ミチヨ、わがままウブド観光

Mother/夢見チヨ日記
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バリ島旅行も早くも3日目。(前回はこちら。)

この日はウブドのホテルをチェックアウトし、観光をしながら海岸沿いのリゾート地スミニャックに移動予定。

短い旅行日程ながらも、山バリと海バリの両方の素晴らしさを体験させてあげたいという息子の粋な計らい、素晴らしい。

 

起床は、昨日に引き続き早朝4時台。息子バトラーがコーヒーを入れて差し上げるところから1日が始まる。朝の散歩も欠かさず。

この日の発見、ミチヨは花が好きらしい。

実家でもパンジーやら何やら季節の花を育てて楽しんでいるとか。昔はそんな姿見たことなかったので意外。

南国でしか見られない花に感動し、いちいち名前を確認してくるので教えてあげたが、どうも正確に理解してもらえない。何やら手帳に花の名前をメモっていたので覗き込んでみると

「ブルゲリア」

と書かれていた。プルメリアとブーゲンビリアが勝手に合体されてしまったものと思われる。

 

朝食もモリモリ食べて、たいそうご満悦。ただ、学習能力はあまりないようで、ジュースと牛乳とシリアルをごちゃ混ぜにしてみたり、ワッフルにソースかけてみたりと興味深い創作活動を繰り返す。父はエスニック料理が苦手だったはずなのだが、ナシゴレンにハマりだしていた。

 

ホテルをチェックアウトした後は、車をチャーターしてウブド近郊の観光。

まずは棚田の景色が有名なテガラランへ。

これぞ、ザ・ウブド、という田園風景。父と二人でこの景色に見とれていると、遠くの方から

「要らないって言ってるでしょっ(怒)」

という日本語が聞こえて来た。物売りの子供に取り囲まれ、何かを売りつけられそうになっているミチヨから発せられたものだったが、面倒なので遠くから見守る。

 

次はウブド中心地にある王宮

ウブドのランドマークで、ここでバリ舞踏公演が行われる。昨夜はそれを見せられなくて残念。

 

ちょっと南下して、ゴア・ガジャ遺跡

ここは、遺跡っぽいものが見たいという父のリクエスト。

仏教→イスラム教→ヒンズー教というバリの宗教の変遷が垣間見れる興味深い遺跡で、父は嬉々として見学していた。

その一方、長くて急勾配の階段を降りなければならない上に日差しも強かったせいか、全く興味のないミチヨはご機嫌ナナメ。

 

この後は、ミチヨのリクエストでバリ絵画の美術館見学。

ところが、リクエストした張本人は全く興味を示さず、父の心が鷲掴みにされた様子。

家に飾りたい絵が何枚かあったという父に対して、

「うちみたいなボロ家に絵なんか飾る場所ないでしょ」

とミチヨがバッサリ切り捨てる。なぜ絵が見たいなんてリクエストしたのか謎である。そして、僕が多少なりとも芸術関係に興味があるのは父のDNAであることを再確認。

この美術館にはレストランが併設されているので、ここでランチ。食後にミチヨの機嫌が良くなった。どうやら空腹で機嫌が悪かったことが判明。子供か。

 

食後、車で1時間ほど移動して、ジンバランという海沿いのリゾートエリアにあるジェンガラ・ケラミックに寄る。ここは僕の希望で、バリ島の有名な食器ブランドの直営店。バリの有名ホテルで使われる食器のほとんどがここのものなのだ。

ミチヨは食器は100均でしか買わない主義だそうで、ここでは買い物はしないと断言していたが、その舌の根も乾かぬうちに鼻息荒く買い物狂と化していた。

観光(買い物)の予定はこれにて全て終了し、これまた海沿いリゾートエリアのスミニャックを目指すが、この日は大晦日で道路が大渋滞。。。通常でも1時間かかるところが、2時間以上かかった後にホテルに到着。3人とも車内で爆睡していたから体制に影響なかったんだけれど。。。

ホテルにチェックインした頃は、衛星放送で紅白歌合戦が流れていたが、それを見ることもなく普段通りに早寝してしまい、なんの感慨もなく年が明けましたとさ。

つづく。

 

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