11月が終わりましたので、月に1度の資産(運用)状況をまとめてみました。
1 資産の種類別シェア(不動産含む)
まずは、保有する全ての資産を「国内・外国」×「現金・債券・株式」と「(国内)不動産」の7つに分け、毎月の資産総額を100%とした時のそれぞれのシェアをまとめてみました。
2 資産の種類別シェア(金融資産のみ)
続いては、前のグラフから、資産全体の5割を占める「国内不動産」をはずし、「金融資産だけでみたシェア」です。
3 資産額の変動推移
続いて、保有する資産総額の増減・変動実績です。
今年1月度における「不動産」「金融資産」「両者を合算した総額」それぞれの絶対額を100%として、月ごとにの増減推移を並べてみました。
ここでちょっと振り返りコメントを。
11月の後半になって、株価が復調してきたおかげで、資産総額が2ヶ月連続減少となることは避けられました。
「国内不動産」も増加していますが、これはあくまで「今売ったとしたら、いくらぐらいになる」という買取試算サービスのシミュレーション結果ですから、あまりアテにはしておらず、もっぱら「国内外計の金融資産」を注視しています。
で、その「金融資産」ですが、「不動産貸付収入+α」を得つつ、各種生活費を支払い、不足する差額は金融資産を取り崩す形で賄っているにも関わらず、11月の金融資産が10月よりも1ポイント増えたのですから、この辺は各種金融商品の値上がりが大きく寄与していると言えます。
4 資産の推移実績と、今後の予測
続いて、例の「100歳が終わるまで、かつ月単位で資産の増減を確認できる実績&予測グラフ」の更新結果です。
このグラフの作成過程は、以下の過去記事をご参照ください。
で、11月分までを「予測値」から「実績値」に更新した最新結果がこれです。
そして今回も、
「金融資産(赤のグラフ)がいつ最少値を迎えるか。それはいくらぐらいか」
「金融資産(赤のグラフ)が、これまでの予測プラン(緑やオレンジのグラフ)をどのタイミングで追い抜くことになるのか」
「最終的(100歳終了時を想定)に、どのくらいの金融資産(赤)、ならびに不動産を含む総資産(青)が残るか」
という部分(グラフ内の吹き出しのポイント)を、次の項で解説します。
5 「今後の予測」各ポイントの変動
各予測ポイントのラップ値をピックアップしておきます。(なお、資産規模はダイレクトな金額ではなく、過去の保有総資産の最大値(ピーク時)を100%として比率化してあります)
上記の一覧表について、文章でも整理しておきます。
「金融資産が最も減るタイミングは『2026年6月』のままだが、最少時の資産規模は先月予測より0.4ポイント改善する予測となった」(27.3%)
「FPさんの助言で作ったプラン(家賃収入を得ながら資産分散。オレンジのグラフ)を上回れるタイミングが、先月予測より『1年5カ月』早まる結果となった」(2027年6月)
(ただし9月時の予測ほどには改善できていません)
「不動産を持たず『蓄え(退職金や年金含む)をひたすら取り崩すだけのプラン(グリーンのグラフ)』を追い抜ける時期が、先月予測よりも4ヶ月早まる結果となった」(2048年6月)
「100歳終了時の(残存)保有資産規模」は、金融資産に限定すると先月予測よりも0.4ポイント増加。(37.3%)
また、不動産価値(現段階での最新見積り予想額)まで加えた資産規模でも、先月予測より0.7ポイント増加」(86.0%)←これまでの最高値
という予測に更新となりました。
早期リタイア(早期退職)してから、はや2年目。
なんとか無事に年を越せそうです。
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