クレジットカードの整理問題 その8:ジャックスReader’s Card

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「サラリーマン時代に作ったクレジットカードの見直し」シリーズの8回目です。

このシリーズのラストとして、今回は『ジャックスReader’s Card(リーダーズカード)』を取り上げます。

 

 

1:なぜこのカードを作ろうと思ったのか?(きっかけなど)

実はこのカード、私自らの意思で作ったものではありません。

この「Reader’s Card」の前に『ジャックスExtreme Card(エクストリームカード)』というカードを所有していたのですが、昨年ジャックスさんから、

「Extreme Cardはサービス終了するんで、Reader’s Cardっていうカードに切り替えてもらいますから」

という通達をいただき、放っておいているうちに自動的に「Reader’s Card」メンバーになったというわけです。

 

では、もともと何故「Extreme Card」を作ったのかといえば、これはもう、「カード利用時のポイント還元率が良かったから」という点に尽きます。

カード利用で貯まったポイントを『Gポイントに交換し、さらに「Gポイント」上でTポイントnanacoポイントに交換することによって、最終的に「1.5%」という比較的高いレートでポイント還元が可能だったのです。

 

 

2:その当時のメインカードでは代替できなかったのか?

当時(そして現在も)のメインカードである「デルタスカイマイル・ゴールド アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード」は、とてもいいカードだとは思います。

ただし、これほどの高級カードが、早期リタイア後にも引き続き必要なのかは疑問ですし、また、航空マイレージを貯めて海外旅行に行くような余暇活動のスタイルも、今後の加齢とともに変化することだってあるでしょう。

そんなことを考えつつ、メインカードをいつ解約する(解約せざるを得ない)ことになってもいいように、年会費が安くて、なるべくポイント還元率の良いカードを持っておこうという趣旨で作ったのが、「Reader’s Card」に切り替えられる前の「Extreme Card」だったのです。

その意味では「メインカード代替する」どころか、「メインカード自体代替」を目論んでいたということになります。

 

 

3:利用頻度はどのくらいか?

当初の「Extreme Card(年会費3,000円)」の時も、「Reader’s Card(年会費2,500円)」になってからも同様ですが、「年間の買物利用金額が30万円(1か月あたり2万5,000円相当)以上になれば、次年度の年会費が無料となるため、コンスタントに一定額が引き落とされる各種公共料金生命保険料などを、軒並みこのカードで支払うように設定していました。

そのおかげで、リアル店舗での買い物はほぼゼロながら、結果的に年間30万円以上の利用額は確保できていたと思います。

 

 

4:作ってよかった点は?

「公共料金の支払いで、1.5%がポイント還元される」、すなわち間接的ながらも、公共料金が割安になっていたというのが、最大のメリットだったと思います。

もちろん、「Extreme Cardの時には」ということですが…。

 

 

5:今後も保有を継続するか?(悩ましい点など)

「Extreme Cardのサービス終了。そしてReader’s Cardへの強制移動」によって、ポイント還元率は「1.5% → 1.25%」へと悪化しました。

それでもまだ、比較的高還元率の部類に入るカードではありますが、1.5%時代を知っている身からすると、

「何だかなぁ。。

こうなってみると、最初から1.5%を撒き餌にして、『ポイント還元率至上主義者』をガバッとかき集めたところで、突如、低い還元率のカードへ強制収容するという、そんな作戦だったんじゃねーの?」

みたいな醒めた気分に支配されてしまっているのが実態です。

ちなみに、JACCSモールを経由してネットショッピングすると、1.75%のポイント還元となるそうですが、私は正直言って、「amazonや楽天市場を利用する時に、いちいちJACCSモール(のような経由サイト)に立ち寄る」ことを習慣づけるつもりはないので、あまり魅力のある「1.75%」には見えません。

 

加えて、以前お伝えした通り、「個人事業主になったので、事業上の支払い専用の『オリコEX Gold for Bizカード』を作り、家事按分すべき経費(大半が光熱費です)のほとんどがこれで決済されるようにしている」ため、「Reader’s Card」の出番が激減してしまいました。

このままでは「買い物利用額が年間30万円以上」という「年会費無料の条件」をクリアすることすら危なくなってきています。

 

2,500円の年会費と聞くと、「たったそれだけ?」という気持ちになる人もいるとは思いますが、私の場合、カード保有の満足度が低いため、たとえ500円であったとしても、もったいないような心境になってしまっております。

だったら、同じく「ポイント還元率が1.25%で、その上、年会費が完全無料『ジャックスREX CARD』のほうがベター」だと思います。(こちらでもJACCSモールを経由すれば1.75%は確保されますし)

 

 

6:まとめると?(このカードのオススメポイント)

本来継続保有しておきたかった「Extreme Card」は、もう存在していませんので、(当時の)オススメポイントを列挙しても意味がありません。

そこで、ここでは私なりに学んだ「カードを作るときの注意点」を箇条書きにしてみます。

「カードの会員特典、ポイント還元率などは、クレジットカード会社の意向次第で、いかようにでも変更される」

高ポイント還元を謳って会員を募る(募った)クレジットカードは、潜在的かつ恒常的に『条件の改悪リスク』を秘めている。

「その時々でポイント還元率のいいカードを常に探し続けて、いくつものカードを渡り歩くのも、リタイア後には自ずと限度がある」

「ポイント還元率以外だけでなく、他の面でも魅力のあるカードを探しておく」

「自分のライフスタイル・ライフステージが大きく変化した時は、クレジットカードの見直し時期でもある」

「カード利用者としては、心のどこかに『所詮、利用させていただく立場ですから』という悟り・諦念を秘めておくことも必要」

「リタイア後の新規カード発行は審査のハードルも上がるので、退職後の解約は慎重に

「とはいえ、じっくり考えた上で解約を決断したなら、手続きはとっととする」

 

ということで、8回にわたって「サラリーマン時代に作ったクレジットカードの見直し」シリーズにお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

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