先週はお盆シーズンということもあり、久々に帰省して、年老いた両親とあれこれ語り合ったりしたのですが、私の早期リタイア・早期退職後の生活に対して今なお理解してもらえていない点がいくつかあることが分かりました。
これは「私の説明が足りていない」面もあるんでしょうが、加えて「働きづめで生きてきた親世代(特に男親)にしてみれば、価値観が違いすぎて、“理解どころか想像すらできないことを息子がしている”と受け止めている」側面があるんじゃないかと思います。
ということで、今回の帰省中、親に言われて気になった言葉をまとめておきます。
「自分が賃貸ぐらしなのに、他人に家(ワンルームマンション)を貸してるのは変じゃないか?」by 父親
「所有物件を人に貸す前に、自分が住めばいいだろ」ということだと思います。
そういう考えも分かりますが、自分が買った物件に自分が住んでしまうと、家賃という定期収入がなくなるわけで、そうなるとあとはこれまで蓄えた資産をひたすら切り崩すだけの日々が続いていくことになります。
以前、知り合いのファイナンシャル・プランナーさんに「額の多寡はともかく、定期収入があるのは心の安定につながるよ。ひたすら貯蓄を切り崩すだけの生活は、それ自体がけっこうなストレスになるよ」と言われたのですが、給与収入がなくなって2年以上が経過した今、この助言は本当に身に沁みます。
まぁ、だからこそいわゆる“ワンルームマンション投資”を始めたわけですが、これを父親に話すと今度は「だったら物件をもっと買い増して、蓄えをもっと増やしていくべきでは?」みたいな反応になります。
このあたりは「規模の拡大 → 経営安定 → 豊かな生活」という、父親なりの経済哲学が反映されておりますから、「蓄えを全部『都内の中古ワンルームマンション』につっこんだりしたら、リスク分散にならない」みたいな話をしても、「なぜもっと本腰を入れない? やるなら本気になれ!」と叱咤激励されるだけだと思います。
(そりゃもちろん、蓄えにもっと余裕があったら何十室でも買いますが…w)
今のところ家賃の入金は順調です。
ただ、これ以上物件を買い増す予定もありませんから、今後も地道に(父親からの挑発に乗らずに)家賃収入を頂戴していきたいと思います。
ということで、私はたとえ「家賃収入」と「家賃支出」が同額だったとしても、「定期的にお金が入ってくる」道を選ぶと思います。
「ま、買っちゃったからこう言うしかないでしょ」という面は否定しませんが。w
次回に続きます。
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