コロナに明け暮れた2020年も終わりました。
ということで、2020年12月末時点の資産状況をまとめておきます。
1 資産額の変動推移
まず、保有する資産総額の増減・変動実績です。
2018年1月度における「不動産」「金融資産」「両者を合算した総額」それぞれの絶対額を100%として、月ごとにの増減推移を並べてみました。
(2018年分は奇数月だけの表示です)
今月も、世界的な株高が大きく貢献した結果と思われます。
2 資産の種類別シェア(金融資産のみ)
続いては、「金融資産だけでみたシェア」です。
(「株式」「債券」「現金」を「外国 × 国内」で6分割しています)
この結果「外国系の金融資産:国内系の金融資産」の比率は「45:55」となりました。
3 資産の種類別シェア(不動産含む)
今度は、さきほどの「金融資産」に「国内不動産」をさらに積み重ね、“資産総額”におけるそれぞれのシェアをまとめてみました。
2021年、今の“行きすぎた株高”が弾けるのかどうか。大きく弾けたら困りますけれど、ちょっと見ものではあります。
4 資産の推移実績と、今後の予測
続いて、「100歳が終わるまで、かつ月単位で資産の増減を確認できる実績&予測グラフ」の更新結果です。
このグラフの作成過程は、以下の過去記事をご参照ください。
で、12月分までを「予測値」から「実績値」に更新し、さらにそれに合わせて将来予測値も更新した最新結果のグラフがこれです。
そして今回も、
「金融資産(赤のグラフ)がいつ最少値を迎えるか。それはいくらぐらいか」
「金融資産(赤のグラフ)が、これまでの予測プラン(オレンジや緑のグラフ)をどのタイミングで追い抜けるのか」
「最終的(100歳終了時を想定)に、どのくらいの金融資産(赤)、ならびに不動産を含む総資産(青)が残るか」
という点(グラフ内の吹き出しのポイント)を、次の項で解説します。
5 「今後の予測」各ポイントの変動
各予測ポイントのラップ値をピックアップしておきます。
(なお、資産規模はダイレクトな金額ではなく、過去の保有総資産の最大値(ピーク時)を100%として比率化してあります)
上記の一覧表について、文章でも整理しておきます。
- 「金融資産が最も減るタイミングは『2026年6月』のままだが、最少時の資産規模は11月度予測より0.1ポイント微増した」(33.0%)←改善
- 「FPさんの助言で作ったプラン(家賃収入を得ながら資産分散。オレンジのグラフ)を上回れるタイミングは、11月度予測より6ヶ月後ろ倒しとなった」(2041年6月)←悪化
- 「不動産を持たず『蓄え(退職金や年金含む)をひたすら取り崩すだけのプラン(グリーンのグラフ)』を追い抜ける時期は、11月度予測より2ヶ月後ろ倒しとなった」(2048年6月)←悪化
- 「100歳終了時の(残存)保有資産規模予想」は、金融資産に限定すると11月度予測より1.1ポイント減少。(47.5%)←悪化
- また、不動産価値(現段階での最新見積り予想額)まで加えた資産総額規模(100歳終了時)でも、11月度予測より1.1ポイント減少」(84.2%)←悪化
という状況です。
ちなみに、家賃収入を得ているワンルームマンションの管理組合で「12月から修繕積立金を値上げします」という提案が賛成多数で可決されたため、将来の家賃収入シミュレーションをその分低下させてあるのですが、それでもこの程度の下げ幅で済んだのは、やはり株価が好調だからなんだと思います。
なお、実際に支出した生活費(出費)ですが、12月は予算を11%ほど上回りました。
やはり年末は親族への贈り物や年の瀬の準備などが立て込み、出費が若干ふくらんでしまったようです。
2021年は、どんな年になることやら。
今年もよろしくお願いします。
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