お川見(目黒川でお花見の予習)その2

お川見(目黒川でお花見の予習)その2 by konmaru
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来たるシーズン全開に向けて「都内有数のお花見スポットである目黒川沿いベストビューを探そう」の2回目です。

前回はこちら。
(お花見とかお川見以前に、つい首都高のジャンクションに誘惑されてしまいました。)

今回はジャンクション施設の屋上にある「目黒天空庭園」を歩きます。

また寄り道状態ですが、お付き合いください。

天空庭園に到着したところから再開します。

ビルの9階を出て、連結ブリッジを渡るところです。渡った先がジャンクション本体の屋上です。

屋上だけあって、空が広いです。

ブリッジを渡りながら横を向くと、四角い筒状の道路がカーブを描いています。

この中を、クルマが走っているのかと思うと、ちょっと不思議。

ブリッジの反対側からの眺め。

ビルの9階部分ですから、結構な高さになっていることを実感できます。

道路がグルっとカーブしてます。

「この中をクルマが」と言われても、走行音が聞こえないのでピンときません。

右方向へのループが首都高の上り方面。左方向ループが首都高・下り方面となります。

無茶な設計しますね、しかし。 日本の建築技術おそるべし。

屋上は一見「庭園」にしか見えませんが、こういう注意書きを見ると「実はジャンクションの真上にいるのだ」という実感が湧いてきます。

首都高側からの非常用避難口かと。

ループの真ん中に排気塔らしき設備があって、その手前に植栽されたなだらかなスロープがあります。

向こう側のスロープに行くルートを見つけられませんでした。

スロープの手前には、大きなふたつの水たまりが。

これって、もしかすると?

水たまりは、やっぱり田んぼでした。奥のスロープは人間より生物を優先するエリアとのこと。

田んぼの真下、首都高なんですよね。不思議です。

庭園の全体図です。ビルの9階から外に出たところが「現在地」表記のあたりになりまして、そこからなだらかな下り道がグルリと続きます。

逆方向からだと、ダラダラとした坂道を登り続けることになります。たまたまですが、9階からのスタートでよかったです。

遠くには、うっすらと富士山も見えました。(矢印のあたり)

左側に見えるのは、三軒茶屋のキャロットタワーですね。

こんな感じで緑地化された遊歩道が続くんですね。

この真下、ほんとに首都高なんでしょうか。

小ぶりの築山がトリプルで並んでます。手が込んでます。

古墳ではないはず。

遊歩道は、途中階段の部分もありますが、必ず迂回できるスロープ通路もありますので、車椅子やベビーカーでも安心です。

ベンチに腰掛けてランチを楽しむ人も結構いました。気分はちょっとしたピクニックですね。

ぶらぶら歩っていたら、もうここまで標高が下がってきました。柵の向こう側はポッカリ空いてます。

奥のビルの茶色いフロア(9階)がスタート地点。

田んぼだけでなく、畑もありました。

本格的な春になれば、野菜でも植えるんでしょうか?

木々の落ち葉を集めて、腐らせて堆肥にするんだと思います。

名付けて「落ち葉ンク」。「落ち葉のバンク」だから「オチバンク」。うーむ。

確かに犬を連れている人もちらほら見かけました。

犬のフンって、そのまま放置してるだけじゃ肥料にはならない、と、何かで読んだことがあります。

いくつかの植物で、花が咲いていました。お花見の先取りです。

なんという木なのか、チェックしてきませんでした。w

この木も開花中。

青空に映えます。

こんな立派な松も。

さすがに「松」は識別できました。

ループするスロープ。

この感じ、何かに似てると思ったら、マンハッタンのグッゲンハイム美術館に近いですよね。

ペットを連れてくる場合は、登録が必要です。

パンフレットを見たら「ペットは園路のみ利用可。芝生・植込地は立入禁止」だそうです。

芝生の下は、こんなふうになっています。

で、このさらに下にはクルマが。天然ならモグラぐらいしかいないはずなのですが。。

首都高の3号渋谷線(黄色)・中央環状線(ピンク)との位置関係が分かります。地上にある渋谷線からジャンクションに入り、ループを2周しながら降りていき、地下を走る中央環状線に合流するという豪快なドライブができます。(当然、その逆ルートもあり)

加えて言うと、黄色の渋谷線の地下には電車(田園都市線)も走ってますし、横には目黒川もあります。さぞや難工事だったのではないかと思います。

スロープをほぼ降りきったあたりにある管理事務所横の小部屋で、公園整備の歴史がパネルで展示されてました。

建築に興味ある方も楽しめると思います。

植栽して緑化する前と後の比較写真もありました。興味深いです。

緑化する前の写真は、たしかに「あぁ、道路設備だな」という印象になりますね。

さて、小部屋を出て少し遊歩道を進むと、その先にちょっとした「秘密の抜け道」っぽいトンネルがあります。

せっかくだから、行ってみます。

すると、渋谷線とジャンクションをつなぐ連結道路(四角い筒)の下に出ました。

旅ももうすぐ終わりです。

連結道路を見上げてみました。2段積みです。すごい迫力でした。

この中をクルマで走っている人は、外がこんなふうになっているとはなかなか想像できないでしょうね。

遊歩道は、最終的に国道(246号)へ降りる歩道橋につながっていました。

なぜか、ディズニーランドのアトラクション出口に到達したような気分になります。

で、スタート地点に戻ってきました。

「3の目が出たので、ふりだしに戻る」みたいな。

目黒川にお花見に行かれる皆さんは、川沿いの桜だけでなく、ぜひ天空の庭園鑑賞もしてみてはいかがでしょう。おすすめです。

次回こそ、目黒川沿いでのお花見予習編を書こうと思います。

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