ニューオータニクラブVISAクラシックカードを解約した。

ニューオータニクラブVISAクラシックカードを解約した。 Travel/旅
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つい先日、以前ご紹介したニューオータニクラブVISAクラシックカードの更新用カードが送られてきまして、それを機に半日ほどあれこれ検討した結果、このカードを解約(と同時にクラブメンバーから脱退)することにしました。

入会したのは2012年だったので、ちょうど10年のお付き合いでした。

私が解約した理由を以下にまとめておきますので、何かのご参考にしていただければ。

↓こちらは、送られてきた更新用カードと案内資料一式。

ニューオータニクラブVISAクラシックカードを解約した。
↑郵送されてきたその日に廃棄処分となりました。。。

サラリーマンを早期リタイアして以降、ホテルニューオータニに行く機会がほぼなくなった。

サラリーマン時代には職場の定期イベントなどの都合もあり、最低でも年に1回は宿泊していましたが、リタイアから丸5年も経ってみると、「まぁ、今後いくことは限りなくゼロに近いかな」という感じです。

東京都心から引っ越した。

これが一番大きい理由かもしれません。都民時代には「電車を1回乗り換えれば3〜40分で行けたホテル」なのですが、今や“東京都の隣接県民”であり、山手線に乗る機会すら激減しています。

こうなると、「おいしいケーキを食うにせよ、記念日に宿泊するにせよ、もう、今の自宅の近場でいいじゃん」という気分になってきました。

年会費の割引制度を勘違いしていた。

そもそも入会時、「WEB明細の利用申込をしておけば、年会費が550円安くなる」という情報を得て、「そもそも1,300円ぐらいの年会費だし、これがさらに安くなるんだったら、カードの維持コストは無視できるよね」と思っておりました。

その後、年会費が請求されるたびに「WEB明細利用を申し込んでるし、これで値引きされてるんだよね、確か」ぐらいにしか考えていなかったわけですが、今回あらためて条件を見直してみたところ、なんと「過去1年間に6回以上の請求がある方が割引となります」とのこと。

私はこのカードを“ニューオータニクラブの会員証”としてしか利用してこなかったため、結局これまで一度たりとも年会費を割引いてもらったことがないことが判明し、急激に継続の意思がなえた次第です。(しがない個人自営業にとっては、たとえ100円であっても意味を見出せない出費は抑えたいものでして…)

ニューオータニのグループホテルが減った。

ホノルルの系列ホテルが閉館するなど、ポイントがたまったり特典が受けられる系列ホテルがちょっとずつ減ってきており、「国内外の旅行時に使える会員カード」という側面が(入会時よりも)かなり弱まってしまったように感じています。

「閉館しなけりゃ、じゃぁその系列ホテルに泊まりに行ったのか?」と聞かれたら困りますが、実際に使うかどうかというよりも“可能性が狭まる”こと自体に抵抗感があるわけでして…。

会員専用のラウンジが、ほぼすべて休業状態になっている。

クラブ会員がタダでお茶を飲んでくつろげるニューオータニクラブラウンジの存在が特典の大きな目玉だったりするのですが、ここしばらく、新型コロナ禍の影響でほとんどのホテルにおいてラウンジの営業が休止(もしくは時短・縮小)されており、2022年3月現在でもその状況は変わっていません。(最新の稼働状況はこちら

つまり「今日は宿泊しないけど、近くまで来たからお茶を飲んでひと休みするか」といったことが長らくできない状態となっているわけです。

「泊まることもない・レストランにも行かない・ラウンジすら使えない」のであれば、クラブ会員で居続けることに意味を見出すのは、難しいですよね。(←あくまで私の場合です)。

 

それでも「クレジットカード機能のための年会費がかからないのなら、会員を継続してもいいんだけどな」と考え、最後の悪あがきとしてサポートセンターに問い合わせたところ、「挙式をあげてくれた夫妻には無料会員の枠を提供したりしてますが、それ以外の場合はカード解約=メンバー退会となります」とのお返事だったため、残念ではありますがお別れする運びとなりました。

まぁ、今後ホテルにお金を落としてくれる可能性がほぼゼロの会員を無料で囲い続けておくメリットも余裕も先方にはないのでしょうから、ある意味円満離婚みたいなものだったのだと思います。

ということで、これまでお世話になりました。

いつかまた、あの巨大ホテルを再訪できることを祈りつつ。

 

【参考】

ニューオータニホテルズさんの公式サイト。↓

ニューオータニクラブの公式ページ。↓


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