10年ぶりの空気清浄機フィルター交換

10年ぶりの空気清浄機フィルター交換 After/リタイア後
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「愛用しているスマホのカレンダーアプリが、3年ぶりのエアコンフィルター交換を教えてくれて助かった」

という記事を書いたのは、2週間ほど前のことです。
(「3年ごと」の繰り返しイベントとして設定したのは、もちろん自分ですが)

数年おきの定期イベントを忘れないためのカレンダーアプリの工夫
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で、つい先日。
スマホ(iPhone)と同期させているMacのカレンダーソフトを開き、今週の予定を何気なく見ていた時、「10年も前に設定したイベント」が、いよいよ今週に迫っていることに気づきました。

「1日前のアラート通知」を待たず、自分が先に気づいてしまったため若干ドラマ性に欠けますが、まるでタイムカプセルを掘り起こしたような気分です。

 
 

10年前に購入したSHARPさんの加湿空気清浄機KC-W65』にはいくつかのフィルターが内蔵されていますが、その中で最も交換期間の間隔が長いのが、この集じんフィルター(制菌HEPAフィルター)であります。

購入当時は、「10年後に集じんフィルターを交換する前に、どうせ本体自体を買い替えるだろう」ぐらいに考えていましたが、定期的な手入れや、内部からの異音発生を解消する部品交換修理などを経て、新品に浮気することもなくここまで使い続けてきたわけです。

その間、厄年を迎えたり早期リタイア・早期退職するなど、激動の人生を送る私を横目で見ながら、時に優しく・時に激しくキレイな息を吐き続けてくれたのですから、ここは思い切ってフィルターを交換し、11年目に突入させてあげることにしました。

 
 

メーカー純正品にするか、互換品にするか

ふだんなら、通販サイトをいくつか巡回 → 型番などを入力 → 価格を比較 → 注文 という手順を踏むだけなのですが、amazonさんを覗いてみたところ、このフィルターについては、メーカー純正品だけでなく互換品も売られていることを知りました。

純正品が5,000円程度で売られている一方、互換品の多くは2,000〜2,500円ほどとなっており、純正品の半額以下で購入できるようです。


また、互換品のいくつかには「原産地:中国」と表記されており、品質面で一抹の不安がよぎります。
(ただし、メーカー純正品には原産地表記を見つけられなかったため、本家ですら中国産の可能性もありますが)


さらに「交換の目安」ですが、メーカー純正品では「10年」と謳われていますが、互換品のほとんどにおいて「2年(ないし3年)」と表記されていることも分かりました。


純正品と互換品の品質にどの程度の違いがあるのかは定かではありませんが、「お値段が2倍以上でも、互換品より3〜5倍も長く使えるなら」ということで、公式情報を信じてメーカー純正品を買わせていただきました。

 
 

開封の儀

10年ぶりの空気清浄機フィルター交換
届いた集じんフィルター。
メーカー純正品です。

 

箱の中にはフィルター本体取説が1枚。
(空気清浄機フィルターの「開封の儀」って、そうそう見かけないすよね。w)

 
 

交換の儀(使用前・使用後)

フィルターの表側
左が新品、右が10年間使用した旧品です。
自分で水洗いできないパーツなので10年分の微細なダストで色が変わってます。

 

今度はフィルターの裏側です。
新品(左)に比べて旧品(右)は明らかに黒ずんでいます。
お目にかけておいて言うのもなんですが、咳込みそうな写真です。ゲホ〜ッ。

 
 

ということで、集じんパワーが10年ぶりにリセットされたこの加湿空気清浄機を、これからも愛用していきたいと思います。

今から10年後、カレンダーアプリが再び「集じんフィルター交換」を通知してくれる時に自分がどんな生活を送っているのか、ドキドキもんではあります。
 
 

以下、余談

  • この空気清浄機の購入とともに自宅での喫煙をやめたので、「自宅内禁煙歴」は丸10年になる計算です。いやぁ、感無量です。
  • 冬は、この愛用機の「加湿機能」がメチャクチャありがたいです。加湿専用機ほどではありませんが、狭い居室なら十分に鼻腔のうるおいが得られます。
  • HEPAとかプラズマクラスターイオンとか、その効能の実態はよく分かりませんが、これからもSHARPさんの製品には期待しています。

 

 

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