円満退社に欠かせない「貢献」

どうやったら円満退社につながるかという記事が続き、「根っからの小市民サラリーマンぶり」に辟易している方もいらっしゃるとは思いますが、もう少し続けます。w

今回は「それなりに会社に貢献しておくと円満退社しやすいかも」というお話です。

まぁ、これも人それぞれの考え方ではありますので、どうせ退職するなら「あぁ、こんなに貢献できる(貢献してくれる)人が辞めるなんて、残念だなぁ」と思われた方がいいですよね、という程度の話ですけど。

こんなことを書いたり話したりしていると、

「じゃぁ、貢献できない人は円満退社できないの?」

「辞めるのが決まっているのに、そんな一生懸命になってどうすんの?

などという反論をもらうことがあります。

もちろん「貢献していない(貢献を評価されていない)人」でも「寂しくなるけど頑張れよ」と送り出してもらえることはあるのでしょうが、それは本心よりも社交辞令としての言葉なんじゃないかと思ったりします。

中には社交辞令すらもらえず「やっと辞めてくれたか、ヤレヤレ、一段落したよ」的な評価を受けている人もいるかもしれませんし、であればむしろ「双方にとって円満な退社が実現した」とも言えますが、それじゃちょっと、残念すぎますよね。

これは突き詰めると「残念がられて辞めていくぐらいでないと、リタイアした後でもなお、周囲の人があれこれと心配してくる」ことを防ぐということになります。

つまり、

「あんなことでお客さんとトラブっていたAさんだけど、独立してからそのへんうまくやれてんのかねぇ。ƪ(˘⌣˘)ʃ」

などと、いつまでも飲み会のネタにされたくないのです。

「あの人は、人当たりも良く、こんな業務やポジションで会社に貢献していたから、今でもソツなくやってるハズ」

という感じで、噂話の対象から一刻も早く消してもらいたいではありませんか。

「出来の悪い子ほどカワイイ」とよく言いますが、そういうところで人の記憶に留まり続けることを良しとしない、あまり悪目立ちしたくないという私の性格が反映しているのでしょう。

もうひとつの「辞めるのが決まっているのに、そんな一生懸命になってどうすんの?」ですが、こちらのほうがより重大なポイントかもしれません。

皆さんの周りに、「年内で辞めることが決まってから、仕事のクオリティが下がった人」「会社の将来に関する意見を言わなくなる人」がいたら、さすがに実害が生じたりしますよね。

その意味では、退職するその日まで「何事もなかったように仕事に勤しむ。そして成果を出す」ことは極めて大人な行動と言えるでしょう。

そういえば、前職時代に私の退職を知った後輩(40代です…)が、

「今年度いっぱいで辞めるって聞きました。

でも先週、来期体制の検討ミーティングで普通に議論に参加してたじゃないですか」

と言ってきたことがありました。

私は「いくら辞めるとはいえ、『来期のことには我関せず』みたいな態度は、いい大人は、とらないよねぇ」とだけ返答しましたが、なんか、ガキと話しているようで少なからずガッカリしたものです。

「辞める人間にアレコレ言われたくない。あとはオレ達でやってくんだ! だまって見てやがれ!」ぐらいの強い気持ちが部下にあった上で発せられた言葉ならまだリスペクトするのですが、明らかに「来期いなくなるのに、マジメ〜。不思議〜。バカくさ〜」みたいなトーンでしたから、トホホなエピソードではあります。

ということで、円満退社における「貢献」を整理すると、

「辞めた後で、あるいは辞めてからのことを、アレコレ詮索されたり噂されたりすることを予防できる」

「途中で手を抜くテキトーな人間と評価されるスキを与えない」

まぁ、こんなあたりに有効なのではないかと思います。

自分がこれらを100%実行できていた自信はないのですが、振り返ってみると、当時それなりに意識できていたことは幸せだったと思います。

「円満退社」的な話はこのくらいにして、次回からは少し切り口を変えてみようと思います。

ご覧いただきありがとうございました。

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