こんな「未使用年賀はがき」の断捨離でした。(料額印面画像付き)

こんな「未使用年賀はがき」の断捨離でした。 by konmaru
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年賀はがきを何枚買うか、まじめに考えなければいけない時期となりました。

そんなわけで、過去に使い残したはがき類を押し込んでいる書類入れを漁ってみたところ、まぁ出てくること出てくること。w

もらった年賀状ではありません。使い切れなかった年賀はがきです。

これらは、いずれ通常のはがきとして流用することもあるだろうとキープし続けてきたものですが、その後も大して使うことがなく、かなりの枚数を抱えたまま今に至るわけです。

なお、はがきの郵便料金は2017年6月に52円から62円に値上げされています。

ただし、今年(2018年)用の年賀はがきは52円に据え置かれておりましたが、それも現在販売されている来年(2019年)用のものでは62円に統一されています。

つまり、現在我が家に堆積している古いはがきを使うには、「全て差額分の切手を貼らなければいけない」ということになるのです。

であれば、いっそのこと郵便局さんに「書き損じはがき」として持参し、最新の年賀はがきなどに交換してもらった方がいいなと思い、整理をしてみました。

ということで、以下、毎年デザインが工夫されている「料額印面(切手代わりに印刷されている部分)」ならびに「消印を模した文様部分」の歴代画像とともに、残枚数をお届けします。

2002年(平成14年・午(うま)年)用:50円 × 23枚

モチーフは、おせち料理とレンコン。西暦表示・和暦表示ともにあり。

2003年(平成15年・未(ひつじ)年)用:50円 × 8枚

干支の羊ちゃんと毛糸玉がモチーフ。自分の体毛で編み物をするというシュールなデザイン。この年はなぜか西暦表示が見当たりません。

2004年(平成16年・申(さる)年)用:53円 × 6枚

この年は購入が出遅れてしまい、寄付金(3円)付きの年賀はがきしか買えませんでした。通常年賀はがきの売り切れなど、今では想像すらできません。デザインは羽子板。西暦の表記が復活しました。

2005年(平成17年・酉(とり)年)用:残枚数なし

計画的に使用できたようです。

2006年(平成18年・戌(いぬ)年)用:50円 × 13枚

モチーフに、干支の動物が復活。柴犬、かわいいです。西暦・和暦あり。

2007年(平成19年・亥(い)年)用:50円 × 17枚

干支の動物(ウリ坊)と瓜。西暦と和暦。オーソドックスな年です。

2008年(平成20年・子(ね)年)用:50円 × 13枚

干支が一巡してネズミに戻り、大根と共演。なぜか今度は和暦表記が消えました。

2009年(平成21年・丑(うし)年)用:50円 × 7枚

丑(牛)に掛けて「牛車(ぎっしゃ)」のデザインなんだと思います。この年も西暦表記のみ。

2010年(平成22年・寅(とら)年)用:50円 × 5枚

これは、おそらく、えーと、南天の実でしょうかね。和暦表記はないまま。

2011年(平成23年・卯(う)年)用:50円 × 10枚

干支モチーフが復活。しかも消印文様にもウサちゃん。ダブル出演です。

2012年(平成24年・辰(たつ)年)用:50円 × 10枚

干支モチーフが継続。消印部分には竹。

2013年(平成25年・巳(み)年)用:残枚数なし

足りなくなって、年が明けてからコンビニで調達した記憶があります。

2014年(平成26年・午(うま)年)用:50円 × 17枚

たぶんツルだと思います。ウマの年なのに…。酉(トリ)年じゃないのに…。消印には扇。

2015年(平成27年・未(ひつじ)年)用:52円 × 12枚

2年連続でツル登場。ヒツジの年なのに…。消印は「のし」ですね。

2016年(平成28年・申(さる)年)用:52円 × 40枚

この年は、なぜか40枚も余らせてしまいました。ここまでで最多です。餅の焼き目が「申(サル)」の字になってて洒落てます。消印文様は、よく分かりませんでした。もしかすると地球とか? We are the world? 地球市民?

2017年(平成29年・酉(とり)年)用:52円 × 42枚

42枚も余りました。最多記録更新です。料額印面に富士山。消印には、まるでエッシャーさんがデザインしたかのようなトリと富士山。ハッキリ言って、トリ、出過ぎです。

2018年(平成30年・戌(いぬ)年)用:52円 × 27枚

犬が描かれた絵馬と富士山。結局2008年以降、「平成」の和暦表記が復活することはありませんでした。ちなみに平成最後となる来年用は、種類によって和暦があったりなかったりみたいです。詳しくはこちら

さらに書類入れの中から、普通はがきの不良在庫も発見しました。

普通はがき:50円 × 73枚

料額印面のデザインも2種類ありました。

おまけに、切手まで。

切手:82円切手 × 10枚、52円切手 × 3枚、90円切手 × 1枚

何に使ったのか、なぜ買ったのか、全く憶えていません。

ということで、おさらいします。

はがきの総枚数:323枚(16,410円分)

壮観です。

切手の総枚数:14枚(1,066円分)

総額:17,476円分

「今まで気づいてあげられなくて、ゴメンよ」という気分になります。

さて、これらを最新の年賀はがきなどに交換したいわけですが、交換手数料が「はがき・切手とも1枚あたり5円」かかります。

はがき323枚、切手14枚、合計337枚5円を掛けて、手数料の合計が1,685円となります。

結果、差し引き「15,791円」分のはがきや切手に交換してもらえるということになりました。

(全て62円はがきに交換すると、15,791円 ÷ 62円 = 254.7枚分に相当しますので、年賀状用としても十分な量です)

で、このあと本来なら、年賀はがき254枚に交換完了したところまでお伝えしたかったのですが、今回の断捨離はここでいったん終了となります。

なぜなら、

販売期間中のくじ付き年賀はがきに交換してもらえるのは、『販売期間内の年賀はがき』だけ

であり、私の持っている古いはがきを「販売中(最新)の年賀はがき」に交換してはもらえないことが分かったからです。( → こちらを参照)

となれば、急いで交換する必要もありません。

さらに言えば、来年10月の消費税率アップのタイミングに合わせて、郵便料金が値上げされる可能性もゼロではありません。

もしそうなれば、今62円はがきに交換してもらっても、来年10月以降、それらが再び「不足分の切手を貼らないと使えないはがき」に転落してしまう危険性があるわけです。

それを考えると、今「254枚もの62円普通はがきを抱える」気には到底なれません。

もしかすると、「交換手数料(現行5円)」が値上がりしない間は、ずっと現物のまま保管しておき、必要に応じて小出しに交換してもらうというスタイルでもいいのかもしれません。

あるいは処分を急ぐのであれば、

「郵便局で全てを普通はがきに交換 → それを金券ショップに持ち込む → 現金化 → それで年賀はがきを買う」

という手段もありますが、62円はがきの買取相場価格がせいぜい50円前後となっており、郵便局での手数料も考え合わせると、かなり安く買い叩かれることになりますから、正直、気乗りがしません。

いずれにせよ、この断捨離は長期化しそうです。

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