昨年の夏にワクチンを打ってから半年ちょいが経ち、つい先日、3回目の接種の機会を得たので、備忘メモとして書いておきます。
1回目•2回目の接種について。
- 引越す前の自治体(東京23区内)から接種券が送られてきて、「専用サイトで場所と日時を予約 → 当日、その区が開設した集団接種会場を訪問 → ファイザー製を接種 → 21日後に同じ会場で2回目のファイザー製を接種」という、オーソドックスな流れでした。
- 1回目の副反応は「丸1日ぐらい、打った箇所周辺の筋肉がちょっと硬くなり、少し痛みが続いた」程度でした。
- 2回目は、腕の痛みすら発生せず。我ながらびっくり。(「効いてないんじゃねーの?」と不安になるほどでした。で、その直後にお引越し。)
3回目の接種券発行について。
- 引越し先の自治体では「最近引っ越してきた人は、その前の自治体で接種した記録を添えて『3回目用の接種券発行の申請』をしてね」とのこと。(おおかたの自治体でこの手続きが必要みたいです。おそらくこの申請をしないと(転居者には)接種券は送られて来ないんだと思われます)
- で、12月上旬に専用サイトから発行申請。主な入力情報は以下の通り。
- 過去2回の接種を受けた自治体名
- ワクチン接種記録システム(VRS)を使って過去の接種記録を確認することへの同意
- 過去2回の接種情報(日時・ワクチンメーカー)
- 接種済証もしくは接種記録書を撮影し、画像を添付
- 住民票記載の個人情報(新住所・氏名・生年月日・電話番号)
- 接種券送付先は上記住所と同じか否か
- 申請者と追加接種希望者の続柄(本人か否か)
- 申請者の本人確認書類を撮影し、画像を添付(マイナンバーカード・運転免許証・健康保険証など)
- 12月下旬、「3回目の接種券発行申請の内容確認完了&接種券発送時期の目安」を知らせる封書が到着。(当時はまだ「3回目は2回目から8ヶ月経ってから。高齢者は7ヶ月経ってから」というレギュレーションでした)
3回目の接種予約について。
- 2022年に入ってから「在庫のある自治体もあるんだから、8ヶ月もあける必要なし」などの世論が高まり、接種全体が前倒し傾向に。
- しかし、自分の接種券が届くのも早まるのかどうかは分からず。
- そうこうするうち、今住んでいる自治体で「接種券が届く前に、大規模接種会場(1カ所)のみでの接種先行予約を受け付ける」との発表が。接種ワクチンはモデルナ製のみ。
- 2回目までの接種で「モデルナは副反応が強かった」などの声が聞かれたものの、基礎疾患持ちの50代ということもあり、初のモデルナを打つ決心をして専用コールセンター経由で予約受付け。(受付初日だったこともあり、コールセンターにつながるまで2時間、つながってからオペレーターさんが応答するまで保留が30分でした…)
- 転居前の自治体での接種情報がまだ共有されていなかったらしく「その接種券番号が見当たらない」と言われたものの、「去年引っ越してきた」の一言で「じゃぁ特別枠で予約を受付けます」とのこと。
- 指示された当日持参品は「過去2回の接種済証もしくは接種記録書」と「本人確認書類」のみ。
- 発行申請済みの3回目接種券については「接種当日までに届いたら会場に持って行くように。接種後に届いたら廃棄するように」とのこと。
3回目の接種当日。
- 「接種券なしの先行予約接種」の初日だったらしく、問診票記入後の順番待ちに20分ほどかかったものの、その後の書類受付 → 看護師検温 → 医師の問診 → 接種 → 体調確認のための経過観察15分 → 退室」までの流れはいたってスムーズ。
- 経過観察で待機している際、係員さんから「もしこの後に接種券が届いたら、保管しておいてください」との説明が。予約時の案内とは真逆ではあるものの、もともと廃棄する気もなかったので特に質問することもなくおとなしく着席。
- 来場者は中高年が若干多い印象があるものの、ほどよく若いみなさんも含まれていた印象。
- 会場内のあらゆるポジションに係の方々がいらっしゃって、行き先に迷うことなどは皆無。というかむしろ誘導スタッフさんの半分ぐらいを電話予約業務にアサインしていただいたほうがよろしいかと…。
3回目の副反応。
- 接種当日は、腕の接種部位の痛みがある程度。(ファイザー1回目と同レベル)
- 接種から24時間ほど経って、軽い「だるさ・悪寒・発熱」をおぼえる。といっても熱は37.0°cぐらい。
- その晩も軽いだるさと悪寒が続き、今日までに最高で37.1°cの発熱を記録。所持していた解熱鎮痛剤で対応。就寝時には入眠剤とアイスノンも併用。
- 接種から丸2日経った現在も、若干の悪寒あり。ただし食欲は正常。
とまぁ、こんな感じです。
幸いにも私の場合は「激しい頭痛」とか「腕が腫れた」「39°cの高熱」といった激烈な副反応は避けられておりますが、2回目までできびしい副反応が出た方々が3回目を逡巡する気持ちはよく分かります。
私の知人の1人などは、日頃からコロナ感染予防を徹底しているのに(徹底しているからこそ?)「自分も最近3回目打った! 熱が38°c出た! ファイザーの時ほどじゃないけど、腕もけっこう痛い! 抗体がついてきた!」と、副反応を歓迎している“ドM”状態になっていたりもしますが、こういう人は限りなく少数派だと思われます。笑
で、軽い副反応を体験している私はといえば、「あ、こういう倦怠感とか悪寒とか、ほんとに風邪とおんなじだなぁ。これって久しぶりの感覚だなぁ。そういえばコロナ禍になってから、自分が発熱するのって初めてかも。つまり、コロナ予防としてやってきた感染予防対策が功を奏して風邪とかインフルエンザにならずに済んできたってことなんだろうなぁ。だとしたら、そんな予防策をもすり抜けて感染するんだから、新型コロナってやっぱりまだまだ怖いんじゃないのかねぇ。自分にとっては今のところ『風邪と同じ』とはとても思えないんだけどなぁ…」というのが私の改めての印象だったりしますが、皆様はいかがお考えでしょうか。
(「コロナウィルスが他のウイルスを駆逐したのだ。“ウイルス干渉”なのだ」などの仮説を唱える方々がいらっしゃるのも存じ上げておりますが、私は「予防策の手をちょっと抜いただけじゃ感染しないのが風邪とかインフル。少し油断しただけで感染リスクが高まるのが新型コロナ」という考えのほうがシンプルで好きです。)
関連リンク
内閣官房による「新型コロナウイルス感染症対策」サイト。↓
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