こんな「ゲームシンフォニージャパンコンサート」でした。

こんな「ゲームシンフォニージャパンコンサート」でした。 by konmaru
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大学生時代に、当時の「友人(男)」、そして「その友人の彼女」と一緒に、あるミュージシャンのライブ横浜まで観に行ったことがあります。

私と「友人の彼女」の2人は、当時そのミュージシャンのファンでしたので、開演前から終演後にいたるまで終始ハイテンションだったのですが、友人は初めて聴く曲ばかりだったらしく、「彼女の趣味に嫌々付き合ってます」オーラを滲ませながら、

「いやぁ、曲調みんな一緒だったじゃん。w

メドレーやってるのかと思ったよ。ww

途中で『今からメドレーコーナーやります』っていうMCがあったけど、こっちはその前からずうーっとメドレーやってるのかと思ってたし。www」

などと悪態をつくことで彼女との接点を保つという、実に屈折したコミュニケーションを図っておりました。

私は、日頃その友人が、どんなふうに彼女の気を引いているのかなどに全く興味なかったのですが、とはいえ、

「曲調がみんな一緒ってことはないだろう。

全部がメドレーとは、なんと心外な。

お前、音楽センスなさすぎ!」

と少なからず憤った記憶があります。

で、先週の土曜日。

私自身、「大学時代のその友人」とほぼ同じ感想を抱くことになるコンサートに行ってきました。

場所は、横浜みなとみらい地区です。

みなとみらい地区なので、ランドマークタワーがドンッ。

帆船やら観覧車やらホテルやら。

街の灯りがとてもキレイね、ヨコハマ〜。

クリスマスも絶賛準備中。

時計じかけのクリスマスツリー

で、会場に到着しました。

この日の公演は、

GAME SYMPHONY JAPAN 41st CONCERT

  〜PlayStationを彩るJAPAN Studio音楽祭 2018〜」

でありまして、簡単に申し上げると、

「プレステのゲームソフトを開発しているジャパンスタジオさんが関わったゲーム音楽を、生オーケストラで演奏する」という、大変意欲的なコンサートだったのです。

回を重ねること、41回目。

ロビーでは、こんなポップなパネルがお出迎え。

私自身はゲームを全くしないので、この中では「トロ」しか分かりません。。

今回は、このコンサートに関係している友人から招待してもらったのですが、私が今やるゲームはスマホの無料ゲーム(しかもソリティアとか)ぐらいですし、「ゲーム音楽といえばスーパーマリオゼビウステトリス」ぐらいで完全停止している人間ですので、楽しめるかどうかについては、少なからず不安を抱えたまま入場することになりました。

ロビーに展示されていた、ゲームのキャラクターと思しきフィギュアその1。楽しめるかどうかの不安を煽ります。

ロビーに展示されていた、ゲームのキャラクターと思しきフィギュアその2。ますます不安に。

ロビーに展示されていた、ゲームのキャラクターと思しきフィギュアその3。不安は一気に緊張へ。

さて、肝心のコンサートの中身です。

当日の演目は、以下で見られますが、私はどのゲームシリーズについても、遊んだことがないばかりか、そもそも存じ上げないものばかりです。

裏を返せば「どの曲も先入観なしに新鮮に聴ける」ということでもありますから、あまり身構えずに楽しむことにしました。

で、感想です。

まぁ、ゲーム音楽、つまりゲームのサントラですから、ひとつの作品シリーズ内においては一貫した世界観が必要でしょう。

そんなこともあって、曲のテイストが似通ったものになるのはしょうがないと思いますけれど、やはり初参加の私には「これは、メドレーですか? さっきの曲とどこが違うんだっけ?」というふうに聴こえてしまったのが正直なところです。

ただ、フル編成のオーケストラ、何十人もの合唱団、作品シリーズごとに登場する多くのゲストミュージシャンによるパフォーマンス自体はけっこう楽しめました。

あえて申し上げれば、ほとんどの楽器を生音だけでなくPA(マイク)で増幅された音を聴く形になっていたようで、そこがちょっとだけ残念ではありましたし、そのせいもあってか、せっかくのパイプオルガンの音が私にはよく聴き取れませんでした。

さらについでに言えば、ゲーム大好き人間でない私にとっては「全体で3時間超」というのは長丁場すぎたかもしれません。

私が個人的に一番楽しめたのは、バックステージです。

招待チケットをくれた友人が招き入れてくれたのですが、そこには、この音楽祭のアンバサダーを務める生トロ」と「生クロがいたのです。

かわい〜。

入場時に配られた案内チラシには、

「JAPAN Studio音楽祭アンバサダーのトロ・クロが応援にかけつけております。

皆さまへのご挨拶もございますが、2ショット撮影はご遠慮ください」

と記されておりましたが、オフィシャルな出番をすべて終え、バックステージに戻ってきたトロとクロは、気さくに写真撮影に応じてくれたのでした。

かくいう私も、二人(二匹)の間に入って記念撮影をさせていただきましたが、それがこのコンサートで最も楽しめた瞬間です。

(本ブログ上では、トロ・クロの2ショット写真のご紹介だけに留めておきます)

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