2019年の秋に「7年ぶりにMacBook Proを買い替えた。きっとまた7年ぐらい使うだろう。で、7年も経ったらパソコン環境も大きく変わっているだろうから、今回が最後のパソコン購入かも」みたいな記事を投稿したことがあります。
それから5年弱しか経っておりませんが。このたびMacBook Airに乗り換えることにしました。
まだまだパソコンの時代は続きそうです。w
備忘メモとして、買ってよかったことをまとめておきます。
色をミッドナイトにしてよかった。
購入前に調べたところ「M2チップモデルのミッドナイトは、指紋が目立つぞ、こまめに手入れしないとみっともないぞ」とか「今年のM3チップモデルでは新しい陽極酸化皮膜処理が導入されて指紋が目立たなくなったらしいぞ」とか「いや、大して変わってないぞ、いまだに目立つぞ」などの声があがっていて、大いに悩まされました。
私の場合、自宅使用が中心であり、スタバで作業をすることもないので、指紋汚れのリスクよりも自分がカッコいいと思えた色のチョイスを優先することにしました。
そもそも、汚れたら拭けばいいわけですし。(←そのうちぜったい手入れをさぼって指紋ベタベタになるとは思いますがw)
要するに、これまでずっとシルバーやスペースグレイのiMac・MacBook Proだったこともあり、ブラック系のミッドナイトにカッコよさを感じたということです。
M3チップのモデルにしてよかった。
発売からしばらくして、「M2プロセッサモデルからは買い替えなくてもいい。M1モデル所有者は買い替えたらパフォーマンスの向上を体感できる。そして、まだインテルチップモデルを使っているなら、マストバイ」的なレビュー記事を見かけることが多くなり、「最後のインテルチップMacBook Pro」ユーザーとしてはかなり悩まされました。
そりゃまぁ、ちょっと重い処理をするとキーボード奥の筐体がかなり熱くなり、冷却ファンも強めに回ったりしますが、それでもインテルMacBook Proは十分まだ現役で使えるコンディションだと思います。
ただ、いざM3モデルが届いてしまうと、この5年のプロセッサの進化には、ただ感心するしかありませんでした。
冷却ファンのないMacBook Airにしておいてよかった。
M1とかM2のAppleシリコンを搭載するようになったMacは、電力消費も発熱もかなり抑えられるようになったということは聞いてはいました。
とはいえ、「過度に負荷をかければ発熱するのだ。熱くなりすぎるとプロセッサの周波数が低くなり熱を下げようする“サーマルスロットリング”が発生してしまうのだ。それでは一体何のためのM3チップなのだ?」という声もあり、インテルチップモデルの発熱を体験している者としては「やっぱり冷却ファンのついているMacBook Proがいいのかなぁ。それだと予算がなぁ…」と逡巡しまくっておりました。
で、使ってみた結論ですが、「自分の使い方ぐらいじゃ、全然熱くならないんだね。Appleシリコンってすごいんだね」といったところでして、熱とかファンに関する心配は杞憂だったようです。
ただ、インテルMacBook Proにも購入当初は同じ印象を抱いていたように思います。
おそらくは、OSやアプリがバージョンアップしていく中で、プロセッサの負荷は(これまでもこれからも)上がり続けていくわけでしょうから、いずれはM3だろうがM4だろうが「処理が遅い。発熱しすぎ。そろそろ買い替えかも」と悩むタイミングはやってくるんだと思います。
13インチモデルにしてよかった。
「買い替え前のMacBook Proが16インチ → その前のMacBook Proが15.4インチ → さらにその前は21インチぐらいのiMac。ちなみにサラリーマン時代の職場のWindowsPCは15インチ」という具合に、これまでに13インチのディスプレイを使ったことがなく、なじめるかどうかは、かなり気にしました。
結果としては、「まぁ、このくらいのサイズと軽さのほうが、たまの旅行に持ち出す時も負担にならないかもね」という感じで、結果オーライといったところです。
ノートパソコン用のスタンドを買ってよかった。
とはいえ、「小さいディスプレイを使うと、どうしても目線が下がる → 首が常に下向きになる → 猫背にもなる → 肩こり・眼精疲労が悪化」というリスクは避けたかったので、ディスプレイの高さを上げるべく、初めてノートパソコン用のスタンドを買ってみました。
実際の商品がこちら。↓
目線が上がる、キーボードが打ちやすくなる、底面が浮き上がるので排熱効果が高まるなどのメリットが得られるらしいですが、なにぶん初めて使っているため、まだ効能を実感するには至っておりません。
それに、同じようなデザインのスタンドが大量に出回っており、おまけに値段もピンキリだったりして、商品選択には苦労しました。
「このカテゴリの、このモデルがほしい。それを安く買えるのはどこ?」という買い物は好きなのですが、商品差別化ができているのかどうかも分からない類似商品だらけのカテゴリから特定モデルを絞り込まなければいけない買い物となり、正直疲れました。
いずれにせよ、しばらく使い続けてみます。
ハードシェルケースを買ってよかった。
これまでのMacBook Proでは、「自宅では裸で。旅先に持ち出すときはジャストサイズのスリーブケースに入れて」という運用でした。
ただ、「指紋がつきにくいとはいえ、スペースグレイよりは目立つはずで、面倒な拭き取りお手入れは極力したくない。それに、ミッドナイトの筐体は、ちょっとした引っ掻き傷でも目につきやすそうなので、自宅での普段使いでも何らかの保護をしたい」 → 「ハードシェルケースが良さげだが、熱がこもりそう」 → 「到着したMacBook Airをいざ使ってみたら、自分の環境ではほとんど発熱しない。これならいけるかも」ということを確認した上で、こんなものを買ってみました。
同カテゴリの中ではかなりお高いのですが、アップルさんが公式に取り扱っているので、それなりのクオリティだと信じてみることにしました。
ざらざらしたドットの質感が気に入ってます。参考までに装着した写真をどうぞ。↓
キーボードカバーを装着し続けてよかった。
リセール価格が高いApple製品ですから、なるべくきれいに使い続けてあげたいというのもオーナーの人情。
そこでこれまで使っていたMacBook Proには、ずっとキーボードカバーをつけておりまして、それが5年も経ってみたら、こんな感じになってました。オェッ。↓
使用頻度の高いキーを中心に、手指の汚れの黄ばみもさることながら、(おそらく爪による)細かい傷で白濁化していることが分かります。
カバーをつけないと、それらのダメージがキーボードを直撃していたわけですから、これは効果絶大だったと思います。
ということで、MacBook Airにも着せてあげることにしました。
実際の写真がこちら。↓
まとめ
そういうわけで、今回のMacBook Airにおいては、おおむねいい買い物ができたと思っています。
ただ、円安やアメリカのインフレ影響もあって、以前から高価格帯のApple製品が一段と高くなってしまっています。
次に買い換えるタイミングが5年後なのか7年後になるのかは分かりませんけれど、「ニューヨークでラーメン一杯食ったら3,000円だった」的なノリが、Macにこれ以上のしかかってこないことを切に祈ります。
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