こんな「宮沢賢治をたどる旅」でした。【もりおか啄木・賢治青春館編(2)】

宮沢賢治ツアー報告の6回目です。

もりおか 啄木・賢治青春館」の館内報告です。

 

場所はこちら。

 

では、さっそく。

 

「(旧銀行の)営業室」を利用した、1階の常設展示室。銀行本店だっただけあって、天井高し。

 

同じく1階常設展示室を、別アングルから。広い空間を活用して、石川啄木と賢治先生の(主に盛岡での)歩みを紹介しています。一角にはカフェも併設。

 

天井の桜をかたどったと思しき文様は、第九十国立銀行のロゴマークだそうです。おしゃれ。

 

1階(旧営業室)の奥にある金庫室。沢山の修学旅行生も見学していらっしゃいました。

 

現在は「光と音の体験室」になっています。

 

内部の壁面や天井には、啄木と賢治先生にちなんだ牧歌的なイラストがビッシリと描き込まれていて…。

 

盛岡の幻想空間が体験できる」んだそうです。

 

で、入ってみたら、「照明が変化し、蛍光塗料で描かれた銀河鉄道や星々が夜空に浮かび上がり、幻想的な音楽が流れる」という演出が始まりました。うーん、正直、ビミョー…。金庫室なんですから「啄木と賢治先生の最も貴重な資料を月替わりで展示する」とかの方がいいような気がしました。

 

1階の旧・営業室(現・常設展示室)を抜けると、旧・応接室(現・街並展示室)や…

 

旧・重役室(現・体験学習室)や…

 

旧・頭取室(現・映像体験室)があり…

 

旧・頭取室では常時資料映像が流されたりしていますし…

 

旧・頭取室の一角には、洒落た暖炉も残っていたりしますけど、なんと言いましょうか、せっかくの歴史的建造物を、「2人の青春」というコンセプトに沿った施設として活かしきれていないというか、持て余しているというか、ちょっともったいない印象を受けました。

 

むしろ「青春館の展示空間」化されていない部分、たとえば階段ホールなんかに私はグッときてしまいました。

 

2階から階段ホールを見下ろしたところも、木製手すりのカーブ具合とかが最高にたまらなかったりしますし…

 

アーチ状に湾曲している2階天井も素敵だと思います。このドアの向こうは「総会室」という広いホールで、1階の営業室(常設展示室)のちょうど真上に当たります。

 

で、その旧・総会室(現・2階展示ホール)では、7月7日まで「喫茶は文化の宝庫展」という企画展が開催中。カフェや喫茶店の歴史が紹介されていて、それはそれでまぁ楽しめましたが、「啄木と賢治先生の青春」に関係しているような、いないような…。やっぱりビミョーです。

 

ということで、「元・銀行の本店本館の内部」としての紹介だけでかなりの分量になってしまいましたから、肝心の「賢治先生の青春の記録(いよいよ保阪嘉内も登場か?)」については、また次回にでも。