Apple Musicで“自作ミュージックビデオ”が除外されてしまった際の悪戦苦闘記録。

Apple Musicを使い始めて以降、記事タイトル通りの現象が起きてしまったのですが、歳を取ってくるといろいろと忘れやすくなってくるので、自分用の備忘メモとしてまとめておきます。

Apple Musicを利用する前。

MacBook Proの「ミュージック」アプリ(旧“iTunes”)に、以下のようなコンテンツを蓄積しておりました。(今でもそうですが)

  • 音声ファイル
    • 自作系(たぶん1万曲ぐらい)
      • CDから取り込んだ楽曲。
      • 録画した音楽番組などのアナログ音声をデジタル化した楽曲。(関連記事はこちら
    • Apple公式(たぶん1,000曲ぐらい)
      • iTunes Storeから購入した楽曲。
         
  • ビデオファイル(数十本ぐらい)
    • 自作系
      • 友人知人などが出演したバンド・楽団の演奏動画。(ミュージックアプリに取り込んだ動画の「メディアの種類」を“ミュージックビデオ”に指定してやると、ミュージックアプリ上でふつうに視聴できるようになります)
    • Apple公式(3本)
      • iTunes Storeから購入したミュージックビデオ。

で、「コンテンツ蓄積母艦:Mac」からiPhoneへデータをWi-Fiで同期させ、ビデオについてもいちいち画面で映像を見ることなく、単に「音楽」の一部として聴き続けてきました。

Apple Musicを利用してから。

「これまで自分がコレクションしてきた楽曲はもちろん、『7,500万曲以上(2020年5月時点)』のサブスク曲も統合的に聴ける」「サブスク曲はストリーミングダウンロードのいずれにも対応」というだけでなく、コンテンツの管理ライブラリがクラウドに上がるので、「Mac側で新規登録した楽曲はいちいち手動で同期しなくてもiPhoneで聴ける(この逆も可)」ようになりました。

ただし、前述のコンテンツ種類のうち、なぜか「自作系ミュージックビデオがiPhoneに同期されない」という副作用が生じてしまったわけです。

例えば、Macのミュージックアプリで「ミュージックビデオ」を指定すると、このようにズラズラと動画サムネイルが並びます。↓

Apple Musicで“自作ミュージックビデオ”が除外されてしまった際の悪戦苦闘記録。
数十本あるので、それなりに壮観。

ところが、iPhone側で同じく「ミュージックビデオ」を指定すると、公式購入した3本分のサムネイルしか出てきません。↓

スカスカで寂しい限り。

これはおそらく、楽曲情報を管理するクラウドミュージックライブラリ(以下「ライブラリ」)では「自作系ミュージックビデオ」の同期を対象外としているからなんだと思いますが、それらのビデオを「単に音楽としても聴ける。ここぞという時には動画込みで視聴できる」と重宝していた私としては、いささか不便な状況になっているのです。

本件について、先月Appleさんのサポートセンターに問い合わせたり、ネットで調べたりしてわかったこともありますので、以下に整理しておきます。

わかったこと。

「自作系ビデオ」はクラウドのライブラリには反映されない。

だからこそ起きている問題なのですけど、サポートセンターさんもそうおっしゃっているので、一応大前提として記録しておきます。

「ライブラリの同期」をオフにすれば解決する。

要は従来の利用環境(手動同期)に戻すということですが、こうすれば当然ながら自作ミュージックビデオはiPhone上でも復活します。(まだ実践してませんが、復活するはずです。というか、そうでないと困ります。笑)

この状態でApple Musicを使い続けることもできるそうですが、ただしその場合「サブスク曲のダウンロードはできなくなるので、サブクス曲は常にストリーミングで聴くことになる」んだとか。うーむ。

自作ビデオを「AirDrop」でiPhoneに転送できるが…。

Macのミュージックアプリ上で自作ビデオをひとつ選択して右クリックしても「共有」サブメニューが表示されないので「AirDrop」にたどり着けません。

そこで、「ビデオ選択 → 右クリック → Finderで表示」と進み、ビデオファイルの格納先フォルダを表示させてみたところ、当該ビデオのアイコンを選択して「共有 → AirDrop」へたどり着き、iPhoneに転送することができました。

しかし、そのビデオの再生のためにiPhone側で立ち上がったのは、「写真」アプリでした。

要するにこの場合、iPhone側ではミュージックビデオとしてではなく、単なる動画として認識されてしまうということですね。

これだと、「自作ミュージックビデオを再生するときには、わざわざ写真アプリを立ち上げる」ことになりますし、何よりも先程のAirDrop転送作業を、ビデオの本数分くり返す必要があるわけで、解決策としては「ライブラリ同期をオフにする」以上にきびしいものがあります。これまた、うーむ。

私が選んだ妥協策は「自作ビデオの同期はあきらめる」

正確には、「自作ミュージックビデオとしてのiPhone同期はあきらめ、そのかわりビデオから音声データだけを引っこ抜き、それを『自作の楽曲音声ファイル』の一環としてライブラリ経由で同期する」というものです。

これであれば、CDから取り込んだ楽曲と同じ扱いで同期の対象となりますから、まぁ妥協できる範囲かと思われます。(当然ながら、iPhone側では動画としての視聴はあきらめることになります)

で、肝心の「音声データを引っこ抜く」作業が、先程のAirDrop転送のような手間がかかるとしんどいのですが、以下のサイトを参考にしたところ、「複数のビデオをまとめて、一気に、しかもアルバム・楽曲・アーティストなどの情報も引き継がれる形で音声ファイルを抽出できる」ことが分かりました。もちろん、ビデオファイルもそのまま残ります。↓
(これは、実践済みです)

まとめ。

Apple Musicを使い始めて以降(ライブラリ同期をオンにして以降)、実はこれ以外にも…、

「同じアーティストのアルバム群が複数に分割される(その結果、同じアーティスト名が複数回にわたり一覧に登場する)」

「一部の楽曲情報(タイトル・アーティスト名)が日本語から英語(ローマ字)表記に変わったり、逆に英語からカナ表記に変わった」

「iPhoneで再生した分が、Mac側のミュージックアプリの“再生回数”に反映されてこない

など、“実用には耐えるけど、ちょっと使いづらい現象”が散見されたりしています。

Apple Musicのお作法に私が慣れていない面もあるとは思いますが、「これってバグだよね・使ってて、なんか気持ち悪いよね」という印象があるのも事実です。(過去に経験した「楽曲ファイルのダブり」に比べれば、いずれもかわいいもんですが)

ということで、「そうは言ってもサブスクはやめられない」となるのか「自分の蓄積したコレクションがキチンと聴ければ、それで十分」となるのか、はたまた「既存コレクションとサブスクを統合させるとややこしいことになるから、サブスクはApple MusicじゃなくてSpotifyに切り替える」なども含め、もう少し使いながら様子を見たいと思います。

参考リンク

Apple Music公式サイト。↓

Spotify公式サイト。↓