7月末からの円高に伴い株価が若干下がり、8月に入ったらさらに大きく値下がりしている模様ですが、ひとまずは昨日(7月31日)時点の資産状況をまとめておきます。
1 資産額の変動推移
まず、保有する資産総額の増減・変動実績です。
2018年1月度における「不動産」「金融資産」「両者を合算した総額」それぞれの絶対額を100%として、月ごとにの増減推移を並べてます。
(2018〜2022年分は1月度データのみ表示)
資産の絶対額のボリュームは、ほぼ5月並みに戻った格好です。
こうして振り返ると、6月が好調すぎただけかもしれません。果たして8月以降はどうなるでしょうか。
2 資産別シェアの推移
2024年1月から…、
- L(ローリスク):「国内 現金」「国内 債券」の2区分
- M(ミドルリスク):「不動産(ワンルームマンション)」「外国 現金•債券(主に米ドルと米国債)」の2区分
- H(ハイリスク):「全世界株式(オルカン)」「金(ETF•投信)」「その他の内外株(ETF•投信etc.)」の3区分
以上、トータル7区分で資産のシェアを算出する形に改めており、その最新結果が下記のグラフです。
(過去分も遡及して表示。ただし2018〜2022年は1月度データのみ)
シェア自体は大きく変わっていないようです。
3 資産別シェアの対目標比較
内側の円グラフは、自分が決めた「リスク度別の資産シェアの目標値」です。
で、外側のドーナツグラフが「前述7区分別の最新シェア」となっています。
6月の不動産シェアは50%(ちょうど半分)だったのですが、株価が下がるとどうしても不動産のシェアが膨らむ傾向にあります。(7月は51%)
不動産の推定価格自体に大きな変動はないのですが、まぁしょうがありません。
4 資産の推移実績と、今後の予測
続いて、「100歳が終わるまで、かつ月単位で資産の増減を確認できる実績&予測グラフ」の更新結果です。
このグラフの作成過程は、以下の過去記事をご参照ください。
で、7月分までを「予測値」から「実績値」に更新し、さらにそれに合わせて“100歳までの将来予測値”も更新させた最新結果のグラフがこちら。↓
で、今回も、
「金融資産(赤のグラフ)がいつ最少値を迎えるか。それはいくらぐらいか」
「金融資産(赤のグラフ)が、これまでの予測プラン(オレンジや緑のグラフ)をどのタイミングで追い抜けるのか」
「最終的(100歳終了時を想定)に、どのくらいの金融資産(赤)、ならびに不動産を含む総資産(青)が残るか」
という点(グラフ内の吹き出しのポイント)を、次の項で解説します。
5 「今後の予測」各ポイントの変動
各予測ポイントのラップ値をピックアップしておきます。
(なお、資産規模はダイレクトな金額ではなく、過去(2018年1月度)の保有総資産の最大値(ピーク時)を100%として比率化してあります)
上記の一覧表について、文章でも整理しておきます。
- 「金融資産が最も少なくなるタイミングは、前月予測と変わらず」(2020年3月)←横ばい(達成済み)
- 「FPさんの助言で作ったプラン(家賃収入を得ながら資産分散。オレンジのグラフ)を上回れるタイミングは、前月予測と変わらず」(2020年4月)←横ばい(達成済み)
- 「不動産を持たず『蓄え(退職金や年金含む)をひたすら取り崩すだけのプラン(グリーンのグラフ)』を追い抜ける時期は、前月予測から10ヶ月後ろ倒し」(2042年2月)←悪化
- 「100歳終了時の(残存)保有資産規模予想」は、金融資産に限定すると前月予測より1.7ポイント減」(60.8%)←悪化
- 「また、不動産価値(現段階での最新見積り予想額)まで加えた資産総額規模(100歳終了時)は、前月予測より1.6ポイント減」(102.8%)←悪化
ということで、ドル建ての投資信託分が円高で安くなったこともあり、ここまでの上昇基調は落ち着いたようです。
この先の為替レートや株価には要注目です。
また、実際に支出した生活費(出費)ですが、当初計画予算を8%ほど上回りました。
今のところ、このくらいの予算超過であれば、まぁ許容範囲かなという感じですが、引き続きムダ使いには気をつけます。
次のアメリカ大統領がどっちになるのかはいまだ不透明ですし、ウクライナだけでなく中東もますます緊張してきましたし、オリンピック以上に国際動向から目が離せませんが、新NISAによる積み立ては今のところ予定通り続けていく所存です。
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