初の青色申告〜part5:貸付物件の修繕積立金・管理費について

基本ルール

不動産の貸付物件用に支払っている修繕積立金や管理費は、経費計上できる

ということなので、青色申告に含めることにします。

証憑書類の準備

修繕積立金・管理費については、マンションの管理組合に毎月支払う必要があります。

私の場合、ワンルームマンション投資用の専用口座を開設し、そこで家賃収入の入金と、修繕積立金・管理費、ならびに不動産管理会社に支払う家賃集金代行費用などを一括管理しています。
マンションの管理組合からは特段領収書などは発行されないため、この口座の通帳ページをコピー(1年分)し、証憑書類とすることにします。

クラウド会計ソフトへの登録

他のクラウド会計ソフト同様、私が利用している「Freee」でも、銀行口座のネットバンキングアカウントを登録しておくと、その口座の出入金記録が自動的に取引データとして帳簿に記帳されます。

つまり、
「『◯◯マンション管理組合』という取引先によって『△△円引き落とされた出金記録は、『修繕費という勘定科目』にします」
という設定を一度覚えさせると、次回以降の出金を自動的に仕訳・記帳してくれるのです。

このように、取引データが増えていくにつれてFreeeがどんどん賢くなってくれるわけですから、年間を通じて定期的に発生する出入金を処理する上で、実にありがたい機能だと思います。

おかげで私は、「毎月銀行に行って通帳記帳をする」 → 「家賃・修繕積立金・家賃集金代行費について、いちいち取引先や勘定科目を紐付ける」という手間から解放されています。重ね重ね、ありがたいです。

さらに付け加えれば、
「帳簿記帳を忘れたサボったりして、申告期限の直前に慌てることがない
「『この出金は、何の勘定科目にするんだっけ?』と毎月思い出す必要がない
「手書きではないので、日付や金額の転記ミスもない
などのメリットも享受できるのですから、なんとも素晴らしい時代になったものです。

ITの進歩と納税者意識

私は今回(昨年分)が初めての青色申告となるので、クラウド会計ソフト登場の前後で作業負担がどのくらい変わったのかを正確に比較評価することはできませんが、それでも、これらをすべて手作業でやっていた時代を想像するだけで気が遠くなります。

(青色・白色を問わず)確定申告の心理的・物理的ハードルがグッと下がったことで、税金や申告に関する関心が高まったようにも思いますし、何よりも「サラリーマン時代に、いかに多くの税金や社会保険料を、しかも無自覚に払っていたか」にも気付かされました。

給料からの天引き」は、それはそれで素晴らしい仕組みだと思いますけれど、「納税者(taxpayer)としての自覚」は、どうしても希薄になりがちです。

不必要に威張る必要もありませんが、これを機会に、
あれっ、税金のそういう使い方って、ありなんだっけ?
というチェック意識ぐらいは持っておきたいと思います。

まぁ、早期退職してフリーランスの個人事業主となり、収入も納税額も激減した人間なので、あまりエラそうなことは言えませんけれど。