あら、ここに原稿が映るから、アナウンサーさんは手元の原稿を見ずに、ずーっとカメラの方を向いていられるのね〜」
と大盛り上がりしていました。
他に見学者がおらず、このままだと自分も「どうぞこちらへ!」と説明員の方に呼ばれてしまいそうだったので、すぐ退散。
【テレビドラマの世界】
モニターの前に立つだけで、様々なドラマの衣装を着ることができます。
もちろん、バーチャルで、です。
【オリンピックの感動】
アナウンス原稿をはじめ、カラーカメラや中継技術などが展示されてました。
【NHKと音楽】
『NHKのど自慢』や『紅白歌合戦』の資料など。
紅白歌合戦の分厚い台本、前回(前々回?)の舞台セットの模型が目を引きました。
優勝旗も飾ってありますが、見学時期が12月だったため、本物は渋谷のNHKに出張中で、レプリカ展示となっています。 それはそれで貴重かも。
【子供番組がいっぱい】
人形や着ぐるみが展示されてます。
3階:ヒストリーゾーン
ラジオ放送の開始から現在にいたるまで、放送技術・放送文化がどう形成・進化してきたのか、当時の実物資料や記録映像・機材などがふんだんに展示されていますが、残念ながらほぼ全て撮影NGです。
唯一撮影できたのは、『わが家にテレビがやってきた』というコーナーでして、白黒テレビが普及し始めた1960年代の一般家庭を模したセット内に自分が入り、モニター内で当時の家族たちと共演できるという体験ゾーンです。
さて、展示スペースも一巡したので、スーパーハイビジョン放送を大画面で鑑賞すべく、中2階の8Kシアターに向かったのですが、それはまた次回にでも。
※興味深い下記企画展も開催されていましたが、時間の都合で見学できませんでした。残念。
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