クローゼットの奥深くとか、押入れの天袋など、踏み台でもないと手が届かないようなスペースに突っ込んである段ボール箱って、中身どころか、その箱の存在すら記憶から遠のいてしまいがちです。
つい先日、私もひょんなことから“謎の段ボール箱”の存在に気づいたため、意を決して中身の確認と断捨離をすることにしました。
私の記憶が正しければ、現在の住居に引っ越してきた直後に1度だけ開封し、その後、25年間もクローゼットの肥やしにしていた代物です。
で、慎重に取り出したのが、この段ボール箱です。
室内の空気清浄機が、猛烈に反応しました。
断捨離したもの
商品名:クリーム色の遮光カーテンと、レースカーテン(レースカーテンには「東洋紡」のタグあり)
入手時期
今住んでいる住居の「一つ前の住居に引っ越したタイミング」だったので、1991年とか1992年とか、だと思います…。
入手先・入手価格
当時はネット通販サイトもありませんでしたから、最寄りの東急ハンズでオーダーして作ったものだと思います。
天井が妙に高い物件で、サッシ窓の高さもけっこうあったため、わりと金額が張った印象がありますが、具体的な価格は覚えておりません。
入手理由
「サラリーマンになって2・3年経ち、収入も安定してきたから、ちょっとだけ家賃の高い物件に住もう」ということで、引っ越した先の(天井の高い)物件用に作らざるを得なかったものです。
「こんなに窓がデカイなんて気づかなかったなぁ。予定外の出費になっちゃったなぁ。もっと事前確認しとけばよかったなぁ」と少々後悔しながら代金を支払ったような気がします。
使用感
当時は「どうせ買うなら長持ちするものを。長持ちさせるなら良いものを。良いものとは高いもの」と単純に思い込んでいましたから、遮光性能が極めて高いカーテンを買わせてもらいました。
そのおかげで、カーテンを閉めれば昼間でも室内をほぼ真っ暗にできましたので、いろいろ重宝しました。
断捨離の理由
25年前(四半世紀前…。遠い目)に今の住居に引っ越してきたのですが、このカーテンでは現物件のサッシ窓の大きさに対して「高さが余り、幅が足りない」状態でしたので、また新調せざるを得ませんでした。
普通なら、そのタイミングで古いカーテンを処分するんでしょうが、「また数年後にサッシ窓の大きな物件に引っ越すかも。そしたらまた出番があるかも」とケチ臭いことを考えたため、当面キープしておくことにしたわけです。
とはいえ、その「当面」が結局25年間になってしまいました…。
四半世紀を経てせっかく段ボール箱の存在に気づいたわけですから、ここで潔く処分してしまうことにした次第です。
断捨離の方法
地元自治体の清掃事務所ルールに従い、「燃やすゴミ」として廃棄しました。
(金属フックは、はずして金属ゴミへ)
代替物・代替手段
今の住居で使用しているカーテンが、それです。
代替といっても、もう25年選手ですが。
まとめ
- カーテンを保管するなら、クリーニングしてから。
- これまで使っていたカーテンを引越し先で流用するのは、窓の数や大きさが異なることが多く、ほぼあり得ない。
- カーテンの流用を意識した物件探しなど、するワケもないし。
- 引越しするならカーテンも新調したほうが気分も変わる。
- クローゼットの奥や押入れの天袋に「お宝」は眠っていない。“まっくろくろすけ”がいるだけ。
こんな感じでしょうか。
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