クレジットカードの整理問題 その6:楽天プレミアムカード

「サラリーマン時代に作ったクレジットカードの見直し」シリーズの6回目です。

今回は、『楽天プレミアムカード』についてお伝えしてみます。

1:なぜこのカードを作ろうと思ったのか?(きっかけなど)

早期リタイア前の私にとって、年に1回の海外旅行はほぼ唯一の「自分へのご褒美」だったと思います。

マイレージの特典旅行で乗るビジネスクラス。(自腹で利用したことは皆無)

分不相応なほどラグジュアリーな5つ星リゾートホテル

敷地面積が1棟あたり数百平方メートルもある「プライベートプール付きのお籠りヴィラ」。

ビーチリゾートなのに一切ビーチに出ず、「起床→超豪華朝食ビュッフェ→昼寝→マッサージ→酒&晩メシ→就寝」で1日が終わる。

こんな調子の海外旅行を繰り返しておりました。

しかも、「せっかくの年1回のご褒美なのだから、いかにご褒美として豪勢に、そしてノンビリ過ごすか」に主眼を置くあまり、「ノンビリするためにはどんな手間も厭わない」という、ちょっと本末転倒気味な面もあったように思います。

その一環として、空港でのチェックイン手続き後、搭乗開始までの時間をどうノンビリ過ごすかというのが、海外旅行における極めて大きなテーマだったのです。

ビジネスクラスに搭乗する場合は航空会社の専用ラウンジが使用できますが、いかんせんマイレージ特典での予約ですから、時期や方面によっては「エコノミーしか空いてません」ということもザラにあります。

で、「万一エコノミークラスへの搭乗になったとしても、出発前の空港で、ちょっと良さげなラウンジでノンビリするための(いわば)リスクヘッジ」として、世界中(140カ国500都市以上)の空港ラウンジ(1200カ所以上)が無料で利用できる「プライオリティ・パス」の会員資格(プレステージ会員と同等)が付与される「楽天プレミアムカード」を発行することにした、というわけです。


2:その当時のメインカードでは代替できなかったのか?

私のカード発行の目的は「楽天市場利用時の効率的なポイント獲得」ではなく「プライオリティ・パスの会員資格取得」でしたから、その観点でいくつかの手段を比較しました。

まず、プライオリティ・パスそのものの年会費を見ると、「会員のラウンジ利用は年間何度でも無料。同伴者は1回あたり27ドルで利用可能」という「プレステージ」プランでは、米ドルで399ドルかかります。

正規料金でこれだけかかるプライオリティ・パスの会員資格が、年会費10,800円(税込)の楽天プレミアムカードを作るだけで付与されるのですから、海外旅行好きには大変に魅力的です。

同様のプライオリティ・パス会員資格付与サービスを実施しているクレジットカードは、他にも「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレスカード」とか「JCBゴールド ザ・プレミア」をはじめ、いくつもあります。

しかし、「10,000円プラス税」という楽天プレミアムカードの年会費は、それらの中でも破格の安さと言えます。

ということで、私の場合、「なるべく安くプライオリティ・パスの会員になりたい」一心でしたし、当時メインで利用していたカードには同様の付与サービスがありませんでしたから、新規でのカード発行となった次第です。

3:利用頻度はどのくらいか?

年に1回の海外旅行、しかも利用する飛行機が「ビジネスクラスでない場合」においてプライオリティ・パスの出番がやってきますので、平均すれば年に0.6回程度ではないかと思います。

正確に言うと、この「0.6回」は、空港ラウンジを利用する際に求められるプライオリティ・パスの会員証(とか会員アプリ)の提示頻度でして、楽天プレミアムカードの提示頻度ではありません。(そもそもラウンジ利用時に、楽天プレミアムカードを提示する必要はありません)

よってこのカードを携行することはほとんどなく、買い物時としても「楽天系のカードで支払うとポイントが通常の○倍になるよ」という楽天市場のセール時に使用する程度です。

おかげで、券面は常にピカピカのままでして、更新カードが送られてきたときに古いカードを裁断するのがもったいないくらいです。w

4:作ってよかった点は?

海外旅行時、利用するエアラインが「マイレージを貯めているスカイチームに加盟しているかどうか」とか「エコノミーかどうか」「LCCかどうか」などを気にせずに、空港ラウンジが使えて、搭乗開始までノンビリできるという肉体的・精神的なゆとりが得られたのが最大の利点です。

広い空港、気づかないうちに結構な距離を歩かされ、知らず知らずに疲労が溜まったりしますからね。

5:今後も保有を継続するか?(悩ましい点など)

年に1回の海外旅行。その際の空港ラウンジ利用のために10,800円の年会費を払うことに意味を見いだせるかどうか」がポイントになってきます。

例えば、マレーシアのクアラルンプール国際空港プライオリティ・パスで利用できるラウンジに「Plaza Premium Lounge」というのがあります。

空港ターミナル内の複数箇所にあるラウンジのようですが、安いところところだと「2時間=168リンギット(約4,600円)」払えば誰でも利用できることが分かります。

ついでに言うと、マレーシアのフラッグシップキャリアであるマレーシア航空専用ラウンジを使えるのは、自社便の搭乗客(しかもアッパークラス利用者)のみです。

つまり、プライオリティ・パスの会員が利用できるラウンジは、「各空港において最もゴージャスと思われるご当地フラッグシップ航空会社のラウンジではなく、金を払えば誰でも入れるちょっと良さげな相乗り型ラウンジ」が中心のようなのです。

だとしたら、わざわざクレジットカードを作り、その付帯特典でプライオリティ・パスの会員にならずとも、「そんなにラウンジを使いたければ、その都度空港で金払って相乗り型ラウンジを利用するんでも、いいんじゃね?」という発想になってきます。

なんとも継続を悩んでしまうところではありますが、それはつまるところ、「自分に与えるご褒美をできるだけ豪華にしなければ、たまの休みがもったいない」という従来のモチベーションが、早期リタイアによってかなり薄れてきたことに理由があるんだと思います。

早期リタイア後は、自分で上手にやりくりすれば、休みはどうにでもなりますからね。。(フリーランスの個人事業主にとって「休み」という概念がそもそも馴染まないという話もありますが)

6:まとめると?(このカードのオススメポイント)

海外旅行が大好き」

「旅行先と同じぐらい、空港が大好き」

「空港の中でも、ラウンジは特に大好き」

「ラウンジでさえあれば、航空会社の専用か、相乗り型かなどは、気にならない」

「“プライオリティ・パス”という言葉の響き自体がたまらない」

「海外旅行と同じぐらい、もしかしたらそれ以上に、楽天市場での買い物が好き」

こんな条件に当てはまる方には、楽天プレミアムカードを強くオススメします。