資産の最新状況確認(2018年9月末)

Money/お金
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災害の多かった9月でしたが、なんとか終わりました。

今年も残すところ、あと3ヶ月。早いもんです。

 

さて、先月に続き、月に1度の資産(運用)状況をお伝えします。

 

 

1 資産の種類別シェア(不動産含む)

まずは、保有する全ての資産を「国内・外国」×「現金・債券・株式」と「(国内)不動産」の7つに分け、毎月の資産総額を100%とした時のそれぞれのシェアをまとめてみました。

外国現金」が2ポイント減った一方で、「外国債券」が2ポイント増えました。これは、円安が進み米国債の金利も上昇したため、用意済みの米ドル米国債を購入したことによるものです。

 

 

2 資産の種類別シェア(金融資産のみ)

続いて、資産全体の5割を占める「不動産」をはずし、「金融資産だけでみたシェア」です。

金融資産に限定してシェアを見ると、「外国現金(米ドル)」を売って「外国債券(米国債)」を買ったことが、よりハッキリ分かりますね。他の項目では目立った変動はありません。

 

 

3 資産額の変動推移

続いて、保有する資産総額の増減・変動実績です。

今年の1月度の総額を100%として、月ごとに「不動産」「金融資産のみ」「総額(不動産含む)」の増減推移を並べてみました。

青の「金融資産」は先月から横ばい(97%)でしたが、緑の「不動産」価値が上昇した(97%)ため、「総額」は前月よりも1ポイント増加しました。

 

金融資産が先月から横ばい」について念のため補足します。

9月は市況が比較的好調だったおかげで、保有する国内外の投資信託の評価額が上昇しました。

その結果、口座の数字上は「投資信託は8月よりも儲かっている」ことになり、そこに不動産の貸付収入を足してみたら、生活費として支出した額とほぼ同額だったため、見かけ上「金融資産が横ばい」となった次第です。

その上、不動産価値(買取見積り額)まで先月より高くなったため、資産の「総額」が1ポイント増えるという結果になったわけです。

 

 

4 資産の推移実績と、今後の予測

続いて、例の「100歳が終わるまで、かつ月単位資産の増減を確認できる実績&予測グラフ」の更新結果です。

このグラフの作成過程は、以下の過去記事をご参照ください。

 

で、9月分を「予測値」から「実績値」に更新した最新結果がこれです。

「8月分の実績を反映した先月版」とあまり代わり映えしないように思われるかもしれませんが、実はこれでも先月より改善・良化しています。

 

グラフだけだと改善ポイントが分かりにくいので、

のグラフがいつ最少値を迎えるか。それはいくらぐらいか」

のグラフが、これまでの予測プラン(緑やオレンジ)をどのタイミングで追い抜くことになるのか」

「最終的(100歳終了時を想定)に、どのくらいの金融資産(、ならびに不動産を含む総資産(が残るか」

という部分(グラフ内の吹き出しのポイント)を、次の項で解説します。

 

 

5 「今後の予測」各ポイントの変動

さっそく、各予測ポイントのラップ値をピックアップしておきます。(なお、資産規模はダイレクトな金額ではなく、過去の保有総資産の最大値(ピーク時)を100%として比率化します)

青でハッチングしてある部分が、前月より改善(良化)している箇所です。

 

上記の一覧表が意味することを、一応文章でも整理しておきます。

金融資産が最も減るのは2026年6月で、時期としては先月の予測と変わっていないが、資産規模は先月予測より0.4%良化する」結果となった。(27.7%)

 

「FPさんの助言に従い、不動産貸付収入を得ると同時に、投資信託も保有しているが、FPさんの想定プランによる資産規模(オレンジのグラフ)を上回るタイミングが、先月予測より「1年3ヶ月」も早まる結果となった。(2026年1月)

 

「不動産を購入せず、『退職金や年金の額を精査し、その蓄えをひたすら取り崩すだけのプラン(グリーンのグラフ)』に追いつく時期が、先月予測よりも2ヶ月前倒しする結果となった。(2048年3月)

 

100歳終了時の(残存)保有資産規模」は、金融資産に限定すると先月予測よりも0.4ポイント増加。(37.7%)

また、不動産価値(現段階での最新見積り予想額)まで加えた資産規模だと、先月予測より0.8ポイントも増加。(85.9%)

という結果となりました。

 

 

前述の通り、「株式市況が好調だったこと」と「不動産の買取予想額が上昇したこと」によって、9月は、8月以上に「順風満帆」な未来予測になってしまいました。

これは裏を返せば、

「市況が荒れて、ペーパー資産不動産の価値がちょっとでも辛めに評価されれば、資産規模はそれだけで大きく減る

「その場合は、実際に出費した生活費を補うどころか、『評価額の下落』によってさらに足を引っ張られ、資産の総額はダブルで減る」

ということを意味するわけです。

 

まぁ、投資信託や不動産を実際に売却するまでは「損得」は確定しませんから、将来予測にあまり一喜一憂しすぎるのもどうかとは思います。

いずれにせよ、予測が好調なせいで気が大きくなり、

「将来は安泰だ、ワハハ〜ッ!」

とばかりにムダ使いに走ってしまっては、元も子もありません。

 

その意味では、好調な時期こそ浮かれ過ぎないように、自分を律していきたいものです。

と、言うのは簡単なのですが、実際はなかなか…。w

 

 

 

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