「この夏の帰省中、親に言われて気になった言葉」の4回目です。
今回はこちら。↓
「東京でも、一日中そうやってパソコンばっかり触ってるの?」by 母親
状況を説明すると…、
- 帰省時に(若干量の)仕事を持っていった。
- 実家に持っていく以上、どうしても「パソコン(正確にはiPad)」1台で完結できる類の仕事に限定せざるを得なかった。(外部から預かった紙の資料は持ち歩きたくないので)
- 私が上京した後に建て替えられた実家には、もはや私の個室はなく、居間(親の主な拠点)から丸見えのダイニングテーブルでiPadをパコパコするしかない。
- 仕事が一段落して居間のソファに移動した後も、テレビを横目にiPadをスリスリして、情報収集したりゲームしたり。
と、ただこれだけのことなのですが、80歳近い老母にしてみると、機械(タブレット。彼女から見ればパソコン)に終日向き合っている息子が気になってしょうがないのでしょう。
母はさらに「ダイニングとか居間にいる時は、ご飯以外だとずっとパソコンやってるけど、やりすぎは目とか体に障るんじゃないの?」とも言っていましたが、こっちにしてみれば、サラリーマン時代にも(今以上に)一日じゅうパコパコと仕事をしていたわけで、早期リタイア特有の生活行動と受け止められていることに若干の驚きと違和感を覚えたのも事実です。
(現代のオフィスワークの実態を知らない母なので、やむを得ないんですけどね)
一方、そんな母親の日常はというと、
- 朝食の準備 → 朝食
- 居間でテレビを見ながら昼寝
- 起きたら新聞を見てまた昼寝
- 簡単な昼食
- 昼寝
- 夕食の準備 → 夕食
- テレビ鑑賞(お気に入りはクイズ・バラエティ・韓流ドラマなど)
- 風呂 → 就寝
ほぼこの行動が毎日ループしているだけで、さらに言えば、帰省のたびに昼寝の時間が伸びている印象があります。(掃除洗濯とかは、どうも毎日ではなくなっているようですし)
息子としては「一日中そうやって昼寝ばかりしているの?」と心配になるわけですが、老いるとは要するにこういうことなのだろうと割り切ることにしました。
(以前はドライブに連れ出すと喜んだりもしていましたが、今は息子とお出かけするより、昼寝のほうがいいようです。w)
これから先、あと何回ぐらい親と会えるのか。帰省のたびにそんなことを考えつつ、実家に戻ったときぐらいはせめて買い出しとか雑用ぐらいは率先してやろうと思う今日この頃なのでした。
次回に続きます。
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