「この夏の帰省中、親に言われて気になった言葉」の3回目です。
こちらです。↓
「仕事を辞めたの、もったいなくねーか?」by 父親
以前、妹伝いに(妹は母伝いに)「父親は、“息子の早期リタイアで親のメンツを潰された”と思っているらしい」ことを記事にしたことがあります。
「せっかく大学まで出してやったのに早期退職とかしちゃって、弟(私の叔父)からもあれこれ言われたじゃねーか。ったく」というのが発端だったようですが、ついに(リタイア3年目の)この夏、私本人にも火の粉が飛んできたというわけです。
ちなみに母親は私が帰省するたびに「自営の仕事は順調なの?」と尋ねてきますが、これは「この息子はちゃんと生活できているのかしら?」という母心が根底となっているので、言われるこちらとしても“ありがたいやら申し訳ないやら”な気持ちになったりします。
しかし、自分(父親)のメンツをベースにして「仕事辞めたの、もったいなくねーか?(3年目だし、そろそろもったいなくなってきただろう?)」みたいなことを言われても、やはり素直に耳を傾ける気にはなれません。
言うまでもなく、父親こそが、私の早期リタイアを誰よりも「もったいない」と思っているからこその発言なわけですから、私が「全然もったいなくないよ」と答えても「あぁそうか」と納得されることはなく、「俺はもったいねーと思うな」などと続いていくのです。
そんな父親に対しても、多少は「心配をかけて申し訳ない」という気持ちはありますが、「俺がもったいないと思うかどうか」みたいな“父親基準の損得モノサシ”を持ち出されると、正直「なんだかなぁ」な気分にならざるを得ません。
まぁ、強固でブレない価値観を持って生きること自体は素敵だとは思いますが、そのぶん、周り(特に同居している家族)はさぞや疲れることでしょう。
心中をお察ししながら、次回に続きます。
コメント