私の資産管理・運用遍歴〜その13:資産グラフへの「FP提案反映」期

「サラリーマン時代に蓄えたなけなしのお金を、この先どう使っていくか」をあれこれ考えて実践してきた行動記録の13回目です。

前回は、「個人開業のFPさんに有料で相談に乗ってもらい、資産配分を固めた」ところまでお伝えしました。

固まった資産配分を、一応再掲しておきます。

各マス目内の上段が提案前の実態下段が今回提案された配分比です。
(青字は減少する部分、赤字は増加する部分です)

国内通貨 外国通貨
債券 株式 実物 現金 債券 株式
ロー
リスク
10%
→10%
88%
20%
ミドル
リスク
1%
→1%
0%
49%
0%
10%
ハイ
リスク
1%
→1%
0%
9%

で、今回は「この資産配分を実行したら、下記の「精緻化したグラフ」がさらにどう変容していくのか、についてです。

黒線が早期リタイアの2年前の当初計画。グリーンがリタイア後の精緻化した試算値です。

FPさんからの提案を実行すると、資産グラフはこうなる!

ということで、いきなり結論です。

オレンジの折れ線が、FPさんの提案を実行した場合の試算値です。グリーンより、さらに改善が進むようです。

ハイリスクに相当する「株式(投資信託やETF)」や、ミドルリスクの内の「外国通貨債券」については、将来の価格変動や為替変動が読めないため、「将来にわたって運用損益は一切なし(儲けも損もなく、購入時の価格のまま)」としてシミュレーションしています。

ただし、資産のほぼ半分を投じて購入する「実物資産(不動産投資)」については、「想定利回り3%貸付収入が入ってくる」前提でグラフ化してみました。

資産グラフから分かることは?

この試算結果のポイントは、

不動産を購入するため、退職金受け取りで資産がMAXとなった直後に、資産は半減する」(「金融資産」から「実物資産」へと姿を変えるだけなのですが、このグラフは「金融資産」を確認する意味合いが強いので、「不動産の資産価値」の分はいったん除外しました)

「不動産の貸付収入が新たに発生するため、資産切り崩しのカーブはその分、緩やかとなる」

「その結果、資産が『①:当初の計画』を上回り出すのは71歳頃」

「同様に、『②:退職金・年金を精緻化』を上回るのは86歳頃」

100歳終了時点で、『保有資産MAX値の25%程度』がまだ残る計算」

といったあたりでしょう。

「いったん現金は大きく減ってしまうが、老後リスクをさらに軽減できるプラン」になっていますので、目標はかなり達成できたと言えるでしょう。

まぁその分、むこう20年ほどは「自由に使えるキャッシュ」が激減しますので、ムダ使いは厳禁です。(「ムダ使い予防」としても理想的なプランなのかもしれません)

資産の増減が、ホントにこんな感じで推移するのであれば素敵なのでしょうが、欲を言えば、将来の年金減額懸念とかインフレ懸念に対抗する上では、もう一声あってもいいかもしれません。

それに、この資産ポジションを完成させるためには、「海外株式ETF」「外貨建て債券」「貸付用の国内不動産」など、生まれてこのかた縁もゆかりもなかったこれらの商品をいくつも買わなければいけないわけです。

もちろん、FPさんからは「購入先としておすすめできる証券会社」とか「購入銘柄」「購入方法」「購入すべき価格帯」などレクチャーはしていただけるのですが、口座を開設したり実際の購入手続きを行なうのは自分なわけですから、「はじめてのお使い」ならぬ「はじめての投資」行為は、なかなかハードな体験でした。

なかでも、「貸付用の国内不動産の購入」については、ホントにいい経験をさせてもらいましたので、次回(このシリーズの最終回になると思います)にでもお伝えできればと思います。