タイトル通りのエピソードなのですが、私が「途中での変更」に気づかずにいた点が2つありましたので、備忘メモとして整理しときます。
「特別定額給付金」のオンライン申請に対応するMacのOS
私の居住自治体で申請受付が開始された初日に、手元のMacから受付サイト「マイナポータル」にアクセスし、申請作業を始めてみたところ、途中でこんなエラーが出てきました。↓
しょうがないので「動作環境」ページを確認してみました。↓
しかたなく、iPhoneからの申請に切り替え。
よって、Macからの申請をあきらめ、改めてiPhoneからアクセスしたのですが、30分ほどこんな状態が続きました。↓
いつの間にかMacの最新OSにも対応。
で、つい先日。
情報番組などで「マイナンバーカードを使ったオンライン申請が分かりにくいのよね」特集をやっていたので、何気なく再アクセスしてみたところ、なんとMacの最新OSでも利用できるようになっておりました。
オンライン申請の“落とし穴”?
ちなみにこのオンライン申請ですけど、世帯主などの代表者が、同居家族全員分の氏名などを入力するのですが、区役所では住民基本台帳データとの突合(照合)確認を「2人1組の読み合わせ(つまり人力)」で行なうなどの必要があって、各市区町村の現場は大変なことになっているようです。
一方で、オンライン申請をしていない世帯(だけのはず…)に対して後日郵送されてくる申請書には、役場・役所が把握している住民基本台帳データを元にした家族全員分の氏名が最初から印字されているらしく、今からオンライン申請をするくらいなら、郵送申請の方が給付金の振込がむしろ早くなる可能性もあるんだとか。
私は無邪気に「オンラインの方が区役所の手間も減るんだろうし、支給も早いんだろうし」と考えてマイナンバーカードを引っ張り出して申請したのですが、むしろ逆効果だったようです。
さらに言えば、このオンライン申請は複数回申請ができてしまうんだそうです。
私もその情報を知る前に、「最新OSでホントにアクセスできるようになったかな?」と思って追体験を始めてみたのですが、どこまで入力ステップを進めても「このマイナンバーは申請済みですよ」というアラートが出なかったので、怖くなって途中でログアウトしちゃいました。w
まさか「何度も申請すれば、何度も給付金がもらえる」などというバカなことは起きないようになっていると思いますが、「人力で突合(照合)作業」しているとなると、果たしてどうなることやら…。
マイナンバーの“ゆるキャラ”について
ちなみに、さっきのiPhone画面で「サイトが混み合っててごめんなさい」と恐縮していたキャラクターは、「ずっと昔から日本に住んでいたシロウサギの妖精のマイナちゃん」といいます。
「マイナンバーが導入されることを知り、マイナンバーのPRキャラクターを買って出てくれた」んだそうです。(詳しくは以下のサイトをどうぞ。↓)
なお、マイナちゃんのプロフィールとして、
・性別:女の子
・誕生日:5月24日(マイナンバー法成立日と同じ日)
・性格:明るく好奇心旺盛・楽観的
・好物:ラーメン
などは公表しているくせに、年齢だけは「秘密」だそうです。
「個人情報の過剰な蓄積・漏洩・悪用」が懸念されるばかりか、一向に普及しないため「ムダ・不要」という声も聞かれるマイナンバーとマイナンバーカード制度ですが、マイナちゃんのこういう中途半端な個人情報開示を読んだ瞬間、「あぁ、よりによって、マイナンバー関連でこんな不用意なキャラ設定をしちゃうのって、個人情報保護意識の高い人達の神経をよけいに逆撫でするんじゃなかろうか…」と思ったりもします。
(率直に言って、ヘタクソというかバカっぽいというか…)
ということで、「変更点 その1」が思いのほか長文になったので、「その2」は日を改めます。
コメント