こんな「LED電球の交付」でした。(情報収集編)

こんな「LED電球の交付」でした。 by konmaru
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東京都が、というか、小池都知事が昨年から始めた「家庭におけるLED省エネムーブメント促進事業」をご存知でしょうか。

上記のように書くと分かりにくいのですが、

白熱電球を街の電気屋さんに持っていくと、無料で(東京都の予算で)LED電球に交換してくれるヤツ」

と表現すれば、思い出される方も多いのではないかと思います。

この事業は、小池都知事の目玉政策のひとつだったように記憶していますが、開始当初はピコ太郎さんまで担ぎ出してPRしたにも関わらず、都が設定したLED電球への交換目標数(年間100万個)を大幅に下回っていたため、昨年来続けて来た無料交換事業をさる7月9日でいったん打ち切り、8月15日から「新たな仕組み」で再開されたという経緯があります。

ちなみに、報道発表資料はこちら。

当事業の公式サイトはこちらです。

で、8月15日(つい先週ですね)からの再開をまるで待っていたかのように、我が家の玄関の天井照明として使っていた電球型蛍光灯が切れてしまいました。

「買い換えなきゃ。

でも電球型蛍光灯って、スイッチ入れてから最大に明るくなるまで時間かかってたんだよな。今でもそうなのか?

だったら、これを機にLED電球にしちゃうか。

あれ? そういえば電気屋に持っていけばタダで交換してくれるってヤツ、まだやってるのかな?

スタート当初にも確か調べたはずだけど、自分が利用しない(利用できない)理由があったんじゃなかったっけ?

まぁいいや、改めてもう一回調べてみるか。

おぉ、この『新たな仕組み』ならいいじゃん」

ということで、近所の電気屋さん(参加協力店)に行って来たわけです。

せっかくですので、「新たな仕組み」で改善された点をご紹介してみます。

改善1:電球の種類が拡大された

従来は「使用中白熱電球」に限られていましたが、8月からは「白熱電球のほか、電球形蛍光灯でもOK。しかも切れている電球でもOK」となりました。

従来スキームだと、私の玄関で使っていて切れてしまった電球型蛍光灯は非該当だったわけです。

新スキーム開始まで持ちこたえてくれた我が家の電球さん、ありがとう。

改善2:持参する電球の個数が緩和された

従来は「白熱電球2個」持っていけば「LED電球1個」と交換してくれていました。

しかも、「使用中、つまり切れていないこと」という条件までついていたため、

「使用中の電球を2個はずしてもLED電球1個としか交換してくれないので、不足する1個分を(白熱式であれLEDであれ)別途自分で買い足す必要がある」

という、ちょっとマヌケなスキームになっていたわけです。

これが8月からは「1個:1個」という交換レートに改められましたので、これなら電球が切れていないご家庭であっても、安心して使用中の白熱電球をはずして電気屋さんに向かえるというものです。

(ちなみに、LED電球が受け取れるのは18歳以上の都民で1人1個までです。大家族はお得ということです)

改善3:小さな電球にも対応する

従来は、もらえるLED電球のサイズが「E26型(ソケットにはめる口金部分の直径が26ミリ)」に限定されていましたが、8月からは、小型の「E17型」サイズもOKとなりました。

小型電球は間接照明やサブ照明など用途も広いため、このスキームは、何気に気が利いていると思います。

改善4:「交換」ではなく「交付」となった

これが最も大きな変更かもしれません。

従来は「白熱電球2個持って来てくれたらLED電球1個と交換」だったのが、

切れててもいいから、とにかく電球1個持って来て見せてくれたら、LED電球1個あげる

「持参した電球には、確認シールを貼ってその場で返却する」

ということになったのです。

つまりはこれまでの、「2個が1個に減る」スキームから、「1個が2個に増える」という、かなり太っ腹な仕組みに変わったということです。

また、「まだ使える白熱電球を渡すのはもったいない」と考える人も多かったでしょうから、シールを貼られるとはいえ「交換せずに済む」という点は評価していいのではないかと。

以上のような情報収集をした上で、照明器具から切れてしまった電球型蛍光灯をはずし、近所(と言っても電車で2駅…)の電気店へと向かったのですが、続きはまた次回にでも。

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