今年も残り1ヶ月となりました。
オミクロン株などのせいで株価が下がった11月末の資産状況をまとめてみました。
1 資産額の変動推移
まず、保有する資産総額の増減・変動実績です。
2018年1月度における「不動産」「金融資産」「両者を合算した総額」それぞれの絶対額を100%として、月ごとにの増減推移を並べてます。
(2018年・2019年分は奇数月だけの表示です)
株価が下落したわりには、大きな変動はなかったようです。
2 資産の種類別シェア(金融資産のみ)
続いて「金融資産だけでみたシェア」です。
(「株式」「債券」「現金」を「外国 × 国内」で6分割しています)
あまりに変わり映えがせず、特にコメントはありません。
3 資産の種類別シェア(不動産含む)
今度は、さきほどの「金融資産」に「国内不動産」をさらに積み重ね、“資産総額”におけるそれぞれのシェアをまとめてみました。
すぐに使える「国内現金」シェアが過去最低(8%)となりました。これについては後ほど補足します。
4 資産の推移実績と、今後の予測
続いて、「100歳が終わるまで、かつ月単位で資産の増減を確認できる実績&予測グラフ」の更新結果です。
このグラフの作成過程は、以下の過去記事をご参照ください。
で、11月分までを「予測値」から「実績値」に更新し、さらにそれに合わせて“100歳までの将来予測値”も更新させた最新結果のグラフがこちら。↓
↑先月、赤の「金融資産の将来予測値」が「FPプラン超え」する時期が大幅に前倒しされたばかりですが、「国内現金」の減少や株価下落の影響もあり、ふたたび「2037年頃に、いったんFPプラン(オレンジ)に抜かれます」という試算結果になりました。(「元に戻った」という感じです)
先月に「(大幅な前倒しになったけど)一過性の現象かと思う」とコメントしましたが、まぁその通りになったということですね。
で、今回も、
「金融資産(赤のグラフ)がいつ最少値を迎えるか。それはいくらぐらいか」
「金融資産(赤のグラフ)が、これまでの予測プラン(オレンジや緑のグラフ)をどのタイミングで追い抜けるのか」
「最終的(100歳終了時を想定)に、どのくらいの金融資産(赤)、ならびに不動産を含む総資産(青)が残るか」
という点(グラフ内の吹き出しのポイント)を、次の項で解説します。
5 「今後の予測」各ポイントの変動
各予測ポイントのラップ値をピックアップしておきます。
(なお、資産規模はダイレクトな金額ではなく、過去の保有総資産の最大値(ピーク時)を100%として比率化してあります)
上記の一覧表について、文章でも整理しておきます。
- 「金融資産が最も少なくなるタイミングは『2026年6月』のままだが、最少時の資産規模は前月の予測より0.7ポイント減少した」(36.9%)←悪化
- 「FPさんの助言で作ったプラン(家賃収入を得ながら資産分散。オレンジのグラフ)を上回れるタイミングは、(前述の通り)前月予測より17年も後ろにずれ込み、9月時試算の水準に戻った」(2037年4月)←大幅に悪化
- 「不動産を持たず『蓄え(退職金や年金含む)をひたすら取り崩すだけのプラン(グリーンのグラフ)』を追い抜ける時期は、前月予測より10ヶ月後ろにずれ込んだ」(2047年2月)←悪化
- 「100歳終了時の(残存)保有資産規模予想」は、金融資産に限定すると前月予測より2.5ポイントも減少。(49.5%)←悪化
- また、不動産価値(現段階での最新見積り予想額)まで加えた資産総額規模(100歳終了時)は、前月予測より2.2ポイントも減少(86.7%)←悪化
「悪化、悪化」のオンパレードですが、これまでの推移と見比べると、おおよそ今年の春先ぐらいの水準に戻ったという感じであり、致命傷を負ったというわけではないと思います。(←というか、そう思うことにしています)
一方、実際に支出した生活費(出費)ですが、過去記事の通り有機ELテレビという大きな買い物をしたことにより、支出予算を50%も上回ってしまいました。(「国内現金」シェアが減った要因のひとつがこれです)
そんなわけで「引っ越すと何かとお金がかかる」ことを実感した2021年後半ですが、残り1ヶ月は平穏かつ地味めに生活していきたいものです。
お願いだから、他の家電製品(パソコン・スマホ含む)はどうか長持ちしてくれますように〜。
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