先日、1年ぶりにインフルエンザの予防接種を受けて来ました。
サラリーマン時代に加入していた「組合健保」ではなく、「国民健康保険」での初の予防接種です。
加入先が違っているからと言って、ワクチンの効き目に差が生まれることもないでしょうけれど、値段は若干変わってきますので、ちょっと整理してみます。
サラリーマン時代の料金
当時は2つの接種場所からチョイスできました。
ひとつは、今ぐらいの時期の特定日に、勤務先の会議室に産業医さんが出張していらっしゃって、事前申し込みをした従業員に集団接種するスタイルです。
この場合、その場で3,500円を立て替え払いしておくと、後日組合健保から1,500円の補助金が支給されたため、差し引き2,000円の自己負担で打つことができました。
もうひとつは、組合健保の診療センターに出向くスタイルです。
平日の特定曜日に半日休みを取ってわざわざ出かける必要がありましたが、こちらだと、なんと無料で接種してもらえました。
ただ、接種をしてもらえる指定曜日に半休を取る暇などほとんどなく、私はもっぱら「自己負担2,000円の出張接種」ばかり利用しておりました。
ちなみに、サラリーマン最終年度に私が支払っていた健康保険料は、賞与分も含め年間で59万円にものぼっておりました。
これは、当時の標準報酬月額表の最高等級だったと記憶しています。
「これだけ払っても、数千円の予防注射すらタダにはしてもらえないワケね〜」と思ったりもしましたが、まぁ、「だったら休みもらって診療センターに来い」ということだったのでしょう。
早期退職1年目の料金
昨年は、前職の組合健保に任意継続加入していました。
「勤務先で打ってもらう」ことは、もうできませんでしたので、必然的に診療センターに行くことになるのですが、おかげで無料で接種してもらうことができました。
ちなみに、昨年の健康保険料は、一昨年のサラリーマン時代の所得が影響し、年間で約47万円を支払いました。
「無職なのに47万円」ですから、かなりのインパクトです。
これから早期退職を考えていらっしゃる方は、このあたりの費用負担もぜひ念頭においておかれたほうがよろしいかと思います。
早期退職2年目の料金
で、国民健康保険加入者となった今年。
私が行った内科クリニックさんでの接種料金は3,240円(税込)でした。
今回からは、完全な自腹です。
以下のサイトによると、今年のインフルエンザ予防接種料金は「全国平均で3,529円、東京都の平均で3,662円」だそうですから、比較的良心的なクリニックさんだったようです。
余談ながら、私が住んでいる自治体では、65歳以上の高齢者は2,500円で接種できる公的助成があるようですが、もっと安くしてあげてもいいのに、と思ったりもします。
ちなみに、今年度の国保の保険料は、年額で14万円弱でした。
所得に応じて、激減です。w
まとめ
予防接種のおかげで、もう何年もインフルエンザに罹っていませんし、重い風邪を引くこともなく過ごしてきましたが、なにぶん50歳過ぎのオッサンですから、これまで以上に健康には留意したいと思います。
ましてや、フリーランスの個人事業主には「有給休暇」もありませんから、間違っても「これまで支払った高額な保険料を取り返すために、たくさん通院するぞ」などという発想にならないよう、自分を戒めたいものです。(←そんなヤツはいねーよ)
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