こんな「宮沢賢治をたどる旅」でした。【宮沢賢治記念館編】

前回の「そもそも編」をふまえ、さっそく岩手県花巻市(とその周辺)の旅の記録をお伝えします。

 

まずは、本丸とも言える宮沢賢治記念館から。

 

場所は、こちら。(Googleマップで「喫茶コーナー」のある位置が本館です)

 

記念館の周辺マップ。自然に囲まれた雰囲気のよい施設です。

 

正門。

 

英語、中国語(2種類)、韓国語でも表記されていてインバウンド対策もばっちり。

 

寓話 猫の事務所」の特別展が開催中でした。

 

記念館前に設置されている「よだかの星」の彫刻碑。えーと、どんな話だったか思い出せません。なにせ、小学生の時に読み聞かせしてもらったっきりですので。

 

入館料は、まぁまぁリーズナブル。

 

記念館のほぼ全景。小さ過ぎず大き過ぎず。

 

入口前には、特別展「猫の事務所」にちなんだ人形が飾られてました。ちょっと「ゆるキャラ」テイストが入ってて賢治っぽくないような…。

 

で、館内はほぼ全てが「写真撮影NG」だったため、いただいたパンフレット類で雰囲気だけでもお伝えできればと思います。

パンフレットの表紙。高台の木々に囲まれている様子が分かります。

 

常設展展示は、まず「宮沢賢治のフィールド」コーナーで彼の生涯を時代背景とともに振り返り、その後「科学」「芸術」「宇宙」「宗教」「農」の5つの分野から賢治の人生と業績を紹介するスタイルになってます。

 

パンフレットも5分野ごとの記述になっていました。

 

館内の随所で上映されている映像展示リスト。残念ながら時間が足りず全てを観賞できませんでした。

 

特別展示室の「寓話 猫の事務所」特別展の絵ハガキがもらえました。展示室ではこの作品自体も読めます。恥ずかしながら私は存じ上げませんでした。

 

特別展示室に隣接する展望ラウンジ。ここは写真撮影OKです。

 

展望ラウンジからの眺め。花巻の市街地や、北上川やそこに掛かる橋が一望できます。賢治の故郷にふさわしいのどかな平野が広がっていました。

 

来館記念のスタンプ2種。賢治のトレードマークになっている帽子&マント姿のネコがかわいいです。少なくとも入口前の2体のネコよりも賢治にちなんでます。

 

ネコといえば、記念館から車で数分の距離にあるコンビニ前には、なぜかアニメ映画『銀河鉄道の夜』のキャラクターと同じテイストのネコのオブジェが飾られていました。

目線の先にはコンビニがあります。

 

いろいろググってみたら、アニメ映画『グスコーブドリの伝記』に登場する2人(グスコー・ブドリとグスコー・ネリ)のようです。、こちらも『銀河鉄道の夜』同様、キャラクター原案はますむらひろしさんとのこと。それにしても、なぜここに?

 

 

ということで、こちらの記念館では全館にわたって「地元が生んだ偉大な芸術家 兼 文学者 兼 科学者 兼 教育者としての宮沢賢治」像がフィーチャーされており、今頃になって私が賢治に注目し、わざわざ彼の故郷を訪ねるきっかけとなった「宮沢賢治と保阪嘉内の強い絆と別離」に関しては、ほぼほぼスルーされていました。

「これほどまでに稀有でワンアンドオンリーな作品を生み出した偉人の人格形成に影響を与えた(はずの)2人の関係」とかについて、もう少し言及してあってももいいんじゃね? というのが偽らざる感想です。

これだと、私が従来から抱いてきた「ひたすら無私の精神で農業や文芸活動を通して『全体の幸い』だけを追求した、とにかく立派な宮沢賢治」のステレオタイプなイメージが更新されないんですよねぇ…。

まぁ、オフィシャルな記念館としては、こういうことなんだとは思いますが。