資産をただ取り崩すだけでなく、蓄えたお金に少しは働いてもらおうと始めた「ワンルームマンション投資」。
今のところ入居者さんからの家賃もキチンと入金いただいており、一方で修繕積立金・管理費、さらには不動産管理会社さんの集金代行費用などもしっかりと引き落とされています。
不動産管理会社さんの助言もあり、家賃入金と関連経費の出金だけに限定した銀行口座を開設したので、全体のお金の出入りについては、その通帳をコピーすれば確定申告(青色申告)の証憑書類として十分使用できそうです。
さらに、不動産管理会社さんは「送金明細」を毎月発行してくれますし(専用サイトからダウンロード)、年末には1年分をまとめた「年間送金明細」も郵送してくれます。
この「年間送金明細」には、物件の売渡日、所有者名(=私のこと)、物件名、契約者名(=入居者さんのこと)、契約期間、毎月の賃料、管理費、敷金(ただし管理会社の預かり)などの情報が載っています。
さらに、毎月の入金履歴(家賃の振込、更新料収入)と出金履歴(管理会社の集金代行費、更新手数料(更新料の半額))、そしてそれらを差し引きした金額(実質的な手取り家賃)も一覧化されているので、これもこのまま家賃収入と関連経費の実態を示す証憑書類として使えるようです。
実は、お世話になっている不動産管理会社さんは、オーナーサポートの体制が大変手厚く、「不動産所得の計算方法、申告書の記入法」などをまとめたオリジナルの「確定申告書の手引き冊子」も毎年発行くれますし、初めてマンションオーナーとなった顧客を集めた「申告書作成の説明会」も実施してくれています。
購入初年度の確定申告(この時は個人事業主として開業する前だったので白色申告)の際、
「減価償却って何? 耐用年数ってどういうこと?」
などとチンプンカンプンだった私は、この手引き書や説明会には随分と助けられたものです。
(今年も念のため手引書は送付していただきましたが、青色申告に備えクラウド会計ソフト(Freee)上で取引を記帳してきたため、参考程度に見るレベルで落ち着いていますが)
いずれにせよ、高額なワンルームマンションを買って安定した家賃収入を得るためには、「立地や物件スペック」もさることながら、入居者募集や集金代行をして下さる「不動産管理会社のサポート体制」が大事だと痛感している次第です。
ということで、青色申告時に準備すべき数々のデータや書類のうち、最も簡単に用意できるものから取り組み始めてみました。
ただ、申告の準備作業が後半になるにつれて「面倒そうなので後回ししたもの」ばかりと向き合うことになるわけですから、まだまだ不安は尽きません。
なんせ、今のところ「何が漏れているのか」の把握すら完璧ではありませんし。w
「やれば節税になる経費を計上し忘れて損をする」だけならまだしも、「必要な申告事項が抜け落ちてしまい、後日税務署さんに『ボーッと申告してんじゃねーよ!』と叱られる」のはカッコ悪いので、慎重にやっていきたいと思います。
何事も初回が大事ですから。
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