こんな仕事をさせられる受付嬢もお気の毒。【某役所でのやりとり】

つい先日、とある書類を提出するために、とある公的機関(いわゆる“お役所”)に行ってきました。

窓口での所要時間短縮と、先方への負担軽減を考慮して、事前に提出書類をすべて記入した上で訪問したのですが、総合受付で対応していただいた受付嬢(実際は私と同年代ぐらいのご婦人)の対応が極めてぞんざいだったので、ここに記録しておきます。(ほとんど腹いせですね、こりゃ…)

 

【総合受付に到着。】

私:こんにちは。

受付嬢:ご用件は?(←「こんにちは」と返してくれてもバチは当たらないはず)

私:えーと、××の申請をしたいのですが。申請書は書いてきました。

嬢:だったら、こちらの受付票に、今日の日付、住所、氏名、連絡先の電話番号を書いて、それからここに記載されている項目の中から、あなたの用件に当てはまるものに◯をつけて提出して下さい。ここで書かないで、向こうの記入台で書いてから持ってきて下さい。

「最初に用件は伝えたし、持参した申請書にも日付・住所・氏名・電話番号の欄はあるし、しかもそれらは全部記入済みなのに、なぜ改めて受付票がいるんだろう?」と純粋に不思議に思ったので、念のため訊いてみることにしました。

私:あの、用件は××の申請で、申請書も記入済みなんですけど、それでもその受付票って、書くんですか?

嬢:(少しムッとしつつ)全員に書いていただいてますから。

私:分かりました…。

その後、記入台に移動し、個人情報部分の記入が終わり、「該当する用件に丸をつける欄」までたどり着いたのですが、私の用件にドンピシャの選択肢が見当たりません。

また、「拡大解釈すれば、これかな」と思われる選択肢が複数見当たるため、どれに◯をつけるのが適切なのかもよく分かりません。

ここをミスったせいで、本来とは異なる提出カウンターに並ぶのも二度手間ですし、複数の選択肢に勝手に◯をつけて総合受付に戻ると、あの手ごわい受付嬢に「用件は2つなんですか? 本来◯は1つですよ」などとたしなめられそうな気もします。

そこで、「用件に◯」欄だけを未記入のままにして、総合受付に戻って素直に確認することにしました。

私:すみません、さっきの××の申請なんですけど、ここの用件欄だとどれに当てはまりますかね…?

嬢:(相変わらず少しムッとしつつ)あなたが用件が分からないんだったら、最後の「その他」に◯をつけといて下さい。

私:(今度は私がムッとして)いや、用件は最初から「××の申請」と申し上げてますよね?  で、その用件がこの欄のどれに該当するのかが分からないから、それを教えて欲しいんです。

嬢:(さっきよりも強めにムッとして)ですから、どれに該当するのかが分からないんだったら、「その他」に◯をして下さいって言ってるんです。

私:(込み上げてくる何かを無理やり飲み込みながら)そうですか。念のため確認ですけど、ということは「××の申請」は「その他」でいいんですね?

嬢:(メンドくさそうに用件欄を改めて眺めてから)当てはまるものが分かりませんから、「その他」に◯して下さい。で、書き終わったらこの受付票はこちらでいただきます。あとは順番に呼びますから、そこの番号カードを引いて、向こうのイスに座って待ってて下さい。

 

つまり、「××の申請」が用件欄のどれに当てはまるのかを分かっていないのは、私だけでなく、受付嬢も同様だったのです。

それなのに、「あなたが判断できないんだったら『その他』に◯するしかないでしょ」と言わんばかりのこの対応。いかがなものでしょうか。

おまけに、イスに座ってから室内をよくよく観察したところ、提出カウンターは1つしかなく、「用件欄」のどれに◯をつけようが、提出先は変わらないのです。何これ。

 

この受付フローの妙ちくりんぶりを際立たせるために「信販会社でのクレジットカード発行手続き」で例えてみますと、
「事前にカード発行申込書を記入してから来店した人に、わざわざ『来店受付票』を書かせてから申込書を提出させる」
ということになります。

さらに、無理やり「ホテルのチェックイン」に例えると、
「バウチャー(予約票)を携えてチェックインしに来た客に対して『ホテル訪問票』を書かせてからバウチャーを受け取ってチェックイン手続きに入る」
みたいなもんだと思います。

仮に、客が手ぶらで来店した場合でも、その場で申込書を書かせるなり当日の飛び込み宿泊として対応すればいいだけであって、わざわざ「私は、これこれの用件で訪れた、どこそこ町に住む誰それです」という記録を残す意味が全く分かりません。

 

ということで、どう考えてもこのお役所の「受付票の記入」は不要だと思います。

唯一意味があるとしたら、「敢えてムダなフローを用意して、受付嬢の雇用を確保する」ぐらいではないかと。

だとしたら、せめて受付嬢には「すぐムッとする」前に、そのプライドに見合うだけの業務知識も備えておいていただきたいと思った次第です。

※「この受付票、要らなくないですか?」などとその場で受付嬢に提案したところで、さらに非生産的な会話に発展する可能性が高いため、ご本人には何も申し上げてはおりませんし、「責任者を呼んでくれ」みたいな要求もしておりませんので、念のため。(←何だかんだ言っても弱腰…)