オリンピックイヤーも、はや1ヶ月が終わってしまいました。
ということで、2020年最初の資産(運用)状況をまとめておきます。
(データを取りまとめたのは、厳密には「2月2日時点」です)
1 資産の種類別シェア(不動産含む)
まずは、保有する全ての資産を「国内・外国」×「現金・債券・株式」と「(国内)不動産」の7つに分け、毎月の資産総額を100%とした時のそれぞれのシェアをまとめてみました。
2 資産の種類別シェア(金融資産のみ)
続いては、前のグラフから、資産全体の5割を占める「国内不動産」をはずし、「金融資産だけでみたシェア」です。
これら2つのグラフをあらためて俯瞰すると、外国系の資産をちょっとずつ増やしてきた結果、気づいてみたらかなりのシェアになってきました。
国内不動産も含めた全資産でみれば、2年前(2018年1月)は「外国の株式・債券・現金」の合計額シェアは「10%」だったのが、今年1月では「22%」にまで増えました。
金融資産の中だけで見れば、外国系の資産は「2年前は21%」 → 「現在は44%」と、こちらも倍増しています。
まぁまぁ計画通りにスイッチできてきたと思います
3 資産額の変動推移
続いて、保有する資産総額の増減・変動実績です。
2018年1月度における「不動産」「金融資産」「両者を合算した総額」それぞれの絶対額を100%として、月ごとにの増減推移を並べてみました。
パーセンテージだけ見れば横ばいで安定しているようにも感じますが、グラフが下降傾向を示しているのは明らかですし、これからの市況がどうなるのか、先行きは極めて不透明ですから、2月以降もできる限りアンテナを張っておこうと思います。
4 資産の推移実績と、今後の予測
続いて、「100歳が終わるまで、かつ月単位で資産の増減を確認できる実績&予測グラフ」の更新結果です。
このグラフの作成過程は、以下の過去記事をご参照ください。
で、12月分までを「予測値」から「実績値」に更新し、さらにそれに合わせて将来予測値も更新した最新結果のグラフがこれです。
そして今回も、
「金融資産(赤のグラフ)がいつ最少値を迎えるか。それはいくらぐらいか」
「金融資産(赤のグラフ)が、これまでの予測プラン(緑やオレンジのグラフ)をどのタイミングで追い抜けるのか」
「最終的(100歳終了時を想定)に、どのくらいの金融資産(赤)、ならびに不動産を含む総資産(青)が残るか」
という点(グラフ内の吹き出しのポイント)を、次の項で解説します。
5 「今後の予測」各ポイントの変動
各予測ポイントのラップ値をピックアップしておきます。
(なお、資産規模はダイレクトな金額ではなく、過去の保有総資産の最大値(ピーク時)を100%として比率化してあります)
上記の一覧表について、文章でも整理しておきます。
- 「金融資産が最も減るタイミングは『2026年6月』のままだが、最少時の資産規模は12月度予測より0.3ポイント増加した」(30.1%)←改善
- 「FPさんの助言で作ったプラン(家賃収入を得ながら資産分散。オレンジのグラフ)を上回れるタイミングが、12月度予測より4カ月前倒しになる予測結果となった」(2044年4月)←改善
- 「不動産を持たず『蓄え(退職金や年金含む)をひたすら取り崩すだけのプラン(グリーンのグラフ)』を追い抜ける時期は、12月の予測と変わらず」(2049年10月)←横ばい
- 「100歳終了時の(残存)保有資産規模予想」は、金融資産に限定すると12月予測よりも0.3ポイント増加。(45.6%)←改善
- また、不動産価値(現段階での最新見積り予想額)まで加えた資産総額規模(100歳終了時)では、12月予測より0.1ポイント減少」(81.8%)←悪化
という具合になりました。
不動産価値(見積もり推定額)の減少が響いた形になりましたが、そうは言っても、家賃収入を生んでくれる大事な資産ですから、今のところ手放す気はありません。
(登記簿を閲覧して所有者を割り出し、「売りませんか」ダイレクトメールをくれる業者さんがあまりに多く、ちょっと辟易気味な昨今ではありますが)
なお、実際に支出した生活費ですが、1月は意外に質素に暮らせたようで、「想定予算を17%下回る」結果となりました。
(年末年始の旅行代金の大半を、昨年のうちに事前決済しておいたという事情もありますが、まぁよしとしましょう)
ということで、どちら様も手洗い・うがい・アルコール消毒を怠りませんように。
コメント