ミチヨ、ハワイへ行く③〜ハワイ島北回り観光ルート

ハワイ島2日目。


この日は、ネットで見つけた現地旅行会社さんに12時間のカーチャーターをお願いした。
ハワイ島の北部の名所を周りながら最大の街であるヒロを経由し、キラウエア火山を見学、夕方には海に流れ込む溶岩を観察するというスケジュール。

父は車の運転が好きだし、実際にかなり上手いので、外国の広くて真っ直ぐな道を運転したがっていたが、道には街灯が全くないので、夜は真っ暗。
運転させなくて正解だったと思う。


朝8:30にガイドさんと待ち合わせ。
おそらく50代中盤と思われる細身長身の男性が四駆で登場。

19号線という、ひたすら真っすぐな1本道をドライブしながらハワイ島の基礎知識の説明を受ける。

島が大きいので、1つの島の中に全ての天候があると言われるそう。
ホテルのあるコナ地区は、年間に数日しか雨が降らないが、ひと山越えて島の反対側に行くと、ほぼ雨ばかりになるとのこと。

・・・という説明をしてくれているというのに、ミチヨときたら、

「今朝は日本から持ってきた梅干しで緑茶を飲んだんですよ、やっぱり緑茶はどこで飲んでも美味しいですね」
「毎年自家製の漬物を作っていて、それが緑茶には合うんですけど今年は漬けるのを忘れちゃったんですよ、嫌になっちゃうわ」

などと全く関係ない話題を返すため、ガイドさんも苦笑い。

トンチンカンな返しが入らなくなったなーと思えば、いつの間にか寝てたりするし。

なにがともあれ、最初の見学地ワイピオ渓谷へ到着。

タロイモ栽培が盛んで、昔からハワイの王族が住む場所だったそうで不思議な霊力(マナというらしい)に守られた神聖な土地ということで楽しみにしていたのだが。。。

雨・・・。

しかも、ちょー寒い。

「雨に煙るワイピオ渓谷も神秘的ですからね」とガイドさんのフォローが入るが、ただでさえ寝起きで機嫌の悪いミチヨには響かなかったご様子。残念。



その後、ホノカアの街を車窓から眺めつつトイレ休憩も兼ねてTEXというドライブインに立ち寄り、名物といわれる揚げパン「マラサダ」を食す。



あまり期待していなかったが、揚げたてのマラサダはホッカホカ&柔らかくて美味。

すると「揚げパン、お土産に買って帰る!」と騒ぐミチヨをガイドさんが優しく諭してくれてドライブインを後にする。

この頃からだろうか、ガイドさんが「こいつから目を離してはいけない」と
ミチヨを徹底マークし始めたのは。
聡明なガイドさんに巡り会えて良かった。



次はアカカの滝へ。

滝に辿り着くまでに熱帯雨林の中を10分くらい歩くそうで、雨が酷かったら見学中止にしようと話しをしながら向かったところ、幸い雨はあがった。

雨上がりの熱帯雨林ジャングルは、緑の匂いがより一層濃く感じられて心身が洗われるようだった。

ほどなくして、目的のアカカ滝がどどーんとお目見え。ミチヨ、ハワイへ行く〜ハワイ島北回り観光ルート

落差150mのド迫力!

父親と息子は滝の勇姿に感動し、写真撮影に夢中になっていたのだが、遠くから聞き慣れた声の日本語が聞こえてくることに気づく。

「なんだか華厳の滝の方が迫力あるように感じるわね」
「いやいやお母さん、落差は華厳の滝の倍ちかくあるんですよ」
「そうなんですか?でもなんだか華厳の滝の方が・・・」

思わず父と顔を見合わせたものの、他人の振りしようぜと目で会話をして写真撮影に集中。。。

ハワイ島東部の年間降雨量は東京の倍だそうだ。
殺伐とした黒い溶岩台地に熱帯雨林を形成したのも、アカカ滝の豊富な水量も、まさに雨の恵。


マイナスイオンをたっぷり補給した(と思われる)我々はヒロの街に入る。

ハワイ島東部の中心地とはいえ、情緒のあるというか、寂れたというか、そういう雰囲気のあるのんびりした小さな街だった。

そして、ハワイに来たならカメハメハ大王様にご挨拶せねばとガイドさんから強く勧められて立ち寄ることに。

ハワイ諸島を初めて統一してハワイ王国を建国した初代国王、と車の中でガイドさんから説明を受けてから見学したというのに、この像を前に「カメハメハっちゃぁ誰なの?」とのたまうミチヨ。
人の話をちゃんと聞いとけっつーの。

ガイドさんに「遅めの新婚旅行なんだから」と促されてミチヨと父はカメハメハ大王像の前でツーショット写真を撮られていた。
そういう姿を見るのは、息子としては何か気恥ずかしい。

観光ばかりで買い物タイムがないとミチヨが不機嫌になるので、ヒロ発祥のアロハの専門店「シグ・ゼーン」に立ち寄る。
1枚1枚全て手作りのアロハは、素材にもこだわり、デザインもシック。

予想通り、ここでミチヨが水を得た魚のように生き生きとしだした
額に汗してあれこれ試着した結果、ムームーをお買い上げ


買い物魂のウェーブが到来したところで、ハワイ島でしか買えない、しかも美味いと評判のクッキー&チョコを買いに「ビッグアイランドキャンディーズ」に行く。



店内に入ると、すぐに試食用のクッキーとチョコがもらえて、コナコーヒーも飲める。
確かに、美味い!

ここでのミチヨのお土産の乱獲っぷりが“あまりにも”だったので、僕から買い物にストップをかけたのだが、それが余程気に入らなかったらしく、未だに「買い物を無理やり止められた」と恨み節を言われている。
買い物阻止の恨みは恐ろしい。

買い物した後はランチ。

ガイドさんおすすめで、どのガイドブックにも必ず載っているロコモコの店「CAFE100」に行く。

この店は創業50年以上。ロコモコ発祥の店として地元に愛されているそうだ。

ファストフードの類いが大嫌いな父が心配だったが、無事完食。
「なかなか美味い」とか言ってるのを聞いて、「意外と雰囲気に流されるんだなー」と新たな一面を発見。

次回、キラウエア火山の観光につづく。