貸付収入を得るために保有しているワンルームマンションにおいて、入居いただいていたお一人の退去が決まったことは、1月・2月の資産保有状況の記事の文末でもちょこっと書かせてもらいました。
で、先週。賃貸管理を委託している不動産管理会社から「本日、予定通り退去されました。これから内装修繕工事の見積もりに入ります」との連絡をもらったので、「修繕前に、一度部屋の内部を見ておきたい」旨を伝え、さっそくその翌日に内見をしてきました。
信頼している管理会社さんなので、本来はわざわざ自ら足を運ぶ必要はないのですが、築浅のワンルームマンションを“オーナーチェンジ”という形で購入したため、私はこれまで一度も内部を確認していません。今から振り返れば「よく中身も確認せずに不動産を買えたもんだ」と我ながら感心しますが、家賃収入を得るためのマンション投資においては決して珍しい話でもないらしいです。
そんなこんなで、「人生で初めて手に入れた不動産だし、もしかすると将来自分が住むことになるかもしれない部屋なので、一度ぐらいは見ておこう」という展開になった次第です。
壁と床の一部に気になる傷が。
さて、内見の結果ですが、全般的にはきれいに使っていただいたようですが、部分的に「えっ?」と言いたくなるような傷や汚れも確認できました。
例えば、この壁紙。結構大胆に傷が付けられてます。↓
さらに、リビングの壁紙。↓
こちらは、フローリングの一部。↓
人が何年も暮らしていれば壁や床がある程度痛んでくるのは当然ですし、借主の故意や過失に関係なく経年劣化や自然損耗もあるわけですから、それらがどのくらい考慮され、敷金の範囲で修繕できるのか、はたまたオーナー負担も発生するのか、今のところ管理会社さんからの連絡を待っている状態ではあります。
おそらく、「オーナー負担はしたくない。内装修繕にお金を掛けたくない。このままで次の入居者を募集してほしい」とゴネることもできるんだとは思いますけれど、その結果「なかなか次の入居者が決まらない → 家賃収入が滞る → 家賃を下げて再募集」という負の連鎖が発生するような気もしますので、まずは管理会社さんの見立てを待ちたいと思います。
今どきって、自分で掃除しないまま退去するのがデフォルトなのかも。
賃貸契約時に「借主は退去時のクリーニング費用を負担」する旨の事項が盛り込まれているケースだと、「どうせ費用負担させられるんだったら、自分で掃除するだけバカバカしいよね」と考える入居者さんがいても不思議じゃないとは思います。(「『立つ鳥跡を濁さず』ってことわざを知らないのか」と憤ったところで「だったら立つ鳥から羽をむしるなよ」と言い返されてしまうようにも思われますし)
ただ、浴室の壁の汚れを見ると、この入居者さんは日頃のお風呂掃除もお嫌いだったご様子で…。↓
他にも、フローリングのごく一部に「長年放置された、ただし水拭きすれば簡単に落とせそうな何らかの粘着物質」がそのままになっていたりもしました。
ここまでくると、「入居者さんご自身、住んでいて気にならなかったのかぁ」と不思議になったりもしますが。。。
一体、どんな見積もりが出てくるか、乞うご期待。
というわけで、現在は部屋のクリーニングや内装修繕の見積もりと並行して次の入居者募集も始めていただいているらしいので、今後は「管理会社からの修繕費用の見積もり提示 → 内容と費用を了承 → 修繕実施」と「次の入居者決定」の狭間でもう一度現地に足を運んでみたいと思っています。(つまり、“どのくらい金をかけてキレイにした状態で次の人に貸すことになるのか”を確認するということです)
そのためにも、まずは何はなくとも見積もり待ちです。
一体全体どんな金額になるのやら、乞うご期待。
東京都住宅政策本部による「賃貸住宅トラブル防止ガイドライン」のページ。↓
(リーフレットがダウンロードできます)
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