家電長期保証を使ってドラム式洗濯機を修理(掃除)してもらった。

家電長期保証を使ってドラム式洗濯機を修理(掃除)してもらった。 Consumption/消費
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4月に入って、愛用してきたドラム式洗濯機の調子が悪くなったため、購入店(ヤマダデンキさん)の長期保証を使って修理をしてもらいました。

備忘メモを残しておきます。

 

症状

  • 乾燥終了までの時間がかなり長びくようになってきた。

  • 「洗濯〜乾燥」までの自動コースをスタートさせると、予想所要時間として2時間弱ぐらいが表示されるが、乾燥モードの途中で再確認すると「残り時間:4時間30分」などと、洗濯工程が終わっているにも関わらず、当初予想よりも時間が延びてしまう。

 

ちなみに、過去の修理経緯

  • 購入から2年後ぐらいにも同様の症状が発生し、ヤマダデンキさんの長期保証の窓口に修理を依頼。

  • 後日、メーカーのサポート担当者がやって来て、洗濯機のカバーを開けて何やらゴソゴソと作業開始。(現場が狭く、私は目視確認できず)

  • 1時間ほど経って「終わりました。中に洗濯物のホコリ糸くずがびっしりこびりついていたので、きれいに取り除きました。これで大丈夫です。長期保証中ですが、“各種クリーニング・異物除去”は保証対象外なので作業料は有料です」とのことで、たしか1万1000円程度を支払ったかと。

  • 「取説に書いてある乾燥フィルター・排水フィルターの掃除は定期的に実施しているのに、それで“筐体カバーを外さないとやれないクリーニング”が必要になるとしたら、もはや不具合の領域なのでは?」との疑問も浮かんだが、めんどくさいので素直に支払って終了。

 

今回の修理経緯

  • 「また1万円とか払うなら、そろそろ買い替えてもいいかもな。そもそも長期保証期間を過ぎてるかも」と思いつつ、ヤマダさんの窓口にメール相談。

  • 折り返しの電話で「長期保証期間内です。ただし購入から4年目以降に突入しているので部品代・出張料は負担してください」とのこと。 → 了解した上で、修理訪問日を調整。

 

修理当日

  • メーカーの技術スタッフさんではなく、ヤマダデンキの出張サービスセンター所属のスタッフさんが来訪 → 作業開始。

 

作業内容(写真)

解体前。↓

 

解体中。↓

 

ファン(左側の丸い物体)と乾燥ダクト(右側の丸い穴の奥)にホコリごみがけっこうくっついてますね。ファンは洗浄し、ダクトのごみは除去します」とのこと。↓

 

マジックハンドみたいな細長い器具で乾燥ダクトから取り出したホコリごみ。
何度も「湿って乾いて」を繰り返しているためか、フワフワではなくガビガビです。。。↓

 

修理(掃除)終了後

  • 作業料(出張料だったかも)として2,310円(税込)のみ請求される。

  • 「数年前にも同様の対応をしていただき、その際には1万円を超える費用がかかった」ことを伝えると「メーカーさんのサービススタッフだと、この手の内容を保証修理とするか有料作業とするか判断がまちまちなんですよねぇ。今回は作業(出張)だけということでお願いします。これでしばらく様子を見て、問題あればまた連絡下さい」とのこと。なんか良心的。

 

スタッフさんに教えてもらったこと

特定メーカー所属でない技術者さんではなく、いろんなメーカーの製品を修理しているとのことだったので、せっかくなのでいろいろ教えていただきました。

  • 排水フィルターや乾燥フィルターを定期的に掃除しても、乾燥フィルターの奥にある乾燥ダクトのホコリごみ付着は防ぎきれない

  • 最近では「洗濯のたびに乾燥ダクト内を水道水で洗い流す自動洗浄機能」が付いている機種も出てきた。

  • しかし、完全に流しきれなかったホコリごみがにダクト内に残ったりすると、乾燥モード中に乾いてそのまま付着し、徐々に蓄積することもあるので、完璧ではない。洗浄機能がないよりはかなりマシだけど。

  • ヒーター方式の乾燥機能(私の洗濯機はこれ)は電気代がかかるけど、本体価格が比較的安く、今回のような掃除料金も安くつく。

  • これがヒートポンプ方式になると、電気代は安くつくけど、本体価格が高く、掃除料金も(カバーを外す以上の分解・洗浄作業が伴うので)高くつく。

  • ヒートポンプは、それ自体の交換ともなると、メーカーにもよるが5〜7万円ぐらいはかかる。

 

とのこと。

 

スタッフさんが最後におっしゃった「ドラム式洗濯機は、まだまだ発展途上の製品なんですよねぇ」という言葉が印象的ではありましたが、とはいえ将来、本格的に買い替えなければいけなくなったら、私はやはり「乾燥ダクト自動洗浄機能」が付いているモデルを選んじゃうと思います。

 

ヒートポンプ方式にするかどうかは悩みどころですが、買い替え時期(=所有現行機が修理不能となったとき)の電気料金がどうなっているかで決めることになるかと。

エネルギー危機とか国際紛争の影響で、電気料金が今以上に高騰するようなことになれば、乾燥機能自体を断念して“自然乾燥”に徹することだってあり得るかもしれませんし。

 

祈・世界平和。

 

【参考】

ヤマダデンキさんの「無料長期保証」案内ページ。↓

シャープさんの「ドラム式洗濯乾燥機 乾燥経路のお手入れ・クリーニングサービスについて」ページ。↓


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