私の資産管理・運用遍歴〜その5:金融商品試し買い期

「サラリーマン時代に蓄えたなけなしのお金を、この先どう使っていくか」をあれこれ考えて実践してきた行動記録の5回目です。

前回は、お金の専門家に無料相談をさせていただいたところまでお伝えしました。

専門家の声を私なりに総合すると、

今の資産なら、多少ゆとりある生活を90歳過ぎまで続けることがギリギリ可能

定期収入なくなるので、資産運用は慎重を期すべし。

ポイントは「分散投資」「専門家の助言」「資産の2〜3割程度まで」

ということだったと思います。

これをふまえ、「日本円の普通預金」以外の資産運用初めてやってみることにしました。

ただし、「分散のしかた」も分からなければ、「専門家の(無料相談の域を超えた)具体的な助言」もない中ですので、いきなり「資産の2〜3割」を突っ込むことなど、とても怖くてできません。

かといって、早期リタイアに向けた慌ただしい日常にかまけているだけでは、いつまでたっても証券口座の開設すらできないだろうと思い、独学・我流であっても、少額であっても構わないので、まずは何らかの運用を始めてみることにしました。

ということで、今回は「早期リタイアする前に、(試しに)買ってみた主な金融商品」をまとめておこうと思います。

※私個人の判断に基づく投資の記録です。お読みになっている皆さまへ投資を推奨しているものではありません。投資は自己判断ということで、念のため。

その1:個人向け国債

専門家の無料アドバイスでも勧められたこともあり、まず真っ先に買ってみたのが「個人向け国債(変動金利型10年満期)」です。

調べてみると、

国が発行していて元本割れしない。(償還されない時は、日本が潰れる時ぐらい)

発行から1年経てば、いつでも換金可能。

実勢金利に合わせて、受け取り利子が増減(するので経済全体の金利から大きく乖離することがなさそう)。

0.05%(年率)の最低金利保証がある。

この利率が、そもそも普通預金や定期預金の金利より高い

などの特徴があり、普通預金に置いておくよりもよっぽど有利だと判断し、試しで少し買ってみることにした次第です。

その2:ソフトバンク無担保社債

いくら試し買いとはいえ、債券として買うのが「国債」だけでは、あまりにも面白味にかけましたので、社債の中でも比較的人気がある(らしい)「ソフトバンク無担保社債」も買ってみました。

今チェックしたら、年利1.26%(税引前)の5年ものでしたので、来年の9月には償還予定です。

4年前に買った時には「5年先に、ソフトバンクは潰れてたりしないだろうな?」という不安がよぎったりもしましたが、あっという間の4年でした。

あと1年ちょっと、何とか頑張ってほしいものです。

その3:SBI債

社債に味をしめ、「償還期間が1年だったら、同じく5年のソフトバンク社債よりもさらに気楽に買えるだろう」ということで、「SBI債」も買ったことがあります。

既に償還済みです。

その4:eMAXIS国内物価連動国債インデックス

インフレが心配なら、預貯金の半分程度を『物価連動国債』にしておくのもあり」

という専門家さんからの助言を参考に、「eMAXIS国内物価連動国債インデックス」という投資信託を買ってみました。

これは、「物価上昇にともなって金利も上昇する国債」に投資するファンドなので、ほぼ確実にインフレ対策が可能だと思いますが、その後、政府が目論むようなインフレが起きていないため、目立った効果を生んでいませんし、現在、ごくわずかの評価損にもなっています。(微々たるものですが)

その5:eMAXISバランス(8資産均等型)

専門家さん達は異口同音に「分散投資」を勧めてらっしゃいましたので、1つの商品で分散投資できるお手軽なヤツはないかと探した結果、この「eMAXISバランス(8資産均等型)」という投資信託にたどり着きました。

これは、株式(国内・先進国・新興国の3種)債券(国内・先進国・新興国の3種)REIT(国内・先進国の2種)の合計8つの資産に12.5%ずつ投資していくファンドで、自分で「株と債券の割合は?」など一切悩まずに分散投資が実現できます。

リタイアまでは毎月数万円の積立をしていましたが、現在は積立をストップして寝かせたままにしております。

ちなみに現在は運用コスト(信託報酬など)がさらに低い「eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)」もあります。

(ダイエット飲料のようなネーミングですね)

その6:その他もろもろ

自分の明確な意志として「お試し購入」をしたのはこのくらいですが、証券会社が行う「キャッシュバックキャンペーン」につられて、他にもいくつかの投資信託を買わせてもらいました。

ただ、キャッシュバック狙いとはいえ投資信託本体が評価損になってしまっては元も子もないので、値動きが穏やかな(手堅い)ものばかりを買うことになり、結果として似たようなインデックスファンドが増えてしまった印象です。

以下、名称だけ列挙します。

商品特性が、かなりかぶっているのがお分かりいただけるかと…。

振り返ると

お試し買いと言いつつ、我ながら結構な数の商品を購入しております。w

保有額としても、退職金をもらった直後の「資産Max値」の1割に匹敵するぐらいの額になっておりますので、ちょっと度が過ぎたかもしれません。(とは言っても、債券系が7割強を占めますが)

まぁ、いろいろありましたが、ファンドの購入法もだいたい分かりましたし、市況(主に日経平均株価)と各商品の値動きの関係とかも何となく見えて来たので、やって良かったと思います。

ただし、このタイミングではまだ「何にどのくらいの割合で分散投資するか」という指針が固まっていませんでしたから、追加投資はこのあとしばらくストップすることになります。

追加投資をストップしている間も、いろいろ資産運用に関する情報収集を続けていたのですが、その辺は、また次回にでも。

※この段階では、「94歳で資産が尽きるプラン(下記グラフ参照)」から大きな変動はありませんでした。

退職金をもらった直後の「資産Max値」を100%としたグラフです。65歳からの年金支給のほかに収入はなく、淡々と蓄えを切り崩していくプランなので、94歳の途中で資産が尽きます。