台湾で「保険套」と呼ばれる品物について

年末なので、いつも以上にくだらない話を。

つい先日、購読しているメールニュースの中で「男性用避妊具(いわゆる“ゴム”)を世界各国では何と呼んでいるのか」というコラム記事が紹介されていました。

中国の「安全カバー」や香港の「防弾チョッキ」あたりは、その商品特性を表しつつも猥褻なイメージをうまくマスキングしており、穏当な表現だと思いますが、インドネシアではなんと「ペニス用ひょうたん」と呼ばれているんだそうです。だったら素直に「コンドーム」と呼んであげたほうが、まだ品位が保たれるような気がするのは私だけでしょうか。

 

 

で、この記事を読んでいるうちに、過去のほろ苦い体験を思い出しました。

 

私は当時、高校3年生

東京の大学を何校か受験すべく、千葉市内の叔父夫婦の家に2週間ほど泊まらせてもらっていました。

受験もすべて終了し、無事志望校に合格できたことから、ある日叔父はお祝いを兼ねて日帰りドライブをプレゼントしてくれたのです。

メンバーは叔父、叔父の奥さん、小学生と幼稚園の息子2人、そして私の計5人です。

すると、車内に流れていたAMラジオの「なんたらワイド」みたいな番組の“おたより紹介コーナー”で、突然「“夜のお務め”がどうしたこうした」というハガキが読まれ始めました。

「結婚してから10年ほど経過したけど、“夜のお務め”は人並みに続いている」

「さすがに新婚当時ほどの“お務め”の頻度ではなくなった」

「ある晩、“夜のお帽子”がなかなか見つからない → 暗い部屋の中でなんとか“夜のお帽子”の箱を見つけたが、空っぽだった → しょうがないので、ダンナには台所用品のラップ(!)を巻いてもらって“夜のお務め”を果たした」

パーソナリティの男女2名は、このエピソードを受けてさらに「“夜のお務め”、ご苦労さまでした」だの「“夜のお帽子”の替わりにラップとは、工夫が感じられますね」だのと、はしゃぎながら深掘りを続けていたため、純情なイナカ高校生だった私にも、さすがにこれがなんの話なのか完璧に分かってしまったわけです。

 

あぁ、気まずいなぁ。

私以上に、現役の夫婦である叔父と奥さんは、もっと気まずいだろうなぁ。2人とも無言だし…。

気まず過ぎて、誰1人として選局を変えたり音量を絞ることすらできなくなってるじゃん…。

こういう時に限って、ふだんは死ぬほどやかましく騒ぐ小学生幼稚園児の兄弟は、スヤスヤ眠っちゃってるじゃん…。頼むから起きてケンカでも始めてくんないかなぁ…。

いっそのこと、「おい、お前(=私のこと)、この話が何のことか、そろそろ分かるようになったか? 笑」「あなた、やめなさいよ、まったくもう! ゴメンね、◯◯くん(=私のこと)」みたいに冗談めかしてくんないかな、叔父夫婦…。

 

そんな地獄のような日帰りドライブから30年以上経ちまして、当時のクソガキ兄弟もすっかり大人になり、今や立派な人の親です。

年明けには、叔父ならびに“元クソガキ兄弟”と会食することになりそうですが、叔父の奥さんが同席しないなら、この時のことも酒の肴にできるかもしれません。

 

ということで、どなた様も良い年をお迎え下さい。

 

余談
「寝酒」のことを英語圏で「ナイトキャップ(Nightcap)」と呼ぶと知ったのは、それから10年以上経ってからですが、ホテルのバーなどで「ナイトキャップはいかがですか?」と尋ねられると、今でもドギマギする私なのでありました。