6年半の振り返り
サラリーマンを早期リタイアしてから、早くも6年半が経過しました。
で、最近つとに感じるのが「マルチタスクな行動ができなくなった」「1日に複数の予定を設定するのが苦手になった」ということです。
具体例を並べると…、
- 以前:上司への報告資料を作りながら、空き時間で部下の会議資料に目を通したり、新サービスの企画会議に参加しつつ、翌日の準備が済んだらようやく終業。
- 現在:情報収集であれ資料作成であれ文書執筆であれ、何らかのデスクワークを1本終えると「今日もやり終えた」感に包まれる。
- 以前:「社内会議 → 客先訪問その1 → 客先訪問その2 → 帰社後に報告会議」などはザラ。2件目や3件目に遅れないように、常に“次の開始時刻”を意識しながら事にあたる。
- 現在:打合せや商談にせよ、通院・買い物にせよ、あらゆることについて「1日1件」以上の外出を(可能な限り)詰め込まない。
- 以前:バッファとして確保しておいた予備時間が余れば、カフェなどで資料チェックをしながら時間調整するので、ますますマルチタスクが進む。
- 現在:シングルタスク指向が強まり、「次の案件」が減る。必然的に「すきま時間」が存在しなくなる。結果的に「時間の有効活用」という意識が薄くなる。
こう書くと「ゆとりがあっていいですね」と思われてしまうかもしれません。
そういう面があることは否定しませんが、これって裏を返すと「1案件にいくらでも時間をかけられる → 気が済むまでそれをやり続けてしまう → どこで気が済むのかが自分でもだんだん分からなくなる → 気づくと1日が終わっている」というリスクをはらんでおり、というか、実際そういう状況になっておりまして、ちょっとよろしくないなぁと思う今日この頃です。
ただでさえ、歳をとって何事も億劫になりがちな昨今。
時間的な面で自分を甘やかしすぎないように、たとえ1日1件であったとしても、これまで以上に「予定」「〆切」「目標」を意識しつつ、行動するようにしたいと思います。
参考情報
HR Brainさん運営「HR大学」の「マルチタスクとは? シングルタスクとの違い、デメリットややり方を紹介」ページ。↓
マルチタスクとは? シングルタスクとの違い、デメリットややり方を紹介 | HR大学
マルチタスクとは同時並行で複数のタスクを行うスキルのことです。実際に使っている方も多いと思います。一方で、マルチタスクを行うことを苦手に感じている方も多いのではないでしょうか。この記事ではシングルタスクとの違いやマルチタスクができない原因、...
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