先週、新橋での打合せがあったついでに、日比谷公園内にある「千代田区立日比谷図書文化館」に行ってきました。
かつては都立の「日比谷図書館」でしたが、2009年に千代田区へ移管され、2011年に「日比谷図書文化館」としてリニューアルオープンされたんだそうです。
都立時代を含め、初めての訪問だったので、ちょっと感想などを書いてみます。
まずは、その外観ですが、「上空から見ると正三角形。かつ頂点の1つに円形の構造物がくっつく」という、実に独特な形状をしています。
オフィシャルサイト内の「通史」によると、「日比谷公園の区画整理により残された土地が三角形だったため、三角形の建物となった」そうです。
要するに大人の事情ということですね。
ちなみに、その形はGoogleマップでも確認できます。
正面入口側から撮影してみました。
看板です。
館内にはカフェ&ショップが併設されています。
例の「頂点にくっつく円形の部分」が、それです。
全館でフリーWi-Fiが利用できます。
館内には、至る所に各種の「案内資料」が置かれており、ただの図書館でなく「図書文化館」としてのプライドとか意気込みみたいなものが感じられます。
まずは、公式の「館内案内パンフレット」の表紙を撮影してみました。
こちらは、この施設の広報誌(の表紙)です。
続いて広報誌の中身から。
「文化館」を名乗るだけあって、独自のイベントが定期的に開かれているようです。
セミナー以外に、特別展も開催されています。
10月からは、こんな展示会が開かれます。
もちろん、多くの知的情報が集積されている大型図書館本来の機能紹介にも抜かりはありません。
例えば、こちらは各種情報へのアクセス方法を「ジャンル別・目的別」にまとめた、「情報検索マニュアル」チラシです。
「写真を探す(現代)」編を拡大。
館内には、この図書文化館関連のものに加えて、他の公的機関の案内資料もふんだんに用意されています。
こちらは、東京都美術館で開かれる展覧会の案内チラシです。
さらには、都内での雇用・就業を支援するために東京都が設置した「東京しごとセンター」の案内資料まで。
平日の昼間に図書館に来れる「ヒマな人≒働いていない人」をターゲットとした効果的な情報発信策と言えそうです。
東京しごとセンターでは、多様な働き方についての個別無料相談だけでなく、テーマに特化したセミナーも開催されているようです。
ということで、今回は「千代田区立日比谷図書文化館」のすばらしさをご紹介してみました。
実は「すばらしさ」だけでなく、「ん? これってどうなの?」という点もいくつか見受けられましたので、次回はその辺をお伝えできればと思います。
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