初の青色申告〜part6:商工会議所での税務無料相談について

おさらい

クラウド会計ソフト「Freee」を使うことで、申告書類があらかた出来上がってきました。

言うまでもなく、Freeeを使えば、申告書を手書きする必要はありません。
よって、経費にできる領収書があとから見つかった場合でも、Freeeに追っかけで記帳登録することで、その分も反映された申告書類がその都度更新されます。
つまり、あたかも印刷物を校正するかのように「1校め、2校め」みたいなノリで申告書類の精度をブラッシュアップすることができるので、これはこれで達成感があって楽しかったりもします。

さて、自分の知識で判断し、さらに不明点はFreeeのユーザーサポートさんから助言をいただきながら完成に近づきつつある「初めての青色申告」ですが、提出前の最終確認の意味も込めて、昨年予約しておいた「税理士さんによる無料税務相談」を受けるべく、つい先日、東京商工会議所の某支部さんに行ってきました。

※予約までの経緯はこちら。↓

税理士さんとご対面

担当してくれたのは、「人並みにライフイベントを重ねていたら、私にも今頃こんな息子がいてもおかしくないよね」ぐらいに若い税理士さんでした。

物腰が柔らかく、話し方も控えめで温和な彼は、印刷して持ち込んだ私の申告書類を眺めながら、
「あぁ、クラウド会計ソフトを使っていらっしゃるんですねー。Freeeさんですかー、便利らしいですよねー」
などの世間話もしてくれます。

とてもいい人そうでしたが、
「この場では、細かい金額とか、税務判断にまで関わるようなところまでは相談に乗れないんです」
とのこと。

こちらとしても、「この領収書は、経費で落ちますよね?」みたいなことではなく、書類の過不足書き方・読み方、青色申告の手順など、ベーシックな部分を知りたかったので、何の問題もありません。

総評コメント

ヤング税理士さんによると、
「クラフド会計ソフトを使っていることもあり、書類間の金額は整合性がとれている」
「2017年分の白色申告書の内容と、2018年分の青色申告書の内容が、繰越し部分含め、問題なく継続できている」
「書類に過不足もなく、ざっと見たところ、大丈夫でしょう」
とのことでした。

まずは一安心です。

Q&Aだけでなく、自主的なアドバイスも

また、
「2019年3月分までの国民健康保険料を、昨年のうちに一括払いしたが、社会保険料控除の際に『今年の1〜3月分相当の金額』を除くべきか?」
という私の問いにも、
「払った年でまとめて申告してもらって構わない。ちなみに、仮に去年払い忘れて今年になってから払ったとしたら、2019年分で申告できる」
と、分かりやすい補足情報もいただけました。

さらに、「2017年の投資信託売却で損失発生 → 損益通算損失繰越をするつもり → 源泉徴収ありの特定口座だけど申告をする」という私のコンディションを察知するやいなや、
「Freeeさんを使ってるのであれば、きっと電子申告をお考えですよね? 電子申告の場合、第三者作成書類の添付が省略できますが、クラウド会計ソフトによっては、証券会社からもらう『特定口座年間取引報告書』(の省略)には対応していないケースがあるので、念のためFreeeさんに確認しておかれたほうがいいですよ」
というアドバイスもくれました。

自発的なヤング税理士さん、ステキです。
(自己紹介時に名字を名乗ってらっしゃいましたが、控えめな発声量のため、聞き取れませんでした…。w)

Freeeユーザーサポートの情報と食い違う部分も

ただ一点。

家賃収入を得るための貸付用不動産(ワンルームマンション)に掛けている損害保険料の経費計上の仕方について、事前にFreeeさんからアドバイスをもらっていたのですが、それが(私にとって)あまりに複雑な方法だったので、セカンドオピニオンとしてヤング税理士さんに「もっとシンプルなやり方がないのか?」と尋ねてみたところ、Freeeさんとは異なる方法を教えられ、「初青色」の私としては、ちょっと戸惑ったのも事実です。

具体的な部分は省略しますが、「数年分をまとめて一括払いしてある」ことから「長期前払費用」として扱うあたりは両者共通なのですが、その仕訳方法というか償却方法が、かなり違ったのです。

ヤング君曰く、
「あぁ、Freeeさんはそういうアドバイスだったんですねぇ。あまり一般的なやり方じゃないですけどねぇ。私なら、こういうふうに計上しますねぇ。でも、経費として扱われる額自体は結局どっちも同じになるんですよねぇ。私の方法でやるなら、この書類のここを消して、その分をこっちに回して、ああしてこうすればいいです」
と、丁寧に教えてくれたのですが、それはあくまでも「申告書」というペーパーを上での指摘でして、Freeeというソフト上で、どう操作すればそれが実現するかについては分からずじまいでした。


ヤング君に特定ソフトウェアの操作法を訊くのは筋違いですから、これを解決するには、再びFreeeさん側に問い合わせる必要が出てきます。

とはいえ、Freeeさん側も、メールでの問い合わせに対して既に分かりやすく、かつ丁寧に「こうして下さい」という回答を下さっているわけで、そこに対して、
「こういう計上のほうが一般的らしいじゃねーか。やり方教えろよ」
再質問しても、おそらく先方も私も混乱してしまうだけのような気がします。

その後、自分でも色々ググってみましたが、Freeeさんの仕訳の考え方も、けっして間違いではなさそうなので、
「青色申告の初心者に理解させ、クラウド会計ソフトに馴染んでもらう上では、この機能を使うのがベター」
という、これまでに蓄積されたノウハウを踏まえた上での「実務的なアドバイス」だと思うことにしました。

これで経費額や納税額が変動するなら問題ですが、どちらでやっても1円たりとも変化しないとのことですし、これ以上深掘りするのは、正直、時間のムダかなぁ、と。
(数年後、税務署さんに叱られたりするのでしょうか? その時はまたご紹介します)



そんなわけで、ヤング税理士さんにあれこれ教わってきたご報告でした。
(来年は、できればFreeeに慣れているヤング君だと、もっと嬉しいのですが、無料ですからぜいたくは言えません)