こんな「海外ドラマ談義」でした。

こんな「海外ドラマ談義」でした。 TV/テレビ
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つい先日、私より数年早く早期退職した先輩女性社員と約1年ぶりにランチを食べていたときのことです。

私がWOWOWを解約したときのエピソードをきっかけに、海外ドラマの話題に花が咲きました。

ちょっと再現してみます。

 

私:「というわけで、WOWOWを一時解約中なんですよね」

先輩女性:「私はけっこう見たりしてるから、解約はできないなぁ」

私:「どんな番組見てるんですか? 映画とか?」

先輩:「海外ドラマが多いかな〜」

私:「例えば?」

先:「『クリミナル・マインド』とか。ああいう推理物とかが好きなの」

私:「(自分は見たことないけど、推理物だっけ? サスペンスじゃなかったっけ? などと思いながらも)なるほど〜」

先:「海外ドラマがわりと好きだから、無料のBS放送のDlifeもよく見てるわよ」

私:「へぇ〜。Dlifeだと、どんな海外ドラマを見てるんですか?」

先:「『クリミナル・マインド』とか」

私:「どんだけクリミナル・マインド好きなんすか、一体?」

先:「エヘヘ…。あとね、NHKのBSプレミアムでね、いま『大草原の小さな家』をやってるのよ。知ってる? 見てる?」

私:「もちろん知ってますよ。子供の頃、けっこう好きで見てましたもん。BSプレミアムだけでなく、BS4Kでも4Kリマスター版でオンエアしてるみたいですしね。でも、いま放送してるやつって、新しい声優さんを使って吹き替えを全部やり直してるじゃないですか。その新しい声に全然愛着が湧かないんで、録りだめしてるだけで最近見てないんですよ〜」

先:「あ、声が昔と違うんだ…」

私:「(見てるわりに基本的な記憶が抜け落ちてないか? と思いつつ)そう、違うんです。やっぱ、1970年代に見ていた世代としては、お母さんの声は日色ともゑさんじゃないと感情移入できなくなっちゃってますから w」

先:「へぇ〜」

私:「あ、それから、今回放送されてるリマスター版の『大草原…』は、もともと好きなドラマではあるんですが、それまで毎週土曜の朝ダウントン・アビー』がシリーズ1からずっと再放送されてきていたのに、それをシリーズ4で打ち切る形で『大草原…』の放送が始まってるんですよね」

先:「あ…、そうよね…」

私:「僕は、本放送の頃からダウントンが大好きだったんで、土曜の朝の再放送もずっと楽しんで見てきたんですけど、シーズン5と6が残っているのに、NHKは急に『大草原』に切り替えちゃったんですよね」

先:「あ…、うん…」

私:「シリーズ4の最終回を見ていたら、エンドロールのところで『来週のこの時間からは“大草原の小さな家”を放送します』みたいなテロップが突然表示されて、もうビックリでしたよ」

先:「うん…」

私:「残りのシリーズ5と6を楽しみにしている人は、どうしろっつうんですかね、まったく。『もともと再放送なんだから我慢しろ』ってことなのかなぁ? それとも『続きはamazonプライムとかで字幕版でも見とけ』ってことなんですかねぇ?」

先:「…。」

私:「あ、ごめんなさい、先輩はクリミナル・マインドとか大草原とかが好きなんですもんね。自分1人で“ダウントン、ダウントン”ってバカみたいに盛り上がっちゃって、失礼しました」

先:「ううん、そうじゃないの…」

私:「えっ? と言いますと?」

先:「あのね、実は私ね、ダウントン・アビーが大好きなの…

私:「えっ?? そうなんですか?! そのわりに、さっきまでのダウントンの話に全然食いついてこなかったですよね?」

先:「うん…。だって、正直に『ダウントンが好き』とか言っちゃうと、バカにされるかと思ったんだもん…

私:「えっ????」

先:「だから、さっきまでクリミナル・マインドとか大草原とか、ダウントン以外の話ばかりしてたの…。もちろん、そういうのも好きだけど、ホントはダウントンが一番好きなのね…」

私:「うぅ〜、なんで『ダウントンが好きだって言ったらバカにされる』と思ったんですか…? 全然そんなことないでしょ。それとも話す相手が僕だから警戒したとか?」

先:「誰に言うかが問題じゃなくてね、結局、ダウントンって、イギリス貴族版『渡る世間は鬼ばかり』って感じがしない? でね、人前で『渡鬼が好き』って、ちょっと言いにくくない? だから…」

私:「言いにくいかどうかはともかく、イギリス貴族版『渡鬼』という点は同意します w」

先:「ウフフ」

私:「アハハ」

 

というわけで、このあとは双方が持ってる「ダウントンにまつわるウンチクや感想のお披露目合戦」になったことは言うまでもありません。

 

 

ちなみに、シリーズ終了後の最新作となる映画版『ダウントン・アビー』は、今月中旬から英語圏の国々で公開が始まりました。

こちらの公式ツイッター情報によると、英語圏ではない台湾でも既に公開が始まっており、香港でも10月17日公開とのこと。

なのに、日本での公開は「2020年1月10日」なんだそうです。

 

「日本の配給会社の事情なのか、吹き替え版制作の都合なのかよく分からないけど、そんな悠長なことやってたら、時代から取り残されるんじゃないのかしら…? 現代にはもう存在しない貴族の私が言うのもなんだけど…」
とか、先代伯爵夫人のバイオレット様にイヤミ言われても知らねーぞ。

 

 

 

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